オーケストラの音を曲に足したいけれど、オケ音源はまだ1本も持っていない。
そんなときにIK MultimediaのSinphonicaのニュースを見て、「これを1本目にしていいのかな」と迷っている人もいると思います。
私がオーケストラ音源を何も持っていなかった頃に買ったのは、同じIK MultimediaのMiroslav Philharmonik 2でした。
当時はそれしか知らなかったので、ほかと比べて選んだわけではありません。
もし今、オケ音源を何も持っていなかったら、私は新しいSinphonicaのほうを選びたかったです。
ただ、今の私は買っていません。
Sinphonicaはまだ触っていないので、どんな音源かは公式の情報で整理しました。
そのうえで、今の私が見送っている理由と、持っていない人が買う前に確かめたいことを書きます。
先に価格だけ確認したい人は、ここから見られます。
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Sinphonica Maestosa Stringsは、60人の弦楽オーケストラを録った音源
Sinphonicaは、IK Multimediaが新しく始めたイタリアのオーケストラ音源のシリーズです。
その最初の製品が、弦楽器のMaestosa Stringsです。
公式の発表では、発売日は2026年10月8日です(IK Multimedia公式ニュース)。

録音はミラノのOfficine Meccaniche Studiosで、第1バイオリン16人・第2バイオリン14人・ビオラ12人・チェロ10人・コントラバス8人の、60人編成です。
公式の説明から、特徴を拾うと次のとおりです。
- なめらかにつなぐTrue Legatoが5種類
- 奏法(アーティキュレーション)が40種類以上
- 奏法から奏法へ、なめらかに移り変わるアーティキュレーション・モーフィング
- マイクの位置が8つ
- 舞台のどこに座っているかを選べるPALCO
奏法は一覧から選んで、下の枠にドラッグして読み込む形のようです。

私が持っているMiroslav Philharmonik 2も、Sustain・Staccato・Pizzicato・Tremolo・Legatoなどを鍵盤(キースイッチ)で切り替えます。

公式の説明どおりなら、Sinphonicaは奏法の数が多く、奏法と奏法のつなぎ目まで作り込んでいるところが違います。
Miroslav 2は、伴奏として後ろで鳴らす分には今も困っていませんが、ソロで前に出すとリアルさが足りないと感じていました(詳しくはレビューに書いています)。
Miroslav Philharmonik 2レビュー|オーケストラ音源ゼロだった頃に買った1本が、今もEastWestの隙間を埋めている話
STAGEの画面では、PALCOで座る位置を選び、マイクの混ぜ方を変えられます。

音は、IK Multimedia公式の動画で聴けます。
レガートや奏法の切り替えを実際に弾いている動画なので、買う前に一度聴いてみてください。
私が今は見送っている理由
いちばんの理由は、もうオーケストラ音源を持っているからです。
Miroslav 2のあとに、EastWestのHollywood Strings 2も持つようになりました。

弦はこの2つでまかなえているので、今の私には必要ないと思っています(Hollywood Strings 2の使い方はHollywood Strings 2のレビューにまとめました)。
もうひとつは、正直に言うと値段です。
Sinphonicaのことは知っていましたが、高くて手が出ません。
公式の発表では、全セットの通常価格が€499.99(税込86,990円)で、発売前は予約特価の€399.99(税込69,590円)が出ていました。
それでも、80%オフくらいまで下がったら、買っていいと思っています。
IKはいつもそのぐらい下がるので。
古いプラグイン限定ですが。
ピアノ音源でも、持っているのに次が欲しくなって我慢している話を劇伴用のピアノの記事に書きました。
オケ音源を持っていない人が考えておきたいこと
オーケストラ音源を1本も持っていないなら、私は最初の1本の候補に入れていいと思います。
オケ音源を持っていなかったら、私もこちらを買いたかったからです。
ただし、買う前に確かめておきたいことがあります。
1つ目は容量です。
公式のスペックでは、全セットで133.1GB、メモリ(RAM)は16GBが必要とされています(IK公式のスペック)。
Macなら、Apple M1かIntel Core i5以上、macOS 10.15以降で、Logic ProではAudio Unitsとして使えます。
2つ目は、パートごとのバラ売りがあることです。
公式の通常価格は、第1バイオリンとチェロが€199.99、第2バイオリン・ビオラ・コントラバスが€149.99です。
ボカロ曲で弦を少し足したいだけなら、まず1パートから試すこともできます。
ただ、5パートを別々に買うと通常価格の合計は€849.95になり、全セットの€499.99より高くなります。
全部そろえるつもりなら、最初から全セットのほうが割安です。
3つ目は、まだ発売前の新製品だということです。
使った人の感想がそろうのはこれからなので、まずは公式の動画で音を聴いてから考えるのが安心です。
Miroslav Philharmonik 2を持っている人は、IK公式の優待を先に見る
Miroslav 2を持っている人には、IK公式で€100引きの優待があります。
公式の説明では、対象はMiroslav Philharmonik 2の製品版を持っている人で、キャンペーンなどで無料配布された版は除かれます(IK Multimedia公式ニュース)。
この優待は、IK公式ストアで買うときにCOUPONのチェックボックスとして表示されるものです。
Miroslav 2の製品版を持っているなら、Plugin Boutiqueより先にIK公式を確認してください。
IK Multimedia Sinphonica(公式サイト・Miroslav 2の優待) →
まとめ:1本目なら候補に、持っているなら大きく下がるまで待つ
- Sinphonica Maestosa Stringsは、60人の弦楽オーケストラを録ったIK Multimediaの新しい音源
- オケ音源を何も持っていなかったら、私はMiroslav 2ではなく、こちらを選びたかった
- Miroslav 2とHollywood Strings 2がある今の私には不要で、80%オフくらいなら買う
- 買う前に、容量(全セット133.1GB)とメモリ16GBを確認する
- Miroslav 2の製品版を持っている人は、IK公式の優待のほうが安い
紹介した音源の価格は、ここから確認できます(セール中はオレンジで表示されます)。
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🔥 セール中 ¥29992(通常 ¥52110)〜11/1まで:EastWest Hollywood Strings 2 を見る →
Miroslav Philharmonik 2は、Plugin Boutiqueでは単体ではなく、IKのバンドルTotal Studio 5に入っています。
Total Studio 5 を Plugin Boutique で見る →







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