ベースを打ち込もうとして、ピアノロールの前で手が止まる。
コードは決まっているのに、ベースだけが「ルートを並べただけ」の、のっぺりした音になる。
私は、ベースを打ち込むときに音の高さより先に、リズムから決めるようにしています。
ベースは、音の高さよりもリズムが大事だと思っているからです。
この記事では、Logic Pro で曲を作っているボカロPとして、ベースをどんな順番で打ち込んでいるか、強弱とゴーストノートで何に気をつけているかを、実際のピアノロールと一緒に書きます。
ふだんのメインベース音源は MODO BASS 2 です。
🔥 セール中 ¥5210(通常 ¥34850)〜10/7まで:MODO BASS 2 を見る → 🎁 この商品を Plugin Boutique で買うと、無料ギフトを1つ選べます:StereoSavage 2 Elements/Gorilla Drive/ChordAXE Lite(合計¥14,980以上なら Melodyne 5 Essential も) ※9/29確認。ギフトは入れ替わります
打ち込む順番は「リズム→キック→強弱→隙間」
先に、私の順番をまとめておきます。

音の高さが最後まで出てこないのは、コードを先に作っているからです。
私の曲作りはコード進行から始まるので、ベースを打ち込む時点で、ルート(いちばん下の音)はもうほとんど決まっています。
コードを先に作る流れは、サビの作り方の記事に書きました。
だから、ベースで本当に考えるのは「その音を、どのリズムで鳴らすか」のほうです。
最初に決めるのはリズム。キックとそろえるかもここで考える
下の画面は、私がふだん打ち込んでいるベースのピアノロールです。

1小節の中は、ほぼ同じ音を細かく刻んでいるだけです。
コードが変わる小節の頭で、音の高さを移しています。
音の高さの動きは、これくらい単純です。
そのぶん、どう刻むかというリズムのほうを先に決めています。
そのうえで考えるのが、キックに合わせてタイミングをそろえるかどうかです。
キックとベースの頭が重なると、低音がひとかたまりになって、土台がはっきりします。
ドラムのキックの音作りは、Logicでドラムをミックスする記事のほうで書きました。
強弱は「表拍は強く、裏拍は弱く」
リズムが決まったら、ベロシティ(強弱)を付けます。
決まりはシンプルで、表拍は強く、裏拍は弱くです。
全部の音を同じ強さで鳴らすと、どうしても機械っぽく聞こえやすくなります。
だから、同じ音を刻んでいるところでも、表拍と裏拍で強さに差を付けています。
弾かない隙間は、ゴーストノートでリズムをつなぐ
もう1つ大事にしているのが、音を伸ばさない隙間をゴーストノートで埋めることです。
ゴーストノートは、音程がほとんど分からないくらいの、短くて弱い音です。
ベースが休んでいるところにこれを置いておくと、リズムが途切れずにつながって聞こえます。

これは以前 Ample Bass で打っていたころの画面です。
選んでいる短いノートがゴーストノートで、ベロシティは15まで下げています。
いまの MODO BASS 2 には、ゴーストノート用のアーティキュレーション(弾き方の切り替え)があるので、それを使っています。
置く位置やベロシティの下げ方は、最初に変えるべき音源はドラムとベースの記事に、参考にした動画と一緒に書いています。
ベースは思っていたより自由な楽器だった
打ち込みで大きくつまずいたことは、正直あまりありません。
ベースの本もいくつか買ってみたのですが、読んで感じたのはベースは思っていた以上に自由だということでした。
場所によってはコードと少し違う音が鳴ることもあります。
それでも、コードのルールから外れない範囲なら、あとは好きに動かしていい。

1曲を通して見ると、ずっと同じ刻みではなく、セクションごとに動き方がずいぶん違います。
それから、名曲を作る人にはベーシスト出身の人が多い、という印象もあります。
たとえば「ルビーの指環」を作曲した寺尾聰さんは、グループ「ザ・サベージ」でベースを担当していました(Wikipedia)。
米津玄師さんも、学生時代のバンドではベースとボーカルを担当していたそうです(Wikipedia)。
私は、ベースという楽器の役目から離れすぎない範囲で、面白くすればいいと考えています。
これから始める人には、まずMODO BASS 2
打ち込みのコツとは少し離れますが、音源を聞かれたら、初心者には MODO BASS 2 をすすめています。

指弾き・ピック・スラップの切り替えや、ミュートの強さまで設定できます。
スライドやハンマリングも弾き方として入れられ、ゴーストノート用のアーティキュレーションも用意されています。
実際に使ってみて良かったところ・不満なところは、レビューにまとめています。
CS・SE・フル版のどれを選ぶかは、MODO BASS 2のグレードの違いの記事で比べています。
🔥 セール中 ¥5210(通常 ¥34850)〜10/7まで:MODO BASS 2 を見る →
シンセベースなら、外さないのはTrilian
シンセベースまで1本でそろえたいなら、いちばん外さないのは Spectrasonics の Trilian だと思っています。
私は持っていません。
それでも、エレキベースやウッドベースに加えてシンセベースまで入った定番の音源として、よく名前が挙がる1本です。
下は Spectrasonics 公式の、Trilian のシンセベースのデモです。
値段は安くないので、誰にでもすすめるものではありません。
これからも作曲を続けると決めていて、予算に余裕がある人なら、買っていいと思います。
ほかのベース音源との比べ方は、ベース音源の選び方の記事にまとめています。
まとめ:音の高さで悩む前に、リズムを決める
ベースの打ち込みで迷ったら、音の高さより先にリズムを決めてみてください。
- リズムを決める(ルートはコードでほぼ決まっている)
- キックに合わせてタイミングをそろえるかを考える
- 表拍は強く、裏拍は弱く
- 弾かない隙間は、ゴーストノートでリズムをつなぐ
ここまでできれば、あとはコードのルールから外れない範囲で、自由に動かして大丈夫です。
ベースは、思っているより遊べる楽器だと感じています。
🔥 セール中 ¥5210(通常 ¥34850)〜10/7まで:MODO BASS 2 を見る →







コメントを残す