UVI Mosaiq 2026のセールと買い時|Pigmentsのシーケンサーで足りているボカロPが、それでも「2,000のプリセット」に価値を見る理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

UVI の紹介動画で Mosaiq を見ていて、最初に頭に浮かんだのは、手元の Pigments でした。

音がシーケンスで動いていく感じが、Pigments のシーケンサーにかなり近く見えたからです。

 

Mosaiq は、見かけたことはあっても名前までは知らなかった音源です。

調べてみると、1音でコードを鳴らす機能とシーケンサー、そして2,000を超えるプリセットを1つにまとめた、アイデア出しのための道具でした。

 

結論から書くと、Pigments のようにシーケンサーの入った有料シンセをもう持っているなら、急いで買わなくていいと思っています。

ただ、Mosaiq ならではの音とプリセットを本当に使いたいなら、買う価値はある1本です。

 

🔥 セール中 ¥13636(通常 ¥34980)〜10/26まで:UVI Mosaiq 2026 を見る →

 

Mosaiq 2026は、コードとシーケンスで曲のきっかけを作る音源

Mosaiq 2026 は、フランスの UVI が出している音源です。

UVI 公式では「Mosaiq 26」と書かれていて、Plugin Boutique では「Mosaiq 2026」の名前で売られています。

 

UVI公式のMosaiq 26のページ。240以上のコード進行で単音からコードを鳴らす・ドラムとシーケンサー・2,000のプリセットの3つが並ぶ(UVI公式)

 

公式が真っ先に挙げているのは、240以上のコード進行を使って、鍵盤1つでコードを鳴らせることです。

そこにドラムとシーケンサーで動きを付け、2,000のプリセットから音を選んでいく、という作りになっています。

 

シンセを一から作り込むというより、プリセットを選んで鳴らしながら、曲の入口を見つけるための音源です。

公式の紹介動画を見ると、どんな音が入っているかがつかみやすいと思います。

 

 

弾く・動かす・磨く:Mosaiqでできること

UVI 公式の「PLAY」の欄には、Mosaiq でできることが6つ並んでいます。

 

Mosaiq 26のPLAYの説明。指1本でコード・8つのキーと5つのエフェクト・240種類以上のコード進行・MIDIシーケンス・100種類のFXチェーン・プリセット生成(UVI公式)

 

  • 指1本でコードを鳴らすか、キーボードモードに切り替えて全部の音域で弾くか選べる
  • 8つのキーと5つのエフェクトを触りながら音を変えられる
  • 240種類以上のコード進行が入っている
  • MIDI のシーケンスで音に動きを付けられる
  • 100種類の FX チェーンを使うか、自分で組める
  • プリセットを自動で作る機能がある

 

コードを弾けなくても、鍵盤を1つ押すだけで和音が鳴り、そこにシーケンスの動きが乗る、というのが基本の使い方です。

公式の説明を読むかぎり、「何から作るか決まらない」ときに、とりあえず鳴らして方向を探すための機能が中心です。

 

12のジャンルと2,000以上のプリセットが、いちばんの中身

音は、ジャンルごとに分かれた12のコレクションにまとまっています。

Beat Culture・Hyperpop・Soft Pop・Retrofuturism・Velvet R&B・Liquid Breaks など、今どきのポップスやクラブ寄りの名前が並びます。

 

Mosaiq 26のコレクション一覧とプリセットブラウザ。beat culture・hyperpop・softpop・Y2Kなど12のジャンル、ランダマイズとMutate・バリスピードの説明(UVI公式)

 

プリセットは公式の仕様で2,056個、サンプルは2,011個です。

自分のサンプルを読み込むこともできます。

 

ほかにも、音をランダムに変える機能、似た方向の別の音に差し替える「Mutate」、曲全体の雰囲気を一度に変える「バリスピード」があります。

ボタン1つで別の音に飛べるので、プリセットを順番に聞いていくのとは違う探し方ができます。

 

今の「26」の版では、Ethereal・Y2K・French Club・Broken Beats の4つのコレクションが足されました。

どのコレクションにも、鍵盤で自由に弾くための「Keys」のプリセットが加わっています。

 

Mosaiq 26で増えたもの。ethereal・FRENCH CLUB・Y2K・broken beatsの4コレクション、Keysのプリセット、800以上のプリセットと50以上のコードバンク(UVI公式)

 

無料のUVI Workstationで鳴る。Falconは要らない

UVI の音源は、別の本体が要るのかが気になるところです。

Mosaiq は、無料の UVI Workstation(4.0.4以降)で鳴らせます。

 

UVI の上位の本体である Falcon でも鳴りますが、Mosaiq のために Falcon を買う必要はありません。

私も UVI Workstation は入れていて、UVI の古いデジタルシンセの音源(Digital Synsations)をここで鳴らしています。

 

