Miroslav Philharmonik 2レビュー|オーケストラ音源ゼロだった頃に買った1本が、今もEastWestの隙間を埋めている話

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

ポップスやバラードに、少しだけオーケストラを足したい。

そう思った時、当時の私はオーケストラ音源を何も持っていませんでした。

 

そこで単体で導入したのが、IK MultimediaのMiroslav Philharmonik 2(フル版・スタンダード)です。

ストリングス・ブラス・ウッドウィンズ・打楽器まで、オーケストラに必要な楽器がひととおり入っている総合音源です。

 

この記事では、導入した理由、実際どのくらい使っているか、そして正直な不満点まで書きます。

 

オーケストラ音源が無い時に、まずこれを買った

Miroslav Philharmonik 2のメイン画面。ライブラリにMiroslav Philharmonik 2・Philharmonik 2 CE・Orchestral Percussionが並ぶ

 

導入したのは、まだ専用のオーケストラ音源を1つも持っていなかった、かなり初期の頃です。

ポップスやバラードの曲でオケを少し使いたい場面があり、その用途のために単体で購入しました。

 

最近の出番は多くないが、一通り揃っているので助かる

Miroslav Philharmonik 2のカテゴリ一覧。Strings・Brass・WoodwindsそれぞれにEnsembleとSoloがある

 

正直に言うと、最近の出番はそれほど多くありません

それでも、ストリングス・ブラス・ウッドウィンズがEnsembleとSoloの両方で揃っていて、ピアノや打楽器(Orchestral Percussion)まで一通り入っているので、まれに使う場面があります。

 

Miroslav Philharmonik 2のキースイッチ画面。Sustain・Staccato・Pizzicato・Tremolo・Legatoなどを鍵盤で切り替える

 

Sustain、Staccato、Pizzicato、Tremolo、Legatoなど、奏法はキースイッチで切り替える方式です。

鍵盤の下の方を叩くと奏法が変わる仕組みで、直感的に扱えます。

 

今はEastWestを持っているが、木管・金管はまだダウンロードできていない

Miroslav Philharmonik 2のミキサー画面。14 Violins Multiのパートが並ぶ

 

正直な話をすると、今はもっと大型のオーケストラ音源であるEastWestも導入しています。

ただ、EastWestは容量がとても大きく、木管・金管のライブラリはまだダウンロードできていません

ストリングスは室内弦楽器のものは落としてあります。

 

木管や金管が必要な場面では、今も現役でMiroslav Philharmonik 2を代役として使っています。

大型音源を買った後も、全部を使い切れているわけではない、という正直な運用実態です。

 

Miroslav Philharmonik 2の14 Violins Multiの編集画面

 

上は14 Violins Multiの編集画面です。

パラメータを細かく詰めなくても、Ensemble系の音色を選ぶだけである程度サマになる音が出るので、伴奏として使う分には十分です。

 

正直な不満:ソロで使うとリアルさが足りない

良いところばかりではありません。

 

ソロの楽器を前面に出すと、リアルさの物足りなさを感じます

2015年頃の音源なので、最近の大型音源と比べると当然の差ではあります。

バックでの伴奏として使う分には気になりませんが、木管や弦のソロを主役にしたい曲では、他の音源を検討したほうがいいと思います。

 

まとめ:オーケストラ音源の最初の1本、または大型音源の”つなぎ”に

Miroslav Philharmonik 2は、私にとって次のような位置づけです。

  • オーケストラ音源を何も持っていない時に、最初の1本として導入した
  • 最近の出番は多くないが、ストリングス・ブラス・ウッドウィンズ・打楽器が一通り揃っているので助かる場面がある
  • EastWestを導入した後も、まだダウンロードしていない木管・金管の代役として現役
  • ソロで前面に出す用途には物足りなさがある。伴奏用途なら問題ない

 

なお、購入した当時は単体版が販売されていましたが、現在Plugin BoutiqueではMiroslav Philharmonik 2の単体販売は終了しており、IK Multimediaの「Total Studio」シリーズにまとめられる形になっています。

収録内容は版によって異なるため、興味のある方は購入前に商品ページで最新の収録内容を確認してください。

 

Total Studio 5をPlugin Boutiqueで見る →

 

IK Multimedia公式の日本語チュートリアル動画でも、サウンドのカテゴリーと中身を確認できます。

 

大型オーケストラ音源との使い分けについては、こちらの記事もあわせてどうぞ。

EastWest Hollywood のオーケストラ音源はどれを買う?ボカロPの選び方とセールの狙い方

 

セールを待つか迷う場合は、プラグインの年間セールカレンダーも参考にしてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。