Addictive Drums 2を生っぽく打ち込むコツ|ハイハットの表と裏を別のノートに分けるボカロPが、それでも分からないこと

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ドラムを打ち込んで再生してみたら、なんだか機械っぽい。

ドラム音源を買ったばかりのころ、多くの人が一度は感じることだと思います。

 

私はボカロ曲のドラムを、XLN Audio の Addictive Drums 2 で打ち込んでいます。

生っぽく聞かせるためにやっていることは、実はそれほど多くありません。

 

このページでは、私が毎回気をつけているハイハットの打ち方とタイミングを、Logic の画面で紹介します。

そのうえで、基本は分かっても、その先がまだ分からないという今の限界も正直に書きます。

 

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Addictive Drums 2は、打っただけでかなり生っぽい

最初に伝えたいのは、Addictive Drums 2 は普通に打ち込むだけで、かなり生っぽく鳴ってくれるということです。

生のドラムを録音した音が元になっているので、細かい作業をしなくても、機械っぽさはだいぶ消えます。

 

Addictive Drums 2 の EXPLORE 画面。プリセットキットのプレビューと、右側に Room・Overhead・Hihat・Snare・Kick のクイックつまみ

 

なので「生っぽくするために必ずやること」を聞かれても、私には特別なものがありません。

足すとしても、Logic のヒューマナイズで少しだけばらつきを出すくらいです。

 

Logic のヒューマナイズは、ピアノロールの MIDI 変形の中にある機能です。

Apple の説明では、選んだノートの位置・ベロシティ・長さに、ランダムな値を少しずつ足してくれます。

ほかに、ドラムマップも使っていません。

 

どんな音が鳴るかは、XLN Audio 公式の紹介動画で聴けます。

 

 

ハイハットは、表と裏を別のノートに分けて打つ

私がいちばん気をつけているのは、ハイハットです。

8分で刻むハイハットは、表と裏でベロシティに20くらいの差をつけています。

 

もう1つ、表と裏は別のノートに分けて打っています。

下の画面のピアノロールで、ハイハットが上下2段に交互に並んでいるのがそれです。

 

LogicでAddictive Drums 2を打ち込んでいる画面。上にkick・snare・hihat・TOM1をパートごとに分けたトラック、下のピアノロールではハイハットの表と裏を別のノートに分けて打っている(選んだ表の音のベロシティは65)

 

小節の頭で選んでいるのが表の音で、ベロシティは65です。

裏の音は、これより弱くしています。

今回はイントロ部分なので小さめです。

 

別のノートに分けると、ピアノロールの上で表と裏の段がずれます。

表だけ、裏だけをまとめて選べるので、ベロシティを変えるのがかなり楽になります。

以下の画像はイメージですね。後は、裏拍は軽くスウィングしたりします。

ハイハットの表と裏の打ち分けの図。表は強めに打ち、裏は別のノートで表より20くらい弱くする

 

Addictive Drums 2 のハイハットは、閉じた音だけでも、叩く場所の違う音がいくつもノートに割り当てられています。

公式のキーマップを見ると、Closed 1 と Closed 2、それぞれの Tip と Shaft が別々のノートになっています。

 

Addictive Drums 2 公式キーマップの一部。HiHatのClosed 1/2・Open A〜D・Bell・Pedal、Ride 1のTip・Shaft・Bell・Chokeなど、MIDIノートごとの割り当て

 

表と裏で音そのものも少し変わるので、同じ音を同じ強さで並べたときの「機械が連打している感じ」が出にくくなります。

ベースでも、表拍は強く・裏拍は弱く打っています。

 

ベースの打ち込みの順番は、ベースの打ち込みのコツにまとめています。

ドラムとベースで、強弱のつけ方の考え方は同じです。

 

キックはオンタイム、スネアとハイハットは曲によって少しずらす

タイミングで決めているのは、キックはずらさないことです。

キックは、グリッドにぴったり合わせたオンタイムのほうがいいと考えています。

 

一方で、スネアとハイハットは、曲によって少しずらすことがあります。

ハイハットは、スイングさせるのも1つの手です。

 

タイミングの図。キックはグリッドどおりのオンタイム、スネアは曲によって少しずらし、ハイハットは少しずらしたりスイングさせたりする

 

Logic では、ピアノロールの左側にあるタイムクオンタイズの欄に、スウィングのつまみがあります。

さきほどの画面では、クオンタイズが1/16で、スウィングは真ん中の50のままです。

 

打ち込んだあとのミックスは、パートごとに分けて EQ とコンプを挿しています。

そのやり方は、Logic でドラムをミックスするに書きました。

 

今の限界:基本は分かっても、売れる曲への崩し方が分からない

ここまでの打ち方で、つまずいたことは特にありません。

キックを1・3拍目、スネアを2・4拍目に置くような基本も、分かっているつもりです。

 

ただ、ボカロで聴かれる曲にするために、ドラムをどう使えばいいかは、まだ分かっていません。

基本の形を、どう崩せば売れる曲につながるのか。

 

そこが分からないのが、今の私の限界です。

例えばドラムは打ち込めば曲っぽくはなりますが、1億再生するようなドラムはわからないのが、今の状況ですね。

 

Addictive Drums 2 を選んだ理由と、ほかのドラム音源と比べてどうかは、こちらに書いています。

 

Addictive Drums 2 レビュー|XOのリアル感に物足りなくなって買った、生ドラム系のメイン音源にしているボカロPの話

 

キットを増やしたくなったら、Addictive Drums 2 の ADpak の選び方も参考にしてください。

 

まとめ

  • Addictive Drums 2 は、普通に打ち込むだけでかなり生っぽい。足すとしてもヒューマナイズくらい
  • ハイハットは、表と裏を別のノートに分けて、ベロシティに20くらいの差をつける
  • 別のノートに分けると、表だけ・裏だけを選んで強さを変えやすい
  • キックはオンタイム。スネアとハイハットは曲によって少しずらし、ハイハットはスイングも1つの手
  • 生っぽく鳴らす基本は分かっても、売れる曲への崩し方はまだ分からない。そこが今の私の限界

 

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