UVI Workstation の Files 画面。Soundbanks に Digital Synsations と UVI Starter が並び、Digital Synsations Vol.1 の中に DS1・DS77・DS90s・DSX がある

 

公式の仕様では、認証は無料の iLok アカウントで済み、ドングルは要りません。

1つのライセンスで3台まで使えて、容量は1.52GB です。

 

Mac は macOS 10.14 以降、形式は AU・VST3・AAX とスタンドアロンに対応していて、Logic Pro でも動作が確かめられています。

UVI のほかの製品のセールの時期は、UVI のセールの記事に、Falcon についてはFalcon のセールの記事にまとめています。

 

公式の動画を見た感想:アイデアは面白い、でも曲に使うかは別

動画を見て、まず「シーケンサーのような音源なんだな」と思いました。

アイデアとしては面白いですし、音やエフェクトにも面白さを感じます。

 

一方で、それをそのまま自分の曲に使うかというと、少し考えてしまいました。

見た範囲では、思っていたよりできることは多くないのかもしれない、という印象も残っています。

 

実際に触ったわけではなく、動画を見て、手元にある道具と比べたときの感想です。

 

Pigmentsを持っているなら代わりになる。1万3,000円台でも今は買わない

私がふだんいちばん使っているシンセは、Arturia の Pigments です。

その Pigments には、ステップシーケンサーとアルペジエーターが入っています。

 

Pigments のステップシーケンサー画面。ON/OFF・VELOCITY・OCTAVE・GATE LENGTH・SLIDE を16ステップで打ち込める

 

Mosaiq の動きを見ていると、Pigments のシーケンサーとほとんど同じことをしているように感じました。

なので、シーケンサーで音を動かすという役目だけなら、手持ちの Pigments で代わりになります。

 

ただ、入っている音とプリセットは別物です。

Mosaiq には2,000を超えるプリセットがあり、この音とプリセットを本当に使いたいなら、買う価値はあると思っています。

 

 

Pigments をボカロ曲でどう使っているかは、こちらにまとめています。

Pigments レビュー|Dexed・Vitalが合わず流れ着いた、ボカロ制作のファーストチョイスにしているシンセの話

 

それでも、1万3,000円台まで下がっても、正直なところ私にはまだ少し高く、今は要らないと判断しました。

シーケンサーの役は、手持ちの Pigments で足りているからです。

 

Mosaiqが向いている人

私の場合は見送りですが、合う人ははっきりしていると思います。

 

1つは、いつもの曲に、ちょっと珍しいことや新しい要素を足したい人です。

公式も「インスピレーション」を前に出している音源で、その狙いにいちばん合う人だと思います。

 

もう1つは、有料のシーケンサーやアルペジエーターをまだ持っていない人です。

そういう人には、ある意味で使う価値がある音源だと思います。

 

コード進行を手伝ってくれるプラグインをまとめて比べたい人は、コード進行プラグインの選び方も参考にしてください。

 

過去のセール

Mosaiq 26 の通常の価格は、UVI 公式で $199 です。

  • 2026年3月:$99(通常 $199・Mosaiq 26 の発売時の価格・3月29日まで)(出典:Sound On Sound)
  • 2026年9月:$79(60%オフ・9月17日〜28日・UVI のスポットライトセール)(出典:KVR Audio)
  • 2026年10月20日:¥13,636(通常¥34,980・61%オフ・10月26日まで。Plugin Boutique)

 

Plugin BoutiqueのMosaiq 2026の製品ページ(2026年10月20日時点で¥13,636・通常¥34,980・61%オフ)

 

9月の UVI のセールと10月の Plugin Boutique のセールは、どちらも60%前後のオフでした。

発売から半年ほどで、この水準の値下げが2回あったことになります。

 

ブラックフライデーのほかの製品のセールは、ブラックフライデーのまとめに会社ごとにまとめています。

 

まとめ:シーケンサーを持っていない人の1本目には向いている

Mosaiq 2026 は、1音でコードを鳴らし、シーケンスで動かし、2,000以上のプリセットから音を選ぶ、アイデア出しのための音源です。

無料の UVI Workstation で鳴り、Falcon は要りません。

 

私は Pigments のシーケンサーで同じ役目が足りているので、今回は見送りました。

それでも、有料のシーケンサーを持っていない人や、曲に新しい要素を足したい人には、選ぶ理由がある音源です。

 

いつもの曲に、珍しい動きや新しい音を足したい人に。

🔥 セール中 ¥13636(通常 ¥34980)〜10/26まで:UVI Mosaiq 2026 を見る →

 

Mosaiq の代わりに、シーケンサーも入ったシンセを1本持っておきたい人に。

Pigments を Plugin Boutique で見る →

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)