UJAM Virtual DrummerとBeatmakerの違い|生っぽいドラムか、持っていない音か。両方使ったボカロPの選び方

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UJAMのドラム音源を1本買おうとすると、Virtual DrummerとBeatmakerの2つのシリーズで迷うと思います。

どちらも「鍵盤を押すだけでドラムが鳴る」タイプで、画面の雰囲気も似ています。

私はVirtual DrummerのHOTと、BeatmakerのKAYAを持っています。

 

先に結論を書くと、生っぽいドラムが欲しいならVirtual Drummer、アナログ系の音や自分が持っていない音が欲しいならBeatmakerです。

 

最後は好みですが、その「好み」をどこで分けるかを、両方を使ってきた立場からまとめます。

 

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Virtual Drummerは「生のドラマー」、Beatmakerは「ビートマシン」

UJAM公式の説明でも、Virtual Drummerは生ドラムのセッションドラマー、Beatmakerは電子系・ドラムマシン系のビートを作るシリーズとして分かれています。

 

Virtual DrummerはSOLID・HEAVY・PHATのようにジャンルごとに製品が分かれていて、HOTもその1本です。

Beatmakerは、KAYAのようにアフロビートなど特定のビートに寄せた製品が並んでいます。

 

操作の考え方は、どちらもほぼ同じです。

 

スタイル(フレーズ)を選んで鍵盤を押すと、そのパターンを自動で叩いてくれます。

フレーズはMIDIとしてDAWに書き出せるので、あとから自分で直すこともできます。

 

HOTは使いやすかった。それでも開かなくなった理由

UJAM Virtual Drummer HOTのメイン画面。スタイルのジャンル分けとドラムキットの選択

 

HOTは使いやすいドラム音源でした。

それでも今、私がHOTを開く機会はほとんどありません。

 

理由は、最初に買ったドラム音源がAddictive Drums 2だったからです。

 

Addictive Drums 2のほうが生ドラムとしての音の質が良く、AD2で足りてしまったのがいちばん大きな理由です。

もし最初にHOTを買っていたら、たぶんそのままHOTを使っていたと思います。

 

つまり、Virtual Drummerが悪いのではなく、「生ドラムの役」がすでにAD2で埋まっていた、ということです。

 

生系のドラム音源をまだ1本も持っていない人なら、Virtual Drummerは十分に候補になります。

AD2のほうはAddictive Drums 2のレビューに、HOTを久しぶりに触り直した話はVirtual Drummerのセール記事に書いています。

 

Virtual Drummerの雰囲気は、UJAM公式のSOLID 2の解説動画が分かりやすいです。

 

Beatmakerは「普通じゃない音」が出るのがいちばんの強み

UJAM Beatmaker KAYAの全体画面。中央にKit(Clay)とStyle(Gqom Heat)、下部にフレーズパッド

 

Beatmakerでいちばん使いやすいと感じるのは、普通じゃない音、珍しい音です。

私が持っているKAYAは民族的な音で、ほかのドラム音源では持っていない音です。

 

なので、KAYAは結構メインで使えると思っています。

KAYAのドラムキット選択リスト。Timber/Metro/Pressure/Breeze/Clay/Tracks/Lucid/Primal/Flick/Signalの10種類

 

AD2のような生ドラム音源をすでに持っている人にとっては、Virtual Drummerを足しても役が重なりがちです。

 

その点Beatmakerは、手持ちに無い音を足す形になるので、役が重なりにくいのが良いところです。

KAYAの使い方はBeatmaker KAYAのレビューに、アフロビートを作らない私がKAYAを音素材として持っている理由はKAYAのセール記事に書いています。

 

一方で、ドラム音源をまだ持っていない人なら、Beatmakerも基本のポップスやEDMに使えます。

そういう意味では、Beatmakerは少なくとも初心者のほうが向いていると思います。

 

KAYAがどんな音かは、UJAM公式の紹介動画で聴けます。

 

どちらもスケッチには便利。ただしボカロっぽくするには調整が要る

HOTのフレーズをLogicにMIDIで書き出した画面

 

UJAMはどちらも自動系なので、プリセットだけでもある程度使えます。

MIDIのフレーズが入っていて、それを演奏してくれるので、曲のスケッチとして非常に使いやすいです。

KAYAのループブラウザ。460種類のMIDIループとSong Structureのフレーズパッド

 

ただ、ボカロに合うパターンはあまり無い、というのが正直なところです。

 

ボカロっぽいドラムにしたいときは、書き出したMIDIを自分で調整する前提で考えておいたほうがいいです。

これはVirtual DrummerでもBeatmakerでも同じです。

 

結局どっちを選ぶか

ここまでをまとめると、選び方は次のようになります。

  • 生ドラムっぽい音が欲しい:Virtual Drummer
  • アナログ系の音・自分が持っていない珍しい音が欲しい:Beatmaker
  • 生ドラム音源をもう持っている:Virtual Drummerは役が重なりやすいので、足すならBeatmaker
  • ドラム音源をまだ1本も持っていない:どちらでも基本のポップスには使える

 

 

最終的には好みだと思います。

私の感覚では、生系ならどちらかというとVirtual Drummer、アナログ系ならBeatmakerのほうがいいです。

UJAMの製品全体の中でどれを買えばいいかは、こちらにまとめています。

UJAMはどれを買えばいい? ギター・ピアノ・ドラムを一通り買ったボカロPの正直な使い分け

 

価格

Virtual DrummerとBeatmakerは、どちらもPlugin Boutiqueでよく値下がりするシリーズです。

いまの価格は下のボタンで確認できます。

 

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UJAM以外も含めてドラム音源を比べたい人は、打ち込みドラム音源のおすすめ比較も参考にしてください。

 

※価格は2026年10月時点でPlugin Boutiqueの実ページにて確認したものです。最新の価格は各製品ページでご確認ください。

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