メーカーの全部入りバンドルはどれが得?|単品で買い足してきたボカロPが、今ひとつ選ぶならUVI Sonic Bundleと答える理由

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100本入って1万円の束と、1本で1万円のプラグイン。

同じ1万円でも、払うときの感覚はだいぶ違います。

 

全部入りバンドルは、1つのメーカーのプラグインや音源をまとめて買えるセットのことです。

ブラックフライデーの時期は特に安くなるので、この「お得感」に引っ張られやすくなります。

 

私が束を選ぶときに見ているのは、持っているもの・容量・使う目当ての3つです。

そのうえで、今ひとつ買うなら UVI Sonic Bundle を選びます。

 

この記事で並べる5つの全部入りは、どれも私は持っていません。

中身は各メーカーの公式と Plugin Boutique の情報で、判断は私の考えです。

 

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束か単品かは、持っているもの・容量・使う目当てで決める

私はプラグインを、欲しいものから1本ずつ買い足してきました。

少しずつそろってきた今は、単品で買うことのほうが多いです。

 

ただ、束で買うこともあります。

EastWest と FabFilter は、束で買いました。

 

束にするかどうかは、次の3つで考えると決めやすいと思っています。

  • 持っているもの:すでに持っている製品が多いほど、束のお得は小さくなる
  • 容量:パソコンに入り切らない束は、買っても使えない
  • 使う目当て:中身を見て、具体的に使いたいものが何個かあるか

 

あとは、お得感も正直なところ大事です。

100本で1万円と1本で1万円なら、同じ値段でも気持ちはかなり変わります。

 

容量で持て余したのは、EastWest の Opus の金管と木管

束で買って持て余しているのは、EastWest の Opus です。

金管と木管のオーケストラは容量が大きく、今も使えていません。

 

EastWest のインストールセンター。新しいダウンロードに Hollywood Brass Opus Edition(191.9GB)・Hollywood Orchestral Woodwinds Opus Edition(178GB)などが並び、まだ入れられていない

 

インストールセンターには、金管が191.9GB、木管が178GBと出ています。

ライセンスは有効になっていても、パソコンに入らなければ曲には使えません。

 

一方で、Hollywood Fantasy Orchestra は容量が小さかったので、すんなり入りました。

束を見るときは、値段より先に「全部入れると何GBになるか」を確かめておくと安心です。

 

EastWest の束の考え方は、EastWest のセールの記事にもまとめています。

 

5つの全部入りを並べると、中身の向きがかなり違う

同じ「全部入り」でも、入っているものの向きはメーカーごとにかなり違います。

中身は各メーカーの公式と Plugin Boutique の情報です。

 

バンドルおもな中身私の見立て
UVI Sonic BundleFalcon と拡張・音源・エフェクトの116製品今ひとつ買うならこれ・容量は約777GB
IK Total Studio 5 MAXPianoverse・MODO BASS 2・MODO DRUM・SampleTank 4・T-RackS 6 などIK の製品をまだ持っていない人向け
Excite Audio BundleBloom・Motion・Lifeline など Excite Audio の製品気になるのは Motion: Fractal だけ
Baby Audio Complete Bundleエフェクト13個と音源4個の17製品普通の EQ・コンプは無く飛び道具寄り
Cableguys BundleTimeStop・Snapback・VolumeShaper 7 など15製品使うものが増えるときだけ

 

UVI Sonic Bundle:豊富で、使いたいものが何個かある

Sonic Bundle は、UVI の116製品をまとめた買い切りのセットです。

シンセの Falcon とその拡張、音源、エフェクトが入っています。

 

UVI Falcon の画面。音色を作り込む Edit 画面やオシレーター、プリセットの一覧が並ぶ(UVI 公式の画像)

 

5つの中で、いちばんお得で、いちばん使いそうだと感じたのがこの束です。

中身が豊富なうえに、具体的に使いたいものが何個か入っています。

 

気をつけたいのは、容量が約777GBあることです。

私のパソコンは今の空きでは入らないので、新しいパソコンを買ったら入れる価値はあると考えています。

 

 

中身と容量の詳しい話は、こちらにまとめました。

UVI Sonic Bundleは買い?|116製品の束を調べたボカロPが、機材の少ない人には勧めて、自分は買わない理由

 

IK Total Studio 5 MAX:IK をまだ持っていないなら

Total Studio 5 MAX は、IK Multimedia の音源とエフェクトをまとめたセットです。

ピアノの Pianoverse、ベースの MODO BASS 2、ドラムの MODO DRUM、ミックスとマスタリングの T-RackS 6 などが入っています。

