リバーブは、もう2本持っている。
それでも 70%オフを超える名機のセールを見ると、少し気になってしまう。
私にとって、今回の UADx Lexicon 224 がまさにそれでした。
普段のリバーブは FabFilter Pro-R 2 と Valhalla VintageVerb で、困っていることは特にありません。
このプラグインは持っていません。
公式の動画を見て感じたことと、Lexicon 224 がどのくらいの頻度で安くなっているのかを、買うか迷っている人向けにまとめておきます。
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買い時の考え方:$30〜$40台まで下がるのが、この製品の相場
先に値段の話をすると、Lexicon 224 は定価で急いで買うプラグインではありません。
確認できた範囲では、$30〜$40台まで下がるセールが、何度も来ています。
2025年8月には、Plugin Boutique で通常$349 のところ $49(85%オフ)まで下がりました。
2026年に入ってからも、5月に Universal Audio の公式ストアで $39、7月には Plugin Boutique で $34 という記録があります(海外の価格比較サイトの記録)。
Universal Audio の UADx プラグインは、1年を通してセールの回数がとても多いメーカーです。
Lexicon 224 も、セールが終わってもまた近いうちに同じくらいの値段が出る、と考えてよさそうです。
逆に言えば、$40 前後まで下がっているときは、それ以上待っても大きくは変わりません。
欲しいと思っているなら、そのあたりが買っていいタイミングです。
UADx Lexicon 224はどんなプラグインか:1978年のデジタルリバーブを、中身ごと再現
Lexicon 224 は、1978年に登場したデジタルリバーブの機材です。
Universal Audio によると、Talking Heads の『Remain In Light』や U2 の『The Unforgettable Fire』など、多くの名盤で使われてきました。
このプラグインの特徴は、似た響きを作ったのではなく、元の機材のアルゴリズムと制御のプログラムをそのまま使っているところです。
入力のトランスや、当時の 12bit のコンバーターの質感まで再現していると説明されています。
元の機材が持っていたノイズも、System Noise のボタンで入れたり切ったりできます。
古い機材らしさが欲しいときは入れて、きれいに使いたいときは切る、という使い分けができるわけです。
響きの種類は、上の段の8つのボタンで選びます。
名前だけでは分かりにくいので、Universal Audio の説明をもとに図にまとめました。
Universal Audio の説明では、2番の VocPlate が声向けに作られたプレートです。
明るく澄んだ響きになるように作られている、とされています。
画面の上の部分を開くと、入力と出力の音量、残響を止める HOLD、ピッチシフトのボタンが出てきます。
元の機材にあったつまみは、すべてスライダーとボタンとして画面に並んでいます。
Apollo などの UA のハードが無くても、UAD Native 版としてパソコンだけで動きます。
1回買えば、Native 版と、Apollo・UAD で動く版の両方が使えます。
公式動画を見た感想:質の高い、綺麗系のリバーブ
Universal Audio 公式の、Lexicon 224 の使い方を短く紹介した動画です。
見て最初に思ったのは、ちょっと質の高い、綺麗系のリバーブだな、ということでした。
響きそのものが、とてもきれいに聞こえました。
ただ、欲しい気持ちが大きく動いたかというと、そこまでではありませんでした。
同じ Lexicon の 480L を再現した RELAB LX480 のセールを見たときと、気持ちはほとんど変わっていません。
そのときの話は RELAB LX480 のセールのページに書いています。
Pro-R 2とVintageVerbの「ちょうど中間」に見えた
普段の私のリバーブは、FabFilter Pro-R 2 と Valhalla VintageVerb の2本です。
ボーカルの基本は Pro-R 2 で、サビやコード楽器には VintageVerb を足しています。

動画を見た印象では、Lexicon 224 はこの2本のちょうど中間あたりで、少し違う立ち位置にいるように見えました。
どちらかの代わりになる、というより、どちらとも少し違う色を持っている感じです。
ただ、私はリバーブの違いが再生数に関わるとは思っていません。
どのリバーブを選ぶかは、最後は好みの問題だと考えています。

Pro-R 2 を買った時点で、リバーブの性能としてはもう十分だと感じています。
だから今の私には、3本目として Lexicon 224 を足す理由がありません。
Pro-R 2 の使い方は Pro-R 2 のレビュー、VintageVerb をサビにだけ使っている話は VintageVerb のレビューにまとめています。
どんな人に向くか:リバーブをまだ持っていない人と、この響きにハマった人
私は買いませんが、70%オフを超えるような割引は、比較的安いと思います。
有料のリバーブをまだ1本も持っていないなら、選んでいい1本です。
とくに合いそうなのは、こんな人です。
- DAW の付属のリバーブから、初めて有料のリバーブに移りたい初心者のボカロP
- 公式の動画を聞いて、この綺麗な響きが好きだと感じた人
- リバーブにハマって、違う色のリバーブも手元に置きたい人
LX480 のときにも書いたとおり、リバーブを1本も持っていなかった頃の私なら、こういう1本を買っていたと思います。
反対に、すでに気に入ったリバーブがあって困っていないなら、急いで足す必要はありません。
ほかのリバーブのセールの来かたや、待つか買うかの考え方は、こちらにまとめました。
リバーブのセールはいつ?待つか買うかはメーカーで決まる|Pro-R 2とVintageVerbで止めているボカロPが「80%オフなら考える」理由
Universal Audio のほかのプラグインのセールは、Universal Audio のセールの記事で追っています。
過去のセール
UADx Lexicon 224 について、出典で確かめられたセールを並べます(ドル表記は海外の告知記事・価格比較サイトの金額)。
- 2025年8月(〜8月17日):Plugin Boutique で $49(通常$349・85%オフ)(rekkerd)
- 2026年5月下旬:Universal Audio の公式ストアで $39(Music Software Deals の価格履歴)
- 2026年7月1日ごろ:Plugin Boutique で $34(同じ価格履歴の記録上の最安)
- 2026年10月(〜11月1日):Plugin Boutique で ¥6,815(通常¥25,970・73%オフ)
1年のうちに何度も、$30〜$40台の値段が出ています。
定価や、半額くらいの中途半端な割引で慌てて買う必要はなさそうです。
まとめ:名機の響きを1本目に選ぶなら、$40前後が目安
UADx Lexicon 224 は、1978年のデジタルリバーブを、元のプログラムごと再現したプラグインです。
$30〜$40台まで下がるセールが、2025年から2026年にかけて何度も来ています。
私は Pro-R 2 と VintageVerb で足りているので買いませんが、動画で聞いた響きは、質の高い綺麗なものでした。
リバーブをまだ持っていない人や、この響きにハマった人にとっては、$40 前後まで下がったときが手を出していいタイミングだと思います。
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