初音ミク V6の使い方|VOCALOID6で打ち込み→歌詞→音程直し→48kHz・24bitのWAV書き出しまで、ボカロPの手順

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歌詞を1つのノートにまとめて打つと、VOCALOID6 は後ろのノートへ1文字ずつ分けてくれます。

初音ミク V6 で歌わせるとき、私はいつもこのやり方で歌詞を入れています。

 

私は、プロセカに出す曲で、毎回初音ミク V6 を使っているボカロPです。

この記事では、VOCALOID6 でメロディーを打ち込んでから、WAV で書き出すまでの流れを、私の実際の画面で順番に見ていきます。

 

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MIDI は読み込まず、エディタで打ち込みから始める

私は歌メロを、Logic Pro の中ではなく、スタンドアロンの VOCALOID6 と Synthesizer V で直接打っています。

なので、MIDI を読み込むことはせず、最初からエディタでノートを打ち込みます。

 

まずトラックのボイスに初音ミク V6 を選びます。

 

VOCALOID6のVOICE選択パネルでHATSUNE_MIKU_V6_ORIGINALを選択している画面

 

ボイスを選んだら、ピアノロールにメロディーを置いていきます。

歌詞を入れる前のノートは、仮の「あ」で歌います。

 

VOCALOID6 Editorでメロディーを打ち込んだ画面。歌詞はまだ仮の「あ」で、上の欄にSTYLE(ミクstandard)やBREATHの設定が並ぶ

 

上の欄には STYLE や BREATH の設定が並んでいて、この画面では STYLE が「ミクstandard」、BREATH が「Sometimes」になっています。

ブレスの設定は、ボカロのブレスの入れ方で詳しく書きました。

 

初音ミク V6 の声がどんな感じかは、公式のデモで聞けます。

 

 

歌詞は、先頭のノートにまとめて打つ

メロディーを置いたら、歌詞を入れます。

1文字ずつノートをクリックして打つ必要はなく、先頭のノートに歌詞をまとめて打てば大丈夫です。

 

下の画面では、先頭のノートに「ぼかろぬま」と入力しています。

 

VOCALOID6 Editorで、先頭のノートに歌詞「ぼかろぬま」をまとめて入力しているところ

 

入力を確定すると、ぼ・か・ろ・ぬ・ま が後ろのノートに1文字ずつ分かれます。

それぞれのノートには、[b o]・[k a] のような発音記号も付きます。

 

入力を確定すると、ぼ・か・ろ・ぬ・まが1文字ずつ後ろのノートに分かれ、発音記号も付いた画面

 

1文字ずつノートを選んで打たなくていいところは、VOCALOID6 のいいところだと思っています。

Synth V2は、もうちょっと手間です。

 

最初に直すのは音程、次にタイミングと間隔

歌詞が入ったら、まず聞いてみて直します。

私が最初に直すのは音程です。

 

音程が合っているか、変に聞こえないか、音痴っぽく聞こえないか。

そして、歌として聞いて心が動くかどうか、という点で直していきます。

 

そのあとに、歌のタイミングや、歌詞と歌詞の間隔を直すことが多いです。

ここから先の調声の順番は、別の記事にまとめています。

 

VOCALOID6の調声のコツ|今も初音ミクで調声しているボカロPが、タイミング→エクスプレッション→キャラクターの順に触る理由

 

書き出しは WAV、48kHz・24bit にしている

歌が仕上がったら、WAV で書き出して Logic Pro に持っていきます。

ヤマハ公式の FAQ によると、書き出しは上のメニューの「File」から「Audio Mixdown」で行い、形式は WAV です。

 

書き出しの画面では、左でどのトラックを書き出すか、右でサンプリングレートやビット深度を選びます。

 

VOCALOID6 Editorのミックスダウンの画面。マルチトラックでVOCALOID:AIのトラックを選び、サンプリングレート48.0 kHz・ビット深度24 bit・モノラルにしている

