Cherry Audioのセールはいつ?過去の値動きと買い時|昔のシンセならArturiaを選ぶボカロPが、それでも「音が気に入ったなら買っていい」と思う理由

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70〜80年代の曲を聴いていると、あの時代のシンセの音が欲しくなることがあります。

太くて、少しゆらいでいて、今のシンセとはどこか違う音です。

 

そういう「昔の名機を再現したシンセ」を探すと、たいてい Arturia の V Collection に行き着きます。

ただ、海外のセール情報を見ていると、もう1つよく出てくる名前があります。

 

それが Cherry Audio です。

正直に言うと、私はこの会社の名前を、これまであまり聞いたことがありませんでした。

 

製品も1つも持っていません。

それでも公式の動画を見て、音はいいなと思いました。

 

このページでは、確認できた Cherry Audio のセールの傾向と、昔のシンセなら Arturia を選んでしまう私から見た、Cherry Audio を買っていい人について書きます。

 

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Cherry Audioは、昔の名機シンセを再現する会社

Cherry Audio は、昔のハードウェアのシンセやドラムマシンを、ソフトの音源として再現しているメーカーです。

Plugin Boutique のメーカーページには、60を超える製品が並んでいます。

 

ヤマハ、ローランド、モーグなど、70〜80年代の名機をもとにしたシンセが中心です。

ほかに、つまみやケーブルを自由につないで音を作るモジュラーシンセの「Voltage Modular」や、テープエコー・リバーブなどのエフェクトも出しています。

 

1本ずつ単品で買える製品が多く、欲しい名機だけを選んで買えるのが特徴です。

いくつかの名機をまとめたバンドルも出ています。

 

話題のGX-80は、音はいい。でもつまみが多すぎてしんどそう

最近 YouTube でよく見かけるのが、GX-80 というシンセです。

Cherry Audio 公式の説明では、ヤマハの GX-1(1973年)と、その流れをくむ CS-80(1977年)の2台を、1つにまとめて再現したものです。

 

Cherry Audio GX-80 の画面。木目の枠に上下2段のフェーダーがずらりと並び、中央に色付きの音色ボタン(Plugin Boutique の製品画像)

 

音色を2つ重ねたり、鍵盤の左右で分けたりでき、それぞれ16音まで同時に鳴らせます。

プリセットは1,000以上入っていて、Logic Pro では AU で使えます。

 

公式の動画を見た正直な感想は、音はいいけれど、つまみ(フェーダー)が多すぎて、ちょっと大変そうでした。

画面いっぱいに並んだフェーダーを見て、これを自分で触って音を作るのはしんどいかな、と思ってしまったのが実際のところです。

 

公式の紹介動画です。

 

Cherry Audio GX-80 Synthesizer を Plugin Boutique で見る →

 

Mercury Synthesizer Collectionは、3台の名機のまとめ

Plugin Boutique で値下がりしやすいのが、Mercury Synthesizer Collection です。

Mercury-8・Mercury-6・Mercury-4 の3つのシンセが入ったバンドルです。

 

Cherry Audio Mercury Synthesizer Collection の製品画像。Mercury-4・Mercury-6・Mercury-8 の3台が重なる(Plugin Boutique の製品画像)

 

海外の音楽制作ニュースサイト rekkerd の紹介によると、3台はそれぞれ、ローランドの Jupiter シリーズの名機を再現したものです。

いちばん大きい Mercury-8 は、Jupiter-8 がもとになっています。

 

Cherry Audio Mercury-8 の画面。オレンジの見出しが並ぶパネルに、アルペジエーターとシーケンサー、下段にエフェクト列(Plugin Boutique の製品画像)

 

Mercury-6 は Jupiter-6、Mercury-4 は70年代の終わりの Jupiter-4 がもとです。

どれも、元の機材には無かったエフェクトなどが足されています。

 

Cherry Audio Mercury-6 の画面。VCO・VCF・ENV のフェーダーの下に LAYER・ARPEGGIO・ASSIGN と、エフェクトの切り替え(Plugin Boutique の製品画像)

 

Cherry Audio Mercury-4 の画面。紺のパネルに VCO・VCF・VCA のフェーダーと、テープエコー・リバーブの欄(Plugin Boutique の製品画像)

 

こちらも、GX-80 と同じく画面いっぱいにフェーダーが並んでいます。

実機をそのまま触る感覚に近いぶん、つまみの多さは覚悟しておいたほうがよさそうです。

 