 

IK Multimedia の Total Studio 5 MAX の製品画像。アンプやエフェクトなど収録製品の画面が背景に並ぶ(Plugin Boutique の製品画像)

 

私は MODO BASS や Pianoverse などを1本ずつ買ってきたので、今からこの束を買うと損になります。

ただ、IK の製品をまだ持っていない人なら、セールのときは買っていい束だと思っています。

 

 

収録の中身と過去の値動きは、Total Studio 5 MAX のセールの記事に書いています。

 

Excite Audio Bundle:全部より、気になる1つ

Excite Audio Bundle は、ループやフレーズから作られた楽器の Bloom や、音を変えるエフェクトの Motion などをまとめたセットです。

 

Excite Audio Bundle に入っているプラグインの画面を重ねた図(Plugin Boutique の製品画像)

 

私はこの束は見送っていて、候補にしているのはグラニュラーのエフェクト Motion: Fractal だけです。

全部入りの中に、使いたいものが1つしか見当たらなかったからです。

 

 

全部入りより単体を選んだ理由は、Excite Audio Bundle の記事にまとめています。

 

Baby Audio Complete Bundle:EQ とコンプがそろってから

Complete Bundle には、Baby Audio のエフェクト13個と音源4個が入っています。

 

Baby Audio Complete Bundle に入る17製品の画面(Baby Audio 公式)

 

中身を見ると、普通のパラメトリック EQ は入っていません。

どちらかというと飛び道具寄りの束なので、私は束ではなく、気になるものを単品で買うつもりです。

 

まず EQ やコンプをそろえてから、Baby Audio で欲しいものが3つ4つあるときに束を考えるのがよいと思います。

 

 

17製品の中身と、気になった3つはBaby Audio Complete Bundle の記事に書いています。

 

Cableguys Bundle:ShaperBox を持っているなら、増える中身しだい

Cableguys Bundle は、テープストップの TimeStop、キックに音を重ねる Snapback、音量を動かす VolumeShaper 7 など15製品のセットです。

 

Plugin Boutique の Cableguys Bundle の製品ページ(2026年9月時点で¥31,200)

 

音を動かして変えるエフェクトが中心で、ミックスの基本の EQ やコンプをそろえる束ではありません。

すでに ShaperBox を持っているなら、増える製品の中に本当に使うものがあるときだけ上げれば十分だと思います。

 

 

アップグレードの画面を見て考えたことは、ShaperBox 3 と Cableguys Bundle の記事にまとめています。

 

再生がまだ少ないボカロPこそ、最初は束が得になる

私自身は単品が多くなりましたが、再生数がまだ少なく機材もそろっていないボカロPには、まとめた束を買うほうがお得だと思っています。

 

単品で集めると、どうしても高くつきます。

それに、始めたばかりのころは、自分に何が必要なのかが分かりにくいものです。

 

束なら、手元の機材で足りない部分をまとめて補えます。

何が必要か分からないうちは、束で買っておくと安心です。

 

最初にそろえたいのは、ミックスの EQ・コンプ・リバーブと、マスタリングの道具です。

音源は自分の好きなものでよいので、最低限ドラムとベース、それに有料のシンセが1つあると、ある程度は戦えると思います。

 

欲を言えば、ピアノやギターの音源もほしいですし、歌声合成ソフトもそろえることになります。

KOMPLETE のような大きなセットも含めて、この中身がどれだけ入っているかで束を見比べると、選びやすくなります。

 

束が得な人、単品でいい人

束が得になるのは、大きく2つのタイプだと思います。

 

  • 機材をまだ持っておらず、何でも欲しい初心者の人
  • 使いたい製品がはっきり決まっていて、それが束に何個も入っている人

 

反対に、すでにそのメーカーの製品をいくつか持っている人や、パソコンの空きが少ない人は、単品で足りるかを先に考えたほうが失敗しにくいです。

ミックス用の束を比べたいときは、ミックス用プラグインのバンドル比較も参考になると思います。

 

まとめ

  • 束か単品かは、持っているもの・容量・使う目当ての3つで決める
  • 同じ値段でも、100本で1万円と1本で1万円ではお得感が違う
  • 容量の大きい束は、入れられないと持て余す(私の場合は Opus の金管と木管)
  • 今ひとつ買うなら UVI Sonic Bundle
  • 機材が少ないボカロPは、最初は束のほうが得

 

機材がまだ少なく、いろいろな音をまとめてそろえたい人に。

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IK の製品をまだ持っておらず、ピアノ・ベース・ドラムとマスタリングを一度にそろえたい人に。

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