Moogerfooger Pick 2は要る?|Moogのエフェクトを2つ選ぶならフィルターとフェイザー、それでも私が買わない理由

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Moog のエフェクトを、8種類の中から好きな2つだけ選んで買えるとしたら、どれを選ぶか。

Moogerfooger Pick 2 Software Bundle は、そういう買い方ができるバンドルです。

 

先に結論を書くと、私は今の値段なら買わないと決めました。

Moog の音が特別好きというわけではないからです。

 

ただ、公式の動画を見ると、シンセでよく聞くあの揺れた音は作れそうだと感じました。

もし2つ選ぶなら、私はフィルターとフェイザーにします。

 

Plugin BoutiqueのMoogerfooger Pick 2 Software Bundleの製品ページ(2026年11月3日時点で¥17,250)

 

Moog Moogerfooger Pick 2 Software Bundle を Plugin Boutique で見る →

 

Moogerfooger Pick 2 は、Moog のペダル8種類から2つを選ぶバンドル

Moogerfooger は、Moog が1990年代の終わりから2000年代にかけて出していたエフェクトペダルのシリーズです。

ギターや歌、シンセの音を通して、フィルターやディレイで音の形を変えるための箱でした。

 

そのペダルを、DAW で使えるプラグインにしたのが Moogerfooger Effects Plug-ins です。

Pick 2 は、その中から好きな2つを選び、買ったあとに Moog のサイトで組み合わせを決める形になっています。

 

DAWの画面にMoogerfooger Effects Plug-insを3つ並べて開いたスタジオの様子(Moog公式の製品画像)

 

選べるのは、次の8つです(Plugin Boutique の製品ページの一覧より)。

  • MF-101S Lowpass Filter:Moog のシンセと同じ系統のラダーフィルターに、音の大きさでフィルターを動かす仕組みが付いたもの
  • MF-102S Ring Modulator:発振器と LFO で、やわらかいトレモロから金属的な響きまで作るもの
  • MF-103S 12-Stage Phaser:LFO 付きのフェイザーで、音をうねらせるもの
  • MF-104S Analog Delay:太く温かい音のアナログディレイ
  • MF-105S MuRF:いくつものフィルターをパターンで動かし、音にリズムのある動きを付けるもの
  • MF-107S Freqbox:発振器の音を混ぜて、荒く濁った音にするもの
  • MF-108S Cluster Flux:コーラス・フランジャー・ビブラートを行き来できるもの
  • MF-109S Saturator:歪みからサチュレーション、なめらかなコンプまでかけられるもの

 

もとのペダルを再現した7つに、新しく作られた MF-109S が加わって8つになっています。

動作は Mac(macOS 11.7 以降・Intel/Apple Silicon)と Windows で、AU・VST3・AAX に対応しているので、Logic でも使えます。

 

ペダル同士をつないで動かし合えるのが、ほかのエフェクトとの違い

もとのペダルは、ケーブルでつなぐと、1台の動きでもう1台のつまみを動かせました。

プラグイン版もこれを再現していて、DAW の別のトラックに挿した Moogerfooger 同士で、つまみを動かし合えます(Plugin Boutique の製品説明より)。

 

Moogerfooger MF-104S Analog Delayの画面。上部のジャックにCVのケーブルがつながっている(Moog公式の製品画像)

 

画面の上に並んでいるジャックが、そのつなぎ口です。

公式の動画では、ジャックにケーブルを挿して、別のペダルの音を揺らす様子が見られます。

 

 

公式の動画で、Moog らしさを感じたのは揺れの部分

Moog という名前は知っていましたが、Moogerfooger というシリーズのことは、ほとんど知りませんでした。

動画を見て、Moog らしさをかなり感じたのは、LFO・フィルター・フェイザーの音です。

 

似たタイプのシンセを持っているので、聞いていて「そう、こういう音だよな」と思いました。

Moog の特徴はシンセの音の揺れにある、と私は思っていて、その揺れた感じはちゃんと出ています。

 

ただ、これは公式の動画を見た印象です。

私は Moogerfooger を使ったことはありません。

 

2つ選ぶなら、MF-101S と MF-103S

もし選ぶなら、私はローパスフィルターの MF-101S と、フェイザーの MF-103S にします。

動画で一番 Moog っぽいと感じたのが、この2つだったからです。

 

Moogerfooger MF-101S Lowpass Filterの画面。左にエンベロープ、右にカットオフとレゾナンス、2-POLEと4-POLEの切り替え(Moog公式の製品画像)

 

MF-101S は、音の明るさを削ったり、癖のある響きを足したりするフィルターです。

右側のつまみで削り方を決め、左側の ENVELOPE で、入ってくる音の大きさに合わせてフィルターが開くようにできます。

 

MF-103S は、音をうねらせるフェイザーで、6段と12段を切り替えられます。

うねりの速さは左側の LFO で決めます。

 

Moogerfooger MF-103S 12-Stage Phaserの画面。左にLFO、右にSWEEPとレゾナンス、6-STAGEと12-STAGEの切り替え(Moog公式の製品画像)

 

単体を2つ買うより安い、それでも私は買わない

Moogerfooger は、1つずつでも買えます。

ただ、2つ欲しいなら、単体を2つ買うより Pick 2 のほうが安く済む値段です。

 

4つ選べる Pick 4 と、8つ全部が入ったバンドルもあります。

数が増えるほど、1つあたりは安くなります。

 

それでも私は、この値段で2つなら要らないと判断しました。

Moog の音が特別好きというわけではないので、2つのためにそこまで払う気にはなれません。

 

一方で、シンセでよく聞く揺れた音は作れそうです。

Moog の音が好きな人なら、まず2つだけ選んで試せるのは、ちょうどいい買い方だと思います。

 

なお MF-109S は、Plugin Boutique の購入特典に選ばれていた月もありました(10月の購入特典を調べた記事)。

 

ボカロ曲なら、シンセのトラックに挿して試したい

使うとしたら、私はシンセのトラックに挿します。

歌声に通しても面白いかもしれませんが、どんな音になるかは想像がつかず、できたらいいな、くらいの気持ちです。

 

ボカロ曲には、実験音楽のような部分もあります。

変わった音を探しているなら、2つ選んで試してみるのはありだと思います。

 

Moog のシンセそのものの音を DAW で鳴らしたいなら、こちらで調べています。

 

Minimoog(UADx)のセールはいつ?過去の値動きと買い時|Pigmentsで昔のシンセの音を出しているボカロPが見送る理由

 

まとめ:Moog の揺れが好きなら、2つから試せる

Moogerfooger Pick 2 は、Moog のエフェクトペダルを再現したプラグイン8種類から、好きな2つを選べるバンドルです。 Moog が特別好きではない私は、今の値段なら買いません。

 

選ぶなら、Moog らしい揺れを感じたフィルターの MF-101S と、フェイザーの MF-103S です。

シンセの音をうねらせたい人や、ボカロ曲で変わった音を試したい人には、2つから始められるのが良いところだと思います。

 

Moog のフィルターやフェイザーの揺れを、2つだけ試してみたい人に。

Moog Moogerfooger Pick 2 Software Bundle を Plugin Boutique で見る →

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