MeldaProduction のプラグインは、名前がほぼ全部「M」から始まります。
MDrumCleaner、MSoundFactory、MAutoEqualizer、MSaturatorMB……と、セールの一覧にこの並びが出てきたら、だいたいこの会社です。
正直に言うと、私はこの会社の名前に、あまりピンと来ていませんでした。
ドラムまわりのプラグインを細かく調べることが少ないので、目に入っていなかったのだと思います。
製品も1つも持っていません。
それでも、新作の MDrumCleaner の公式動画は見てみました。
このページでは、確認できた MeldaProduction のセールの流れと、動画を見た私の感想、そして買っていいと思う人を書きます。
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MeldaProductionは、とにかく製品の数が多い会社
MeldaProduction は、エフェクトと音源をとても多く出しているメーカーです。
EQ、コンプ、サチュレーター、リバーブといった定番から、ドラム専用のもの、音を細かく切り刻む変わったものまで、種類の幅が広いです。
公式サイトでは、38 のエフェクトが入った無料のまとめ「MFreeFXBundle」も配っています。
音源の MSoundFactory にも、音を鳴らすだけの無料版(MSoundFactory Player)があります。
1本ずつ単品で買えるほか、用途ごとのバンドルや、ほぼ全部が入った MCompleteBundle もあります。
製品が多いぶん、セールも1年を通して何度もあります。
新作MDrumCleanerは、録音したドラムの「かぶり」を取るプラグイン
いちばん新しい話題が、2026年9月に出た MDrumCleaner です。
公式の説明では、ドラムを録音したときのかぶり(ブリード)を取るためのプラグインです。

生ドラムをマイクで録ると、スネアのマイクにハイハットが入ったり、タムのマイクにシンバルが入ったりします。
MDrumCleaner は、その入り込んだ音を減らすための道具です。
中には5つの仕組み(モジュール)が入っていて、1つずつでも、組み合わせても使えます。
シンバルの高い音を抑える「Cymbal Killer」や、音が鳴っていない部分を閉じる「Gate」などです。

おもしろいのは「Side-chain Remover」などの、消したい音を覚えさせるモジュールです。
公式の説明では、ドラマーに1つの太鼓を数秒だけ叩いてもらい、その音の特徴をプラグインに分析させてから取り除きます。
動画はかっこいい。でも私にはピンと来なかった
公式の紹介動画を見た正直な感想は、動画そのものは、めちゃくちゃかっこいいでした。
ただ、MDrumCleaner というプラグイン自体には、あまりピンと来ませんでした。
MDrumCleaner の役目は、上に書いたとおりマイク同士のかぶりを取ることです。
マイクで録ったドラムを扱う人ほど、出番があるプラグインだと思います。
私は正直、被りがあった方が味があるのではないかと思いますね。
私のドラムは音源をパラアウトして、EQとコンプで整えている
私のドラムは、Addictive Drums 2 などのドラム音源で打ち込んでいます。
Logic でパラアウトして、キックやスネアにそれぞれ EQ とコンプを挿す、というのが今のやり方です。

パラアウトしたあとの処理は、Logicでドラムをミックスするに書いています。
MDrumCleaner は、公式の説明を読む限り、生ドラムをマイクで録る人のための道具です。
ドラムを音源で打ち込んでいる人より、録音したドラムを扱う人のほうが、効き目を感じやすいと思います。
ドラムにこだわる人なら買っていい。SpecCraftと近い考え方
では誰に向くかというと、ドラマーの人や、ドラムに詳しくて音にこだわりたい人です。
ドラムの音が重なって隠れてしまっている部分を出したい人や、全体をもっとクリアにしたい人なら、持っていてもいいと思います。
ドラムにこだわりがあるなら、買っていいプラグインです。
考え方として近いと感じたのは、私がボーカルに使っている SpecCraft です。

用途はまったく違います。
それでも、かぶっているところを整理して、音をはっきりさせるという狙いは近いかなと思っています。
SpecCraft をボーカルにどう使っているかは、こちらに書いています。
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製品が多い会社は「本当に使うか」を調べてから選ぶ
MeldaProduction のように製品がとても多い会社は、どれを買えばいいか迷いやすいと思います。
私の考えは、まず自分に必要なものを調べることです。
そのうえで、それが本当に使えるのか、どうしても自分が使いたいものなのかを確かめてから選んだほうがいいと思います。
この会社の場合は、無料の MFreeFXBundle や MSoundFactory Player があるので、画面や操作が自分に合うかを先に試せます。
音源のMSoundFactoryもセールになりやすい
MeldaProduction は、エフェクトだけでなく音源も出しています。
その中心が MSoundFactory です。

公式の説明では、シンセとサンプラーとエフェクトを組み合わせた音源です。
ピアノやエレピ、オルガン、808 のベース、いろいろなシンセなど、追加の音色が無料のアップデートで増えていきます。
私は使ったことがないので、音の良し悪しは書けません。
気になる人は、無料の MSoundFactory Player で音を聞いてから、セールで本体を検討するのがよさそうです。
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セールは春・6月の周年・ブラックフライデーに来る
確認できた範囲では、MeldaProduction のセールは1年に何度もあります。
大きいのは、6月の周年セールと、11月のブラックフライデーです。
どちらも、全製品が割引になり、大きいものは90%を超えるオフになっていました。
そのほかにも、春先に一部の製品だけ50%オフになるセールや、新製品の発売記念の値下げがあります。
MDrumCleaner も、2026年9月の発売から10月末まで、導入価格で大きく下がっています。
ブラックフライデー全体の動きは DTM ブラックフライデー セール 2026 まとめ で追っています。
過去のセール
確認できた MeldaProduction のセールです(ドル表記は海外の告知記事の金額)。
- 2025年11月(〜11月30日):ブラックフライデー。全製品が割引・最大91%オフ。Plugin Boutique でも(rekkerd)
- 2026年3月31日〜4月5日:Eternal Madness セール。MXXX・MSpectralDynamics・MSaturatorMB・MDelayMB が50%オフ・$27から。Plugin Boutique でも(rekkerd)
- 2026年6月8日〜21日:18周年セール。55〜91%オフ。バンドルも割引(rekkerd)
- 2026年9月(〜10月31日):MDrumCleaner の発売記念。導入価格 $29(通常 $149)(rekkerd)
- 2026年10月:Plugin Boutique で MDrumCleaner ¥5,093(通常¥26,167・80%オフ・10月31日まで)、MSoundFactory ¥28,669(通常¥57,340・50%オフ・10月17日まで)
まとめ:ドラムを録る人・こだわる人はMDrumCleaner、それ以外は無料版で相性を見る
MeldaProduction は、製品がとても多く、セールも1年に何度もある会社です。
新作の MDrumCleaner は、動画はかっこいいと思いましたが、プラグインそのものは私にはあまりピンと来ませんでした。
それでも、ドラマーの人や、ドラムの音をはっきりさせたい人なら、買っていいプラグインだと思います。
ほかの製品は、必要なものを調べ、無料版で相性を確かめてから選ぶのがおすすめです。
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