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昔のシンセの再現なら、私はArturiaを選んでしまう

ここからは私の好みの話です。

昔のシンセを再現した音源を買うなら、私は Arturia を買ってしまうと思います。

 

いま私がメインで使っているシンセは、Arturia の Pigments です。

その Pigments のフィルターにも、昔のアナログシンセの名前がついたモデルが並んでいます。

 

Pigments のフィルタータイプ選択メニュー。Mini・MS-20・Jup-8・SEM など往年のアナログシンセを模したモデルが並ぶ

 

それでも、1970〜80年代の曲が好きなので、アナログのシンセそのものはずっと欲しいと思っています。

そのとき目が行くのが、昔の名機をまとめて再現した V Collection です。

 

Arturia を選ぶ理由は、シンセの種類が多く、アナログ系がかなり集まっていることです。

いろいろな名機が1つにそろうので、いろんな曲が作れて面白いと思っています。

 

それに、まとめて買えば、1台あたりの値段はすごく安くなると思います。

まとめて買うなら Arturia がいい、というのが私の考えです。

 

V Collection と、エフェクトをまとめた FX Collection の違いは、こちらで整理しています。

Arturia V CollectionとFX Collectionは何が違う?どちらも気になって見送ったボカロPが、音源派かエフェクト派かで整理した

 

Arturia V Collection 11 Pro を Plugin Boutique で見る →

 

それでもCherry Audioを買っていいのは、音が気に入った人

では Cherry Audio を選ぶ理由が無いかというと、そうは思いません。

シンセは、結局のところ音の好みで選ぶものだからです。

 

本当にその音が気に入った人や、昔のアナログシンセを本気で再現したい人なら、Cherry Audio を買うのはいいと思います。

31%オフくらいの浅めのセールでも、そういう人なら買っていいと思います。

 

Arturia にするか Cherry Audio にするかは、作りたい曲・出したい曲によって変わります。

私の場合は、いろいろな名機を使いたいのでまとめ買いの Arturia、というだけです。

 

u-he の Diva を見たときも、アナログなら V Collection に目が行くと感じました。

そのときの話は Diva のセールのページ に書いています。

 

セールは春・初夏・秋から年末に何度もある

Cherry Audio のセールは、1年に何度も来ます。

確認できた範囲では、3月の春のセール、5月から6月はじめのセール、そして10月から12月はじめにかけてのセールがありました。

 

単品の看板製品は、$39 前後(40%台のオフ)になることが多いです。

2025年の秋から年末にかけては、最大60〜65%オフのセールが続きました。

 

Plugin Boutique でも、Cherry Audio のセールに合わせて値下げが入ります。

ブラックフライデー全体の動きは DTM ブラックフライデー セール 2026 まとめ で追っています。

 

過去のセール

確認できた Cherry Audio のセールです(ドル表記は海外の告知記事の金額)。

 

  • 2025年10月(〜10月31日):GX-80 が $39(当時の通常 $59)(rekkerd)
  • 2025年10月24日〜11月3日:Plugin Boutique のブラックフライデー先行セール。最大65%オフ・$15から。DCO-106・CR-78・Mercury-6・Memorymode など(rekkerd)
  • 2025年11月〜12月1日:Cherry Audio のセール。最大60%オフ。CA2600 が $19(通常 $29)、Mercury-6 が $29(通常 $59)、Voltage Modular Core + Electro Drums が $30(通常 $99)(Cherry Audio 公式)
  • 2026年3月(〜3月30日):春のセール。33%オフ・$33から。Crumar Spirit・Yellowjacket・Atomika・Octave Cat・KR-55C(rekkerd)
  • 2026年5月(〜6月1日):Mercury-8・GX-80・Rhodes Chroma・P-10・Trident Mk III が $39(44%オフ)、Rackmode Signal Processors が $39(60%オフ)。Plugin Boutique でも(rekkerd)
  • 2026年10月(〜10月31日):Plugin Boutique で Mercury Synthesizer Collection Bundle ¥22,480(通常¥32,590・31%オフ)(rekkerd)

 

まとめ:昔の音が好きならArturiaもCherry Audioも候補。決め手は音の好み

Cherry Audio は、昔の名機シンセを1台ずつ再現している会社で、セールは1年に何度もあります。

GX-80 も Mercury も音はいいと思いましたが、つまみの多さは少ししんどそうに感じました。

 

私自身は、種類が多くてまとめ買いで安くなる Arturia を選びます。

それでも、その音が本当に気に入った人や、昔のアナログを本気で再現したい人なら、Cherry Audio を買っていいと思います。

 

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Pigments を Plugin Boutique で見る →

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