民族楽器の音源を、これから1つだけ買うとしたら。
今の私なら、UVI の World Suite 3 を選びます。
EastWest の民族系の音源をいくつか使ってきたうえで、「最初からこっちを1つ持っておけばよかった」と思っているからです。
UVI は、今かなり狙っている会社です。
このページでは、確認できた UVI のセールの流れと、実際に持っている UVI の音源、そして話題の HX-20 を見送って World Suite 3 を待っている理由を書きます。
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UVIは、昔のシンセから民族楽器まで出している音源の会社
UVI は、フランスの音源メーカーです。
昔のハードのシンセを再現した音源が有名ですが、ピアノ、オーケストラ、民族楽器まで、ジャンルの幅がとても広い会社です。
UVI の音源の多くは、無料の UVI Workstation というプレイヤーの中で動きます。
Logic Pro では、UVI Workstation をソフト音源として立ち上げ、その中で買った音源を選ぶ形です。
UVI の名前はよく聞いていて、実は私も持っている音源があります。
私が持っているのは、90年代のデジタルシンセを集めたDigital Synsations
私の UVI Workstation に入っているのは、Digital Synsations と、無料の UVI Starter です。

Digital Synsations Vol.1 は、90年代のデジタルシンセ4台を再現した音源です。
中には DS1・DS77・DS90s・DSX の4つが入っていて、プリセットは合わせて600あります。
DS1 のもとになっているのは、Korg の M1 です。
ベース、ベル、鍵盤、パッドと、フォルダが音の種類ごとに分かれています。

DSX は、Ensoniq の VFX がもとです。
エレピ、リード、パッドとクワイア、ブラスなど、こちらもフォルダが細かく分かれています。

UVI の音源は、どれもこの UVI Workstation の画面から選んで使います。
ほかの UVI 製品を買い足しても、同じ画面に並びます。
Digital Synsations(UVI公式サイト) →
話題のHX-20は、私には音が合わなかった
UVI のセールでよく名前が出てくるのが、HX-20 です。
70年代の終わりに出た、オシレーター2つのセミモジュラーのモノシンセがもとになっています。

UVI の新しい HX シリーズの第1弾で、実機から録った音とウェーブテーブルを、物理モデリングのフィルターに通す作りです。
同じシリーズには、1972年の ARP Odyssey をもとにした HX-ODDY もあります。
公式の紹介動画を見た正直な感想は、私はあまりいらないかな、というものでした。
見た感じ、音が少し使いにくそうに感じたからです。
UVI 公式の HX-20 の紹介動画です。
ただ、シンセは結局、音の好みで選ぶものです。
音が気に入った人なら、半額くらいのセールで買っていいと思います。
私は気に入らなかったので、半額でも買いません。
その予算があるなら、次に書く World Suite 3 のほうに回したいと思っています。
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本命はWorld Suite 3。リアルさより「1つで民族がそろう」こと
World Suite 3 は、世界中の民族楽器を集めた音源です。
アフリカ、アジア、アメリカ大陸、中東と、地域ごとに楽器が分かれています。

入っている楽器は430種類で、プリセットは1,900以上あります。
楽器ごとのループやフレーズも、12,000以上ついています。

画面はどの楽器でもほぼ同じ形で、楽器の絵の横に音色とエフェクトのつまみが並びます。
これも無料の UVI Workstation で動くので、私の環境ならそのまま足せます。
私は民族系の音源を、EastWest で持っています。
Ancient Kingdom のほかに、バンドルに入っていた RA や Silk も持っています。
比べると、音のリアルさは EastWest のほうが上だと思います。
World Suite 3 は種類がとにかく多いぶん、1つ1つのリアルさは少し落ちる、というのが私の見方です。
それでも、今から選び直せるなら World Suite 3 にします。
EastWest のように地域ごとの音源を何本も買ってそろえるより、民族系は World Suite 3 を1つ持っておけば足りると思うようになったからです。
UVI 公式の World Suite 3 の紹介動画です。
1つの地域を本気でリアルに鳴らしたい人には、今も EastWest の民族系をすすめます。
EastWest の民族系と、Ancient Kingdom で足りなかったケルトの音の話は、こちらに書いています。
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セールは夏の終わり・9月・11月に来やすい
確認できた範囲では、UVI のセールは1年に何度もあります。
特に、8月から9月にかけてと、11月のブラックフライデーの時期に大きなセールが続いていました。
World Suite 3 は、2026年の8月に Plugin Boutique で半額の $149 になっています。
9月の UVI の「Back to the Studio」セールでも、対象に入っていました。
HX シリーズは、もっと深く下がることがあります。
2025年9月には、HX-ODDY が Plugin Boutique で $19(75%オフ)まで下がりました。
ブラックフライデー全体の動きは、DTM ブラックフライデー セール 2026 まとめ で追っています。
過去のセール
確認できた UVI のセールです(ドル表記は海外の告知記事の金額)。
- 2025年9月(〜9月22日):Plugin Boutique で HX-ODDY が $19(通常 $79・75%オフ)(rekkerd)
- 2025年11月(〜11月23日):UVI の Extraordinary November。最大76%オフ。World Suite 3・HX-20・HX-ODDY・Orchestral Suite など11製品(rekkerd)
- 2026年8月(〜8月31日):Plugin Boutique で World Suite 3 が $149(通常 $299・50%オフ)(rekkerd)
- 2026年9月(〜9月14日):UVI の Back to the Studio セール。Falcon・World Suite 3・Synth Anthology 5・Key Suite など(rekkerd)
- 2026年10月(〜10月31日):Plugin Boutique で HX-20 が ¥6,727(通常¥13,719・50%オフ)、HX-ODDY が ¥6,727(通常¥13,770・51%オフ)
まとめ:シンセは音が気に入ったら。民族系を1つでそろえるならWorld Suite 3
UVI は、昔のシンセから民族楽器まで幅広い音源を出していて、セールは1年に何度も来ます。
私が持っているのは、90年代のデジタルシンセを集めた Digital Synsations です。
HX-20 は、私には音が合わなかったので見送ります。
音が気に入った人なら、半額くらいのセールで買っていいと思います。
本命は World Suite 3 です。
リアルさは EastWest に譲りますが、民族楽器を1つでそろえたいなら、私はこちらを選びます。
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