曲を作り始めると、「イントロって何秒くらいにすればいいんだろう」と手が止まることがあるかと思います。
特に初心者ボカロPの人ほど。
かっこいいイントロを作ろうとして、そこで時間を使ってしまう人も多いと思います。
先に私の答えを書くと、イントロはなるべく短くするか、ほぼ入れないことが多いです。
2分くらいの曲なら、イントロは無いほうがいいとさえ思っています。
この記事では、イントロを短くしている理由と、作るタイミング、音の決め方、直すときの目安を書きます。
イントロは短いほどいい。2分の曲なら、ほぼ入れない
私は、イントロは短ければ短いほどいいと考えています。
なので、なるべく短くするか、ほぼ入れないことが多いです。
いちばんの理由は、再生数を増やしたいからです。
そのために、サビをなるべく長くとるようにしています。
最近の音楽は、曲そのものがとても短くなっています。
ボカロ曲でも、2分ほどの曲がたくさんあります。
2分を目安にすると、使える時間は限られます。
その中でサビを長くしたいので、私はイントロを削っています。

上の図は、説明のために作ったイメージです。
実際の曲の秒数ではありませんが、イントロを削った分をサビに回すという考え方はこの形です。
ヒット曲のイントロも、20秒以上から約5秒まで短くなっている
イントロが短くなっているのは、ボカロ曲だけの話ではありません。
アメリカのオハイオ州立大学が2017年に発表した研究では、ヒット曲のイントロがはっきり短くなっていることが示されています。

1986年から2015年までの、アメリカのトップ10に入った303曲を調べた研究です。
1980年代半ばには20秒以上あったイントロの平均が、2015年ごろには約5秒になっていました。
研究では、聞く人がすぐに曲を飛ばせるようになったストリーミングの広がりと結びつけて説明されています。
元の発表は、オハイオ州立大学のニュース(英語)で読めます。
曲の長さそのものが短くなってきた流れは、こちらの英語の動画にまとまっています。
イントロは、曲の頭から順番に作るので最初になることが多い
イントロを作るタイミングは、基本的には最初です。
私は曲を頭から順番に作っていくことが多いので、自然とイントロから手をつけることになります。
ただ、いつも同じではありません。
場合によっては、Aメロ・Bメロ・サビを作ったあと、最後にイントロを作ることもあります。

イントロの次に来るメロディの部分、とくにサビをどう作っているかは、別の記事にまとめました。
イントロの音は「サビから抜いたような音」か「イントロだけの音」
イントロで鳴らす音は、基本的にはサビから抜いたような音です。
サビの中にある音を、イントロ用に取り出してくるイメージです。
もう1つは、その曲のほかの場所では使っていない、イントロだけの音を使う方法です。
こちらを選ぶこともあります。

イントロを作り直したことは、実はあまりありません。
ただ、サビのメロディに合わないときや、その曲に合わないときは、イントロを修正することがありました。

まとめ:イントロで迷ったら、短くしてサビに時間を回す
- イントロは短いほどいい。2分ほどの曲なら、ほぼ入れない
- 理由は再生数のため。削った分でサビを長くとる
- ヒット曲のイントロも、1980年代半ばの20秒以上から、2015年ごろには約5秒まで短くなっている
- 作るのは基本的に最初。場合によっては最後
- 音は、サビから抜いたような音か、その曲でほかに使っていないイントロだけの音
- サビのメロディや曲に合わないときは、イントロを直す
イントロで手が止まったら、短くするか、思い切って入れずにAメロから始めてみるのも1つの手です。
私は、そのぶんの時間をサビに使っています。
コード進行を決めるところでつまずいている人は、最初に使う3つのコード進行の記事も参考にしてください。
今回は作曲のイントロで、再生される方向性で話しました。
しかし、とにかくかっこいいイントロを作りたいという方は、作った方がいいです。
イントロが長くてバズった曲もあります。
ただ、全体を見ると少数です。
バズり重視なら、イントロ無しも作戦に入れた方がいいですね。






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