初めての曲ができると、どこかの投稿祭に出してみたくなります。
でも、せっかく出しても思うように再生されず、がっかりすることもあります。
私は毎月1曲を投稿しているボカロPで、投稿祭にも参加してきました。
その経験から言うと、まだ再生数がほとんど無いなら、最初は「本当のルーキー祭り」がおすすめです。
ボカコレは、再生数が伸びないことを分かったうえで、お祭りとして楽しむ場所だと思っています。
このページでは、秋から冬にかけての投稿祭の予定と、それぞれの向き不向き、締切に間に合わせるために私が守っているルールをまとめました。
秋から冬に開かれるボカロの投稿祭(2026年)
まず、2026年の秋から冬にかけての主な投稿祭を並べておきます。
日付は、どれも主催者の公式の案内で確かめたものです。
- 本当のルーキー祭り2026秋:投稿は2026年9月4日〜9月12日で終了。人気投票の決勝が10月1日〜10月12日
- 無色透名祭4:楽曲の受付は2026年9月28日で終了。本開催は11月20日〜23日
- ボカコレ2027冬:2027年2月19日〜23日
いまから新しい曲を作って出せるのは、2月のボカコレです。
本当のルーキー祭りは2026年の春にも開かれていたので、次の回の告知を待ちながら1曲を仕上げておくのがよいと思います。
再生数がまだ無い人は「本当のルーキー祭り」から
本当のルーキー祭りは、SynNightP さんたちが主催し、ニコニコ動画が後援している投稿祭です。
ニコニコインフォの案内では、再生数の少ないボカロPが、まず「聴いてもらう」経験をするための投稿祭だと説明されています。

名前のとおり、本当に再生数を稼げていない人のための投稿祭です。
私は、再生数を稼げない人が、ここでならかなりいい再生数を稼げる有名な投稿祭だと思っています。
参加の方法は、期間中に新曲をニコニコ動画に投稿し、「本当のルーキー祭り2026秋」のタグをロックするだけでした。
動画はシンプルなものでよく、2026秋の募集要項では、静止画や字幕、簡単な動きくらいのものとされています。

参加できる人の条件
誰でも出られるわけではなく、参加できるのは、まだ再生数が少ない人だけです。
2026秋の募集要項では、8月24日17時の時点で、再生数の上位3作品の平均が500再生以下か、いいね数の上位3作品の平均が50以下の人が対象でした。

投稿する曲は、ほかの場所にも出していない新曲で、1つのアカウントにつき1作品です。
生成AIで自動で作った曲は出せないので、条件は回ごとに募集要項で確かめてください。
投稿したあとも聴いてもらえる仕組み
本当のルーキー祭りは、投稿して終わりではありません。
参加した曲は5曲ずつのまとまりに分けられ、リスナーの人気投票で予選と決勝が行われます。
さらに、参加した曲は、作者に個別に許可を取らなくても、イラストや歌ってみたなどの二次創作に使ってよいことになっています。
開催期間中には、参加した曲を紹介する生放送の企画もあります。

ボカコレは「伸びない前提」で出すお祭り
ボカコレ(The VOCALOID Collection)は、ニコニコ動画でいちばん大きなボカロの投稿祭で、冬と夏の年2回開かれています。
ボカロPになって2年以内の人だけが出られる、ルーキーのランキングもあります。

ただ、ボカコレに出しても、再生数はなかなか伸びません。
初心者がボカコレで伸びることは、ほぼありません。
それでも、お祭りとしてはとてもいい場所です。
ボカコレの期間は、たくさんの曲が同じ数日に投稿され、公式のランキングや生放送もあります。
だから、伸びないことを分かったうえで出すなら、初心者がボカコレに出すのもありだと思っています。
ルーキーのランキングがどんな雰囲気かは、ボカコレ公式の紹介動画で見られます。
ボカコレの結果とどう付き合うかは、ボカロ曲が伸びないときの記事にも書きました。
無色透名祭は、名前を出さずに曲だけで聴かれる
無色透名祭は、ボカロPの名前を伏せて、曲だけで聴いてもらう匿名の投稿祭です。
曲は公式のアカウントから投稿され、最終日に誰の曲だったかが明かされます。
2026年の無色透名祭4は、楽曲の受付が9月28日で終わっていて、本開催は11月20日からです。
今回は出す側ではなく、聴く側で雰囲気を見ておき、次の開催に備えるのがよいと思います。

仕組みや出し方は、無色透名祭の記事にまとめています。
参加してよかったこと・大変だったこと
投稿祭に参加してよかったのは、自分の実力がはっきり分かったことです。
何をしても再生数は伸びず、私の場合は「自分には才能がない」と、素直に受け止められました。
音楽で食べていく夢をあきらめるには、私にはちょうどよい経験でした。
結果の受け止め方は人それぞれなので、これはあくまで私の場合の話です。
大変なのは、投稿祭そのものより、毎月の投稿をずっと続けていくことです。
投稿祭の曲だけを作っていればいいわけではなく、毎月の曲と並べて進めることになります。
締切に間に合わせるコツは、とにかく毎日やること
投稿祭の締切に間に合わせるコツは、とにかく毎日やることです。
毎日3〜5時間を作曲に使えれば、締切には必ず間に合います。
仕事がある日も、旅行に行く日も、この時間は必ず取ります。
旅行でどうしても取れない日は、その分を別の日に移して、1日10時間やる日を作ります。
私の最低限のルールは、毎日3時間以上やることです。
ボカコレの曲をいつから作り始めているかの段取りは、こちらにまとめています。
まとめ:最初の1回は、聴いてもらえる場所を選ぶ
- まだ再生数がほとんど無いなら、最初は本当のルーキー祭り。再生数の少ない人だけが出られ、人気投票や二次創作で聴いてもらえる
- ボカコレは、初心者が伸びることはほぼない。伸びない前提で、お祭りとして楽しむ
- 無色透名祭4は受付が終わっているので、11月20日からの本開催を聴く側で見ておく
- いまから新曲を出せるのは、2027年2月19日〜23日のボカコレ2027冬
- 締切に間に合わせるには、毎日3時間以上。取れない日は別の日にまとめて取り返す
投稿祭に出しても、再生数が思うように伸びないことのほうが多いです。
それを前提に、まずは毎日の作業を続けて、1曲を締切に間に合わせるところから始めてみてください。






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