「Groove Agent 6 って、Cubase を使っていないと動かないの?」 答えから書くと、Logic でも使えます。
Groove Agent は、Cubase を作っている Steinberg のドラム音源です。
Plugin Boutique の動作環境には Mac 用の AU が入っていて、対応 DAW の例にも Logic Pro が挙がっています。
私は Logic でボカロ曲を作っていて、生ドラムは Addictive Drums 2(AD2)を使っています。
Cubase Elements はほとんど使わないまま Logic に移ったので、Groove Agent は名前も知りませんでした。
公式の動画を見た感想は、音も操作性もかなりいい。
ただ、AD2 を持っている私には役割が重なるので、今は買わないと決めました。
逆に、生ドラムの音源をまだ1本も持っていないなら、最初の1本として候補に入るドラム音源です。
Groove Agent 6 を Plugin Boutique で見る →
Groove Agent 6は、生ドラムとビート作りが1つになったドラム音源
ドラム音源は、パソコンの中でドラムを鳴らすソフトのことです。
中でも「生ドラム」の音源は、実際のドラムセットをマイクで録った音を、鍵盤や打ち込みで鳴らせるようにしたものです。
Groove Agent 6 には、セッションドラマーが叩いて録った生ドラムのキットが5つ入っています。
キックやスネア、タムは、別の太鼓に差し替えたり重ねたりでき、そのための新しい太鼓がキック15・スネア24・タム8の計47点あります。

新しく入った「Punch Kit」は、Tama の Starclassic Bubinga というドラムセットを、部屋の響きごと録ったキットです。
プリセットごとにミックスと、ドラマーが叩いた MIDI のフレーズ(イントロ・アウトロ・リズムの変化)が付いています。
生ドラムのほかに、電子的なドラムの音やパーカッションも同じ画面で扱えます。
MIDI のグルーヴとパターンは1,000以上あり、ドラッグして曲に並べられます。
Logicに入れる前に確かめたい3つのこと
1つ目は、Mac の OS です。 Plugin Boutique の動作環境は macOS Sonoma・Sequoia・Tahoe で、それより古い OS は書かれていません。
2つ目は、ストレージの空きです。 必要な空き容量は43GBなので、外付けの SSD に音源を置いている人は、入れ先を先に決めておくと迷いません。
3つ目は、入れ方です。 Plugin Boutique で買ったあとは、Steinberg のアカウントを作り、Steinberg Download Assistant という専用のアプリからダウンロードとアクティベーションをします。

ちなみに Cubase には、機能をしぼった「Groove Agent SE」が付いています(Steinberg 公式のグレード比較より)。
単体で売られている Groove Agent 6 は、Cubase がなくても AU・VST3・AAX のプラグインとして動くので、Logic の人が SE を気にする必要はありません。
公式動画を見た印象は「AD2に近い」
Steinberg の公式動画で、10分ほどの使い方の紹介を見ました。
最初に感じたのは、Addictive Drums 2 とかなり近いということです。
私は生音のドラムが好きなので、その点では好印象でした。
画面の操作は分かりやすそうで、音もかなりいいと思います。
全体としては、生系のドラムやパーカッションの音源という印象を受けました。
パターン作りとパーカッションも、同じ1本に入っている
Groove Agent 6 で新しくなったのが、パターンを打ち込む画面です。
パッドごとに専用の列があり、どの拍で鳴らすかを横に並べて打ち込みます。

ランダムに音を置く機能と、決まった数の音を小節の中に均等に散らす「ユークリッド」の機能も付いています。
ポップス向けの電子的なキット「Color Punch」も25個追加されました。
パーカッションの画面には、コンガやティンバレス、マラカス、チャイムなどが並びます。

ほかにも、サンプルの音程を1クリックで調べて曲のキーに合わせる機能や、電子ドラムのセットをつないで叩ける機能があります。
AD2を持っている私には、役割がまるごと重なる
私が買わない理由は、1つだけです。
AD2 と役割が全く重なるからです(パーカッションはないですが)。

生ドラムのキットを鳴らし、MIDI のグルーヴを並べるという役割は、AD2 で足りています。
音も操作性もいいと思ったぶん、AD2 がなければ迷ったはずです。
AD2 をどう使っているかは、Addictive Drums 2のレビューにまとめています。
¥28,000前後なら、最初の1本としては選択肢に入る
もし生ドラムの音源を1本も持っていなかったら、2万8千円前後でも選択肢になったと思います。
音も操作性もいいと感じたからです。
選ぶときに見てほしいのは、音がいいと思えるか、操作性が好みかの2つです。
公式の動画で音を聴いて、画面の雰囲気が気に入ったなら、買う価値はあると思います。
ほかの生ドラム音源と並べて比べたい人は、こちらも参考にしてください。
ドラム音源がセールでどこまで下がるかは、ドラム音源のセールの記事にまとめています。
まとめ:生ドラムをまだ持っていないなら候補、持っているなら急がなくていい
Groove Agent 6 は Cubase 専用ではなく、Logic でも AU のプラグインとして使えます。
AD2 のような生ドラムの音源をすでに持っている人には、役割が重なります。
一方で、まだ生ドラムの音源がない人にとっては、音と操作性で選べる最初の1本です。
生ドラムの音源をまだ持っていなくて、Groove Agent 6 の音や画面が気に入った人に。
Groove Agent 6 を Plugin Boutique で見る →
生ドラムの音源を、私と同じ AD2 から始めたい人に。
Addictive Drums 2 を Plugin Boutique で見る →






コメントを残す