「5万2000円だと、高いですね。」 Reason 14 の値段を見て、私が最初に口にした感想です。
Reason は、スウェーデンの Reason Studios が作っている DAW(曲を作るソフト)です。
シンセ・サンプラー・ドラムマシン・エフェクトを、本物の機材のように「ラック」に積み、線でつないで音を作れるのが特徴です。
私は今回調べるまで、Reason を知りませんでした。
触ったこともありませんし、Logic に慣れているので、今のところあまり欲しくはないと思っています。
Reason 14 を Plugin Boutique で見る →
Reason 14は、機材のラックが付いたDAW
Plugin Boutique の説明では、Reason の中心にあるのは「ラック」です。
ラックに積める機材は、シンセ・サンプラー・ドラムマシン・エフェクト、それに MIDI のフレーズを作る Players です。

ラックの外側は、ふつうの DAW と同じ作りです。
オーディオと MIDI の録音、クリップを並べる編集、ボーカルのタイミングや音程を直す Vocal Edit が入っています。
ミキサーは、SSL の大型コンソール 9000k を元にした作りです。
音・ループ・サンプルは合わせて30,000以上入っていて、ひとつのブラウザーから探せます。

ラックの機材は、上から下へ自動でつながります。
Reason Studios 公式によると、ラックを裏返すと配線を自由に組み替えられ、LFO で音を左右に振るような使い方もできます。
裏側を触らなくても、曲は作れるようになっています。
それでも公式は、裏側もぜひ試してほしい、と添えています。
Reason 14で新しくなったところ
Reason 14 でいちばん大きく変わったのは、トラックの横に出る「Track Panel」です。
エフェクトのつながり・音量・センドを、シーケンサーの画面のまま確かめられるようになりました。
ほかに、トラックをまとめるフォルダー、使いやすくなったピアノロール、読み込んだ音のテンポの自動検出が入りました。
画面は、ミキサーまで含めて全体がダークモードになっています。

新しい機材は、リバーブの RV-9 Reverb Station です。
前からある RV7000 の後継で、部屋の響きから、音を細かく刻んで散らす Granular まで、9つの種類を選べます。
音のほうでは、ドラムのサンプルが900以上、シンセ Europa のプリセットが50増えています。
新しくなったところは、公式の紹介動画でまとめて見られます。
公式動画を見た印象は「普通のDAW」
公式の動画を見て感じたのは、普通の DAW かなということでした。
録音して、並べて、ミックスする流れは、ほかの DAW と大きくは変わらないように見えます。
特に何が強いのかは、動画からは分かりませんでした。
ラックが特徴なのは分かっても、それで曲づくりがどう変わるのかまでは、私には伝わってこなかったです。
Reason を最初から使う流れは、公式の入門動画で通しで見られます。
ラックだけを、Logicの中で使う方法もある
Reason は、VST3・AU・AAX のプラグインとしても動きます。
つまり、Logic の中にラックを読み込んで、Reason の機材だけを使うこともできます。

Reason Studios 公式でも、Logic のチャンネルにラックの機材を足す使い方が紹介されています。
また、15のシンセとエフェクトが入った無料の Reason Rack Free もあります(Reason Studios 公式の Reason Rack のページ)。
ただ、私はこの使い方にも興味はわきませんでした。
ラックの機材が、Logic の純正やいま使っているプラグインより、それほど優れているとは感じなかったからです。
Logic の純正音源でどこまでできて、何を買い足したかは、Logic の音源は純正で足りるかの記事にまとめています。
¥52,110なら、私は買わない
Plugin Boutique での Reason 14 の値段は、¥52,110です。
ここまで調べた中身と比べると、私には高く感じます。

買うとしたら、Logic にないはっきりしたメリットが見つかったときです。
あとは、ボカロPが勧めているのを見たら、買うかもしれません。
今の私は、Logic に慣れています。
なので、DAW をもう1本増やす理由が、今は見つかりません。
私が Logic を選んで使い続けている理由は、こちらに書いています。
Logic Proは買い切り?サブスク?|Mac版は今も買い切りで買える。Cubaseで挫折してLogicを選んだボカロPの考え
Reason 14が向いている人・要らない人
Reason 14 に使う価値があるのは、憧れのボカロPが Reason を使っている人です。
その人と同じ DAW で作ってみたいなら、選ぶ理由として十分だと思います。
もうひとつは、ラックの画面そのものが気に入った人です。
機材を積んで線でつなぐ見た目が好きなら、使う価値はあると思います。
逆に、私のように Logic に慣れている人には、あまり要らないと思います。
試すなら、無料の Reason Rack Free を Logic に入れて、ラックの機材が自分に合うかを先に確かめる方法もあります。
まとめ:Reason 14は「好き」で選ぶDAW
Reason 14 は、機材を積んだラックで音を作れる、Reason Studios の DAW です。
14 では Track Panel と新しいリバーブの RV-9 が入り、トラックまわりの操作が新しくなりました。
ただ、私には普通の DAW に見えて、5万円を払う理由は見つかりませんでした。
憧れの人が使っている、画面が気に入った、という「好き」があるなら、選ぶ価値のある DAW だと思います。
憧れのボカロPと同じ DAW を使いたい人や、ラックの画面が気に入った人に。
Reason 14 を Plugin Boutique で見る →






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