Audiomodern Riffer 4を調べてみた|リフを自動で作るプラグインを、昔欲しかったボカロPが今は買わない理由

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再生数が伸びないのは、リフがかっこよくないからじゃないか。

そう考えて、リフを自動で作ってくれるプラグインを本気で検討していた時期があります。

 

そのとき候補にしていたのが、Audiomodern の Riffer でした。

 

その Riffer が、2026年10月に Riffer 4 として作り直されました。

 

昔欲しかった道具なので、何が変わったのかを調べてみました。

結論から書くと、私は今回も買いません。

 

ただ、初心者のボカロPなら買っていい道具だとも思っています。

その両方の理由を書きます。

 

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Riffer 4は、キーを選ぶだけでリフをMIDIで出してくれるプラグイン

Riffer 4 は、音を鳴らす音源ではなく、MIDI のフレーズを作るためのプラグインです。

 

キーとスケールを選んでボタンを押すと、その中に収まったリフが出てきます。

出てきたリフは MIDI で書き出せるので、Logic の好きな音源に鳴らさせることができます。

 

Audiomodern Riffer 4の画面。リフを並べるメイン画面・ノートの編集画面・スタイル選択(Plugin Boutiqueの製品画像)

 

Plugin Boutique の説明によると、Riffer は10年ほど続いているシリーズで、使っている人は10万人を超えるそうです。

 

4 では、作ったリフの音域・音の密度・タイミング・ノリを後から調整でき、ノートを1つずつ直すこともできるとしています。

1つのリフから別のバリエーションを作る機能もあります。

 

Riffer 4のメイン画面。キーとスケール、密度などのつまみの下に、色分けされたリフのマスが並ぶ(Plugin Boutiqueの製品画像)

 

今回いちばん大きく変わったのは、リフを作る仕組みが5つに分かれたところです。

 

製品画像のスタイル選択の画面には、Pulse・Hook Riffs・Guitar Hybrid・Lead Arps・Bass Hooks と、それらを全部混ぜる Hybrid が並んでいます。

名前のとおり、ギターっぽいフレーズ、アルペジオ、ベースラインなど、欲しいリフの種類から選ぶ形です。

 

Riffer 4のPick a Style画面。Pulse・Hook Riffs・Guitar Hybrid・Lead Arps・Bass Hooks・Hybridの6つ(Plugin Boutiqueの製品画像)

 

なお、Ample Sound のギター・ベース音源にも「Riffer」という名前のフレーズ機能が入っていますが、Audiomodern の Riffer 4 とは別のものです。

検索すると両方が出てくるので、買うときは会社名まで確かめてください。

リフという名前がややこしいですね。

 

私がリフを作るときにやっていること

Riffer を検討していたころも、今も、私のリフの作り方は大きく2つです。

 

1つは、無理やり絞り出すこと。

もう1つは、UJAM のプリセットなどから持ってきて、そこからアイディアを出すことです。

 

UJAM Beatmaker KAYAのループブラウザ。MIDIループとSong Structureのフレーズパッド

 

UJAM の音源には、すぐ鳴らせるフレーズがたくさん入っています。

そこから持ってきて、アイディアを出すことがよくあります。

UJAM の使い分けは Virtual Drummer と Beatmaker の違い の記事にも書きました。

 

もう1つ、リフ探しで覚えておくと便利なことがあります。

 

リフは、短いアルペジオのようなフレーズの繰り返しになっていることが多いです。

なので、アルペジオの音価(1音の長さ)を長くしたり短くしたりするだけでも、違うリフっぽいのが見つかります。

 

自動で作る道具が無くても、この探し方はすぐ試せます。

 

欲しかったのに、買うのをあきらめた理由

正直に書くと、かなり悩みました。

それでも買わなかった理由は2つあります。

 

1つ目は、自動で出てくるリフは本当にランダムだということです。

 

自分が気持ちいいと思えるものに出会うまで、100回、1000回と試す必要があると考えました。

それなら、自分で作ったほうが早いです。

 

公式の説明では、Riffer 4 は出てきたリフを細かく直せるようになっています。

 

Riffer 4のノート編集画面。ピアノロールの下にベロシティ・ベンド・スタッターのレーン(Plugin Boutiqueの製品画像)

 

2つ目は、みんなが持っている道具は武器にならないということです。

 

たとえばボカロP 1000人のうち900人が Riffer を使っていたら、出てくるリフはどこか似通ってきます。

同じようなものになるなら、私には必要ありません。

 

実際にどんなリフが出てくるのかは、Audiomodern 公式の演奏動画で聴けます。

 

買うかどうか迷っている人は、一度聴いてから決めるのがいいと思います。

 

それでも、初心者のボカロPなら買っていいと思う

ここまで買わない理由を書きましたが、リフを探す道具そのものに抵抗はありません。

 

初心者なら、ありだと思っています。

初心者のボカロPなら、買ってもいいと思います。

 

実は私も、Riffer のほかに、名前は忘れてしまいましたが、サイコロを振るようにメロディを自動で作ってくれる道具も欲しかったことがあります。

 

2026年10月2日の Plugin Boutique の価格は¥8,850でした。

 

前のバージョンの Riffer を持っている人向けには、アップグレード版(同日¥5,180)もあります。

今のセール状態は、下の価格ボタンに表示されます。

 

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自動で作る道具に頼るか迷っている人は、AIを使った作曲の話もまとめています。

初心者ボカロPほどAI作曲を使うべき理由|1980年代のDTM批判と同じ道をたどる説

 

コード進行から曲の土台を作りたい人には、Riffer よりも Scaler のレビュー のほうが参考になると思います。

 

まとめ:私は買わない、初心者のボカロPなら買っていい

Riffer 4 は、キーとスケールを選ぶだけでリフを MIDI で出してくれる道具です。

4 になって、ギター・アルペジオ・ベースなど、作りたいリフの種類から選べるようになりました。

 

私は、ランダムを何百回も回すより自分で作るほうが早いこと、みんなが使うと似通ってしまうことから、今回も買いません。

一方で、初心者のボカロPなら、買っていいと思います。

 

道具が無くても、アルペジオの音価を変えてみる、手持ちの音源のフレーズからきっかけをもらう、というやり方でリフは探せます。

まずはそこから試して、それでも行き詰まったときに Riffer 4 を思い出してください。

 

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