歌詞を1つのノートにまとめて打つと、VOCALOID6 は後ろのノートへ1文字ずつ分けてくれます。
初音ミク V6 で歌わせるとき、私はいつもこのやり方で歌詞を入れています。
私は、プロセカに出す曲で、毎回初音ミク V6 を使っているボカロPです。
この記事では、VOCALOID6 でメロディーを打ち込んでから、WAV で書き出すまでの流れを、私の実際の画面で順番に見ていきます。
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MIDI は読み込まず、エディタで打ち込みから始める
私は歌メロを、Logic Pro の中ではなく、スタンドアロンの VOCALOID6 と Synthesizer V で直接打っています。
なので、MIDI を読み込むことはせず、最初からエディタでノートを打ち込みます。
まずトラックのボイスに初音ミク V6 を選びます。

ボイスを選んだら、ピアノロールにメロディーを置いていきます。
歌詞を入れる前のノートは、仮の「あ」で歌います。

上の欄には STYLE や BREATH の設定が並んでいて、この画面では STYLE が「ミクstandard」、BREATH が「Sometimes」になっています。
ブレスの設定は、ボカロのブレスの入れ方で詳しく書きました。
初音ミク V6 の声がどんな感じかは、公式のデモで聞けます。
歌詞は、先頭のノートにまとめて打つ
メロディーを置いたら、歌詞を入れます。
1文字ずつノートをクリックして打つ必要はなく、先頭のノートに歌詞をまとめて打てば大丈夫です。
下の画面では、先頭のノートに「ぼかろぬま」と入力しています。

入力を確定すると、ぼ・か・ろ・ぬ・ま が後ろのノートに1文字ずつ分かれます。
それぞれのノートには、[b o]・[k a] のような発音記号も付きます。

1文字ずつノートを選んで打たなくていいところは、VOCALOID6 のいいところだと思っています。
Synth V2は、もうちょっと手間です。
最初に直すのは音程、次にタイミングと間隔
歌詞が入ったら、まず聞いてみて直します。
私が最初に直すのは音程です。
音程が合っているか、変に聞こえないか、音痴っぽく聞こえないか。
そして、歌として聞いて心が動くかどうか、という点で直していきます。
そのあとに、歌のタイミングや、歌詞と歌詞の間隔を直すことが多いです。
ここから先の調声の順番は、別の記事にまとめています。
VOCALOID6の調声のコツ|今も初音ミクで調声しているボカロPが、タイミング→エクスプレッション→キャラクターの順に触る理由
書き出しは WAV、48kHz・24bit にしている
歌が仕上がったら、WAV で書き出して Logic Pro に持っていきます。
ヤマハ公式の FAQ によると、書き出しは上のメニューの「File」から「Audio Mixdown」で行い、形式は WAV です。
書き出しの画面では、左でどのトラックを書き出すか、右でサンプリングレートやビット深度を選びます。

この画面では「マルチトラック」で歌のトラックだけにチェックを入れ、サンプリングレート 48.0 kHz・ビット深度 24 bit・モノラルにしています。
マルチトラックにすると、トラックごとに別のファイルとして書き出せます。
私は歌声合成の書き出しを、基本的に 48kHz・24bit にしています。
少し設定を上げて、音の解像度を高くしておきたいからです。
Logic Pro のプロジェクトも 48kHz にしています。
以前は、ボカロの書き出しが 44.1kHz なのに Logic は 48kHz、という曲があって、そろえるのが結構大変でした。
VOCALOID6 はスタンドアロンで使っているので、Logic との行き来は毎回この書き出しになります。
プラグインとして Logic の中で使えなかった話は、VOCALOID6 Editor と Lite の違いに書きました。
Piapro Studio から来て、戸惑ったこと
VOCALOID6 を使い始めて戸惑ったのは、いじれるところが思ったより少ないことでした。
Piapro Studio のときは、数値やパラメーターがもっとあって、いろいろ触れました。
VOCALOID6 では、メロディーの歌い方を数値で細かく動かしたくても、触れる項目が少なく感じます。
もっとパラメーターが多くて、複雑にしてくれてもいいのに、と思うくらいです。
とはいえ、本当はいろいろ工夫するべきなのだろうとも思っていて、そこは私ができていない部分もあります。
旧エンジンや Piapro Studio と項目の数を並べて比べた話は、VOCALOID6 のレビューにまとめています。
ミクにこだわらないなら、Synthesizer V という選び方もある
正直なところ、初音ミク V6 は Synthesizer V より手間がかかります。
ベタ打ちのままだと声が自然にならないことが多く、Synthesizer V くらいきれいに歌ってくれたら、と思うことがあります。
なので、ボカロなら声は何でもいいという人には、使いやすさで Synthesizer V を圧倒的におすすめしています。
それでも、ボカロといえば初音ミク、という人にとっては、やはりミクで作るのがいちばんだと思います。
まとめ
VOCALOID6 で初音ミク V6 を使うときの、私の流れは次のとおりです。
- エディタでメロディーを打ち込む(MIDI は読み込まない)
- 先頭のノートに歌詞をまとめて打ち、1文字ずつ分けてもらう
- まず音程、次にタイミングと間隔を直す
- WAV(48kHz・24bit)で書き出して Logic Pro へ
初音ミク V6 のボイスバンクには、機能を絞った VOCALOID6 Editor Lite が付いてきます。
今買うか、VOCALOID7 を待つかは、初音ミク V6 は今買う?VOCALOID7 を待つ?で考えをまとめました。
初音ミクの声で作りたい人や、プロセカに曲を出したい人に。
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声にこだわらず、ベタ打ちでも楽にきれいに歌わせたい人に。
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はじめまして!
VOCALOID7楽しみですね。
気になったのですが、私もLogic ProでVOCALOID6を使っています。
Macは、M4 Apple Siliconですが、
Rosetta2なしで、VOCALOID AUプラグインとして使えています。
VOCALOID Bridgeは、接続許可していないですが、
ARA2の連動もできてるようです。(再生・停止が連動)
Logic Proのバージョンが関係あるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
M4ではRosettaなしで動いているんですね。
私が試したときはM1のMacで、LogicをRosettaで起動しないと読み込めませんでした。
ヤマハ公式の案内も、今のところ「Apple SiliconではRosettaで起動」となってますね。
環境やバージョンによって違いがあるのかもしれません。
今はスタンドアロンで使っていて困っていないので、とりあえず今のままの使い方で続けていますね。
M4羨ましいです😂