XLN Audioは何から買う?XO・Addictive Drums 2・RC-20・Addictive Keysの選び方

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

今回は、「XLN Audio、セールでよく見るけど結局何から買えばいいの?」という方向けの記事です。

 

XLN Audioは1つのメーカーで、ドラム音源からエフェクトまで複数の製品を出しています。

私はXO・Addictive Drums 2・RC-20 Retro Color・Addictive Keysの4つを実際に買って、今も使い分けています。

 

先に結論を言うと、どれが優れているかではなく「今何に困っているか」で選ぶものです。

この記事では、その実体験をもとに選び方を整理します。

 

比較表:4製品、結局何が違うのか

比較項目XOAddictive Drums 2RC-20 Retro ColorAddictive Keys
何をする音源か打ち込みドラムを組む生ドラムのリアルさを出す質感・lo-fiを足すピアノ・エレピを足す
こんな時に候補になる純正ドラム音源の音の差し替えが面倒打ち込みのニュアンスに限界を感じた音に個性・汚れを足したい鍵盤音源を1つも持っていない
価格帯の目安単体で手頃音源セット制でやや高め単体で手頃バンドルでまとめ買いがお得
向いている人最初のドラム音源が欲しい人生ドラムのリアルさ・打ち分けが欲しい人lo-fi・質感を手軽に足したい人ポップスでピアノ伴奏を入れたい人

価格はセール状況によって変わるので、目安として見てください。

 

打ち込みドラムの土台を作るならXO

私が最初に買ったXLN製品はXOでした。

当時はLogic純正のDrummerでリズムは作れても、音そのものを差し替える作業が面倒で、「自分でドラムの音を組める音源」が一本欲しかったのが理由です。

XLN Audio XOの基本画面(SPACE)。読み込んだドラムサンプルが似た音どうしで地図状に配置され、下にキット8スロットが並ぶ

 

プリセットに頼らず、キックから一音ずつ音を探して組めるのが特徴です。

打ち込み中心のアナログ系ドラムは、これで組みやすくなりました。

 

XOだけの詳しい使い方は、こちらにまとめています。

XO(XLN Audio)レビュー|最初のドラム音源に選んで、いまもレイヤーで使っているボカロPの話

 

打ち込みに物足りなさを感じたらAddictive Drums 2

XOは良い音源でしたが、使っていくうちにリアル感が出ないこと、細かいニュアンスがどうしても作れないことに壁を感じるようになりました。

そこで買ったのがAddictive Drums 2です。

Addictive Drums 2のEXPLORE画面。プリセットキットのプレビューと、右側にRoom・Overhead・Hihat・Snare・Kickのクイックミックスノブが並ぶ

 

ハイハットやスネアの細かい打ち分け、OH・Roomのミックスによる空気感は、XOには無かった部分です。

いまはアナログな曲のメインドラムとして使い、EDM寄りの曲ではXOとレイヤーしています。

 

XLN Audio公式のトレーラーです。

 

Addictive Drums 2の詳しいレビューはこちらです。

Addictive Drums 2 レビュー|XOのリアル感に物足りなくなって買った、生ドラム系のメイン音源にしているボカロPの話

 

ドラム音源をジャンル横断で比較したい場合は、ドラム音源の選び方も参考にしてください。

 

質感・lo-fiを手軽に足すならRC-20 Retro Color

RC-20 Retro Colorは、XOと同時期に買いました。

ドラムやピアノなどの音源とは違い、すでにある音に質感や汚れを足すエフェクトです。

RC-20 Retro Colorのメイン画面。NOISE・WOBBLE・DISTORT・DIGITAL・SPACE・MAGNETICの6モジュールとVinyl 1プリセット

 

WOBBLEで揺らしたり、DISTORT・DIGITALでボカロっぽい質感を足したりする使い方をしています。

ただ、以前はマスタートラックに挿して曲全体にlo-fi感を足していたものの、ノイズが強すぎて不自然に感じてやめました。

いまは出番を選んで使っています。

やはりlo-fi系のノスタルジックな作品に使えると思います。

 

RC-20 Retro Colorのレビューでは、プリセット名が分かりにくい話や、無料のiZotope Vinylとの使い分けも書いています。

 

ポップスでピアノ伴奏が欲しいならAddictive Keys

Addictive Keysは、XLNの中で唯一の鍵盤音源です。

それまで鍵盤はLogic純正で済ませていましたが、もう少しちゃんとしたピアノが欲しくなって買いました。

Addictive Keys Studio GrandのEXPLORE画面。Arena Ballad などのプリセット一覧とExploreMap

 

Studio Grandはポップスのメインピアノ、Mark Oneはlo-fi・オシャレ系、Modern Uprightはサブ、と使い分けています。

正直、Studio Grandの音はソロで弾くとやや線が細いと感じますが、ボカロ曲の伴奏くらいの距離感ではちょうどよく馴染みます

 

公式のオーバービュー動画です。

 

逆に、クラシックや久石譲系のようにピアノをソロで聴かせたい曲には、正直あまり向いていません。

そのあたりの詳しい話はAddictive Keysのレビューに書いています。

 

結局どれから買う?判断フレーム

4製品を今から選ぶなら、こう考えるのがおすすめです。

  • 純正ドラム音源の音の差し替えが面倒 → まずXO
  • 打ち込みのドラムにリアル感・ニュアンスが足りないと感じている → Addictive Drums 2
  • 音に個性・汚れ・lo-fi感を手軽に足したい → RC-20 Retro Color
  • 鍵盤音源を1つも持っていなくて、ポップスでピアノ伴奏を入れたい → Addictive Keys

 

最初から4つ全部そろえる必要はありません。

私も1つずつ、そのとき困っていたことに合わせて買い足してきました。

 

XLN Audioはセールが多いメーカー

どの製品も、急がずセールを待つのがおすすめです。

私が買ったときも、XOは定価でしたが、Addictive Drums 2はセール中(40%オフくらい)でした。

XLN Audioはセールの頻度が高いメーカーです。

セールの時期の目安はプラグインの年間セールカレンダーにまとめています。

 

まとめ:困っていることに合わせて1つずつ

XLN Audioの4製品は、優劣で選ぶものではなく、今の自分が何に困っているかで選ぶものだと思います。

  • 打ち込みドラムの土台が欲しい → XO
  • 打ち込みのリアル感・ニュアンスに限界を感じた → Addictive Drums 2
  • 質感・lo-fiを手軽に足したい → RC-20 Retro Color
  • ポップスでピアノ伴奏が欲しい → Addictive Keys

 

気になる製品の価格を確認する

打ち込みドラムの土台なら XO
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生ドラムのリアルさが欲しいなら Addictive Drums 2
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質感・lo-fiを手軽に足すなら RC-20 Retro Color
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ポップスでピアノ伴奏が欲しいなら Addictive Keys(Trio Bundle)
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Plugin Boutiqueの買い方はPlugin Boutiqueの使い方にまとめています。

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。