リバーブのセールを探していると、RELABという会社の名前をよく見かけます。
70%オフといった大きな数字が並ぶので、つい気になる人も多いと思います。
私は以前、RELABのLX480を「リバーブはもう足りている」という理由で見送りました。
今回は、LX480以外の製品の公式ページで音を聞いてみました。
この記事では、RELABのセールはいつ来やすいのかと、モダンなボカロ曲を作っている私が今回も買わない理由、そしてどんな人なら買っていいと思うかを書きます。
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RELABは、昔の名機を再現するのが得意な会社
RELAB Developmentは、デンマークのプラグインメーカーです。
有名なハードのリバーブを、プラグインで再現した製品を多く出しています。
たとえばLX480はLexicon 480Lを、REV6000はデンマーク製の定番ハードリバーブを元にしています。
最近は、真空管のコンプ「Relab 176」や、そこから生まれたサチュレーターの「Color Drive」も出しています。
製品の並びを見ていて、私にはアナログモデリング系の会社という印象でした。

LX480 Essentialsは、480Lの響きをPlate・Hall・Ambience・Roomの4つにしぼった手頃な版です。
LX480を見送ったときの考えは、こちらにまとめています。
RELAB LX480のセールはいつ?70%オフの¥5,078は買いか|VintageVerbとPro-R 2を持つボカロPが、2台目のリバーブを見送る理由
Sonsig Rev-A:私にはデジタルっぽく聞こえた
Sonsig Rev-Aは、昔ながらのアルゴリズムリバーブに、新しいフィルターや揺れの機能を組み合わせたリバーブです。
公式の説明では、10種類の部屋の大きさを選べて、それぞれ残響の長さを調整できます。

右下のボタンで、出力のキャラクターをQRS・224・Rev-Aの3種類から切り替えられます。
ほかにも、残響にコーラスのような揺れを足すEnsembleや、響きを止めて伸ばし続けるFreezeがあります。
公式ページのデモを聞いた私の感想は、ちょっとデジタル的なリバーブでした。
REV6000:クラシックのような伸びがある
REV6000は、ハリウッドの映画音楽で定番だったデンマーク製のハードリバーブを再現したものです。
フル版のREV6000と、手頃なREV6000 Essentialsの2つがあります。

Essentialsの画面には、DRUM SPACE・VOCAL PLATE・LARGE PLATEなどのアルゴリズムが並んでいます。
小さな部屋の響きから、大きく暖かいホールまで作れるという説明です。
聞いてみた印象は、Rev-Aとは反対で、クラシックのような伸びがある感じでした。
同じ会社のリバーブでも、キャラクターははっきり分かれていると思います。
気になったのはColor Drive。でも結局同じになりそう
RELABの製品の中で、私がいちばん気になったのはリバーブではなく、Color Driveでした。

公式の説明では、Color Driveは真空管コンプのRelab 176から、真空管の回路とトランスをそのまま取り出したサチュレーターです。
DRIVEを上げると、わずかな暖かさから真空管らしい歪みまで、音に色を付けられます。
CROSSOVERで低音だけを回路の外に逃がせるので、低音を濁らせずに色を足せるそうです。
私は「176」の名前を見て、1176系のコンプに近いのかな、と思いました。
ドラムにかけたときの音は、RELAB公式の動画で聞けます。
色味を付ける系のプラグインは、私も気になります。
ただ、今あるもので色を付けても、結局は同じような感じになるかなとも思っています。
私がサチュレーションに何を使ってきたかは、サチュレーションの記事に書いています。
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私が買わないのは、モダンなボカロが好きだから
RELABの製品は、アナログの質感を出したい人には良いと思います。
ただ、私自身は買わなくていいと判断しました。
私はモダンなボカロ曲が好きで、作る曲もその方向です。
たまに、シティポップや1970〜80年代の古い曲をやりたくなることはあります。
それでも、RELABの製品にはあまり魅力を感じませんでした。
リバーブについては、ValhallaのVintageVerbとFabFilterのPro-R 2を持っています。
この2本で足りているので、リバーブを買い足す理由もありません。

2本の使い分けは、Pro-R 2のレビューとVintageVerbのレビューに書いています。
向いているのは、リバーブをまだ持っていない人と、この質感が好きな人
反対に、リバーブをまだ1本も持っていない人なら、RELABは候補になると思います。
LX480の記事でも書きましたが、私も最初のリバーブが無いときだったら、LX480は多分買っていました。
もう1つは、昔の名機の響きやアナログの質感が好きな人です。
公式ページのデモを聞いて「この音が欲しい」と思えたなら、買っていいと思います。
ほかのメーカーのリバーブとまとめて買い時を見たい人は、リバーブのセールの記事も参考にしてください。
セールは秋に来やすく、Essentialsは約70%オフまで下がる
確認できた範囲では、RELABのセールは10月に大きく来ています。
2025年も2026年も、10月に入るとPlugin Boutiqueでまとめて値下がりしました。
とくにLX480・REV6000・QuantXのEssentialsは、$29(約70%オフ)まで何度も下がっています。
2026年は2月にも、LX480 Essentialsが同じ$29になりました。
なので、Essentialsを狙っているなら、定価で急いで買う必要はないと思います。
Essentialsに比べると、REV6000のフル版やColor Driveの割引は小さめです。
過去のセール
- 2025年10月2日〜10月31日:Plugin BoutiqueでQuantX・REV6000・LX480のEssentialsが各$29(通常$99・71%オフ)、3本のバンドルが$49(83%オフ)(Rekkerd)
- 2026年2月24日〜3月1日:Plugin BoutiqueでLX480 Essentialsが$29(通常$99・70%オフ)、Q82 Essentialsが60%オフ(Rekkerd)
- 2026年8月19日〜8月30日:Plugin Boutiqueの14周年セールで、Color Driveが$39(通常$79・50%オフ)(Rekkerd)
- 2026年10月1日〜10月25日:Plugin BoutiqueでLX480・REV6000のEssentialsが¥5,078(通常¥17,250・70%オフ)、Sonsig Rev-Aが¥8,580(通常¥25,970・66%オフ)、Color Driveが¥6,829(通常¥13,770・50%オフ)
- 2026年10月〜11月20日:国内のSonicWireでも、RELABの製品が全品50%オフ
まとめ:私は見送り、リバーブが無い人やアナログ好きには候補
- RELABは、LX480やREV6000など、昔の名機を再現したリバーブが中心の会社
- Sonsig Rev-Aはデジタル的、REV6000はクラシックのような伸び、という印象
- 気になったのはColor Driveだが、色付けは今あるものでも結局同じになりそう
- モダンなボカロが好きで、リバーブはPro-R 2とVintageVerbで足りているので、私は買わない
- リバーブをまだ持っていない人や、この質感が好きな人は買っていい
- セールは10月に来やすく、Essentialsは約70%オフまで何度も下がっている
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私が使っているリバーブはこちらです。
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