 

この画面では「マルチトラック」で歌のトラックだけにチェックを入れ、サンプリングレート 48.0 kHz・ビット深度 24 bit・モノラルにしています。

マルチトラックにすると、トラックごとに別のファイルとして書き出せます。

 

私は歌声合成の書き出しを、基本的に 48kHz・24bit にしています。

少し設定を上げて、音の解像度を高くしておきたいからです。

 

Logic Pro のプロジェクトも 48kHz にしています。

以前は、ボカロの書き出しが 44.1kHz なのに Logic は 48kHz、という曲があって、そろえるのが結構大変でした。

 

VOCALOID6 はスタンドアロンで使っているので、Logic との行き来は毎回この書き出しになります。

プラグインとして Logic の中で使えなかった話は、VOCALOID6 Editor と Lite の違いに書きました。

 

Piapro Studio から来て、戸惑ったこと

VOCALOID6 を使い始めて戸惑ったのは、いじれるところが思ったより少ないことでした。

Piapro Studio のときは、数値やパラメーターがもっとあって、いろいろ触れました。

 

VOCALOID6 では、メロディーの歌い方を数値で細かく動かしたくても、触れる項目が少なく感じます。

もっとパラメーターが多くて、複雑にしてくれてもいいのに、と思うくらいです。

 

とはいえ、本当はいろいろ工夫するべきなのだろうとも思っていて、そこは私ができていない部分もあります。

旧エンジンや Piapro Studio と項目の数を並べて比べた話は、VOCALOID6 のレビューにまとめています。

 

ミクにこだわらないなら、Synthesizer V という選び方もある

正直なところ、初音ミク V6 は Synthesizer V より手間がかかります。

ベタ打ちのままだと声が自然にならないことが多く、Synthesizer V くらいきれいに歌ってくれたら、と思うことがあります。

 

なので、ボカロなら声は何でもいいという人には、使いやすさで Synthesizer V を圧倒的におすすめしています。

それでも、ボカロといえば初音ミク、という人にとっては、やはりミクで作るのがいちばんだと思います。

 

 

まとめ

VOCALOID6 で初音ミク V6 を使うときの、私の流れは次のとおりです。

 

  • エディタでメロディーを打ち込む(MIDI は読み込まない)
  • 先頭のノートに歌詞をまとめて打ち、1文字ずつ分けてもらう
  • まず音程、次にタイミングと間隔を直す
  • WAV(48kHz・24bit)で書き出して Logic Pro へ

 

初音ミク V6 のボイスバンクには、機能を絞った VOCALOID6 Editor Lite が付いてきます。

今買うか、VOCALOID7 を待つかは、初音ミク V6 は今買う?VOCALOID7 を待つ?で考えをまとめました。

 

初音ミクの声で作りたい人や、プロセカに曲を出したい人に。

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声にこだわらず、ベタ打ちでも楽にきれいに歌わせたい人に。

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2 件のコメント

  • はじめまして!
    VOCALOID7楽しみですね。
    気になったのですが、私もLogic ProでVOCALOID6を使っています。
    Macは、M4 Apple Siliconですが、
    Rosetta2なしで、VOCALOID AUプラグインとして使えています。
    VOCALOID Bridgeは、接続許可していないですが、
    ARA2の連動もできてるようです。(再生・停止が連動)
    Logic Proのバージョンが関係あるのでしょうか?

    • コメントありがとうございます。
      M4ではRosettaなしで動いているんですね。

      私が試したときはM1のMacで、LogicをRosettaで起動しないと読み込めませんでした。
      ヤマハ公式の案内も、今のところ「Apple SiliconではRosettaで起動」となってますね。

      環境やバージョンによって違いがあるのかもしれません。
      今はスタンドアロンで使っていて困っていないので、とりあえず今のままの使い方で続けていますね。

      M4羨ましいです😂

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