ボカロ曲のキーは、正直なところ何でもいいと思っています。
キーで曲が大きく変わることはないので、初心者のうちはあまり気にしなくて大丈夫です。
とはいえ、まっさらな状態で「キーは?」と聞かれると、手が止まるのも分かります。
この記事では、私がふだんキーをどう決めているか、よく使うキー、そして最初のころにやっていて結局やめたやり方をまとめます。
私はキーを「曲のテーマ」で決めている
キーを決めるとき、基本的には曲のテーマに合わせることが多いです。
暗い曲を作りたいなら、暗く聞こえるキーを選ぶ、という決め方です。

キーには、それぞれ「なんとなくのイメージ」があると思っています。
たとえば私の中では、Cマイナーは暗い曲のキーです。
これは理論で決まっているわけではなく、あくまで私の感覚です。
それでも私は、曲を作り始める前にこのイメージに沿ってキーを決めています。
キーごとの性格については、音楽理論の動画でも詳しく解説されています。
短調(マイナーキー)ごとの雰囲気と、使われている曲の例がまとまっていて、イメージをつかむのに役立ちます。
よく使うのはCマイナー。迷ったら白鍵だけのキーでいい
私がいちばんよく使うのはCマイナーです。
暗い曲が好きなので、自然とCマイナーの曲が多くなりました。

Cマイナーは、ミ・ラ・シに♭が付くので、黒鍵を3つ使います。
ほかには、AマイナーとCメジャーもよく使います。
理由はシンプルで、簡単だからです。

AマイナーとCメジャーは、どちらも白鍵だけで作れるキーです。
使う音は同じ7つで、ラから始まるとAマイナー、ドから始まるとCメジャーになります。
黒鍵を気にせず打ち込めるので、初めての曲でも扱いやすいキーです。
コードの選び方は、コード進行がわからない初心者向けの記事でも書いています。
歌声に合わせてキーを上げるやり方は、合わなくてやめた
最初のころは、歌声に合わせてキーを変えることをよくやっていました。
曲をひととおり作ったあとで、キーをどんどん上げていき、ボカロの声が一番高くて良く聞こえるところを探すやり方です。

ただ、このやり方は私には合いませんでした。
あとからキーを変えると、そのたびに全部を直すことになり、その手間が大変だったからです。
いまは先に曲のテーマでキーを決めてから作るので、途中でキーを変えることはあまりありません。
それでも、ボカロの声が良くなるように、曲の途中で高くしたことはあります。

高くするときは、Logic のピアノロールで MIDI の音を半音ずつ上げています。
曲の途中でキーを上げる「転調」のやり方は、別の記事にまとめました。
初心者はキーを気にしすぎなくていい
ここまで書いてきましたが、繰り返すと、キーは何でもいいと思っています。
キーを変えたからといって、曲の良し悪しが大きく変わることはありません。
どうしても決められないときは、好きな曲のキーに合わせてみるのもひとつの方法です。
自分が「こういう曲を作りたい」と思う曲と同じキーにすれば、少なくとも迷う時間はなくなります。
キーを決めたら、あとはメロディとサビを形にしていく段階です。
メロディの作り方はボカロ曲のメロディの作り方の記事、サビを高くして目立たせる考え方はサビの作り方の記事に書いています。
まとめ:キーは雰囲気で決めて、あとは作りながら慣れればいい
- キーは曲のテーマで決める。私の中ではCマイナーが暗い曲のキー
- よく使うのはCマイナー。簡単なAマイナーとCメジャーも多い(どちらも白鍵だけ)
- 歌声に合わせてあとからキーを上げるやり方は、直すのが大変でやめた
- 声を良くするために途中で高くすることはある
- 初心者はキーを気にしすぎなくていい。迷ったら好きな曲のキーに合わせる
キーは何でもいいので、まずは白鍵だけのキーでも、気軽に1曲作ってみてください。





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