Logicのオートメーションの書き方|カーブは使わず、点を打って直線でつなぐだけでサビとAメロの差を出す

オートメーションは、なめらかなカーブを描けないと意味がないのでしょうか。

私が Logic で書くオートメーションは、ほぼ全部が直線です。

 

カーブのやり方は昔一度見たのですが、忘れてしまいました。

それでも、サビと A メロの差をつけるのには困っていません。

 

この記事では、私が実際にやっている「点を打つ・コピーする・まとめて消す」の3つの操作と、使っていない機能(カーブやモード)を Apple の説明で補ってまとめます。

声を前に出すための使いどころは、別の記事に書いています。

 

最初は、オートメーションを書かずに曲を作っていた

オートメーションという機能があることは、DTM を始めたころから知っていました。

ただ、そのころはオートメーションより作曲がしたくて、書かずに進めていました。

 

書かずに作っていると、サビに入っても盛り上がりが出ず、A メロとの差がはっきりしません。

ちょっとした演出も入れられませんでした。

 

そこで気づいたのが、オートメーションが一番重要だ、ということです。

操作そのものでつまずいたことはありません。

 

まずはオートメーションを表示する

オートメーションを書くには、先にトラックの上にオートメーションの線を出します。

Apple の説明では、メニューの「ミックス」>「オートメーションを表示」か、A キーで表示できます。

 

Apple公式のLogic Proユーザガイド:オートメーションカーブを表示する(2026年10月20日時点)

 

表示すると、トラックの名前の下に「Read」などのモードと、動かすパラメータを選ぶメニューが並びます。

ボリュームやパンのほか、挿したプラグインのつまみもここから選べます。

 

点を打って、直線でつなぐ

私の書き方は、マウスで点を打っていくだけです。

Apple の説明でも、オートメーションの線をクリックするとその位置に点が増え、点を上下にドラッグすると値、左右にドラッグすると位置が変わります。

 

点と点のあいだは、そのまま直線でつながります。

場面が変わるところで値を切り替えるだけでも、A メロとサビの差は付けられます。

 

ボーカルのリバーブの返しのトラックに、場面ごとにオン・オフするボリュームのオートメーションを直線で書いたところ

 

これはボーカルのリバーブの返しのトラックです。

センドのトラックを出して、A メロ・B メロ・サビの構成ごとに音量を書くことが多いです。

 

カーブは、Apple の説明だとこうなっている

私はカーブを使っていないので、ここは Apple のユーザガイドに書かれている手順です。

点と点のあいだの線は、オートメーションカーブツールでドラッグするか、Control キーと Shift キーを押しながらポインタでドラッグすると曲げられる、とあります。

 

Apple公式のLogic Proユーザガイド:オートメーションを選択する/コピーする/移動する(2026年10月20日時点)

 

同じページには、選択・コピー・移動のやり方もまとまっています。

なめらかに変化させたい場合は、このページの「オートメーションカーブを曲げる」の項目に手順があります。

 

書いたオートメーションを、別のトラックにコピーする

オートメーションのコピーは、私がかなりよく使う操作です。

特に多いのが、Ozone の Imager(音の広がりを調整するモジュール)の動きを、コード楽器とメロディの楽器でそろえるときです。

 

Logicのボーカルとコード楽器のトラックに、同じ形のオートメーションをコピーして並べたところ(点を打って直線でつないでいる)

 

上がボーカル、下が「chord melo」のトラックです。

どちらも途中で -13 から +11 に切り替わる、同じ形のオートメーションになっています。

 

ボーカルにも同じようにコピーして、値だけ変えることもあります。

楽器どうしで広がりの動きを近くしておきたいので、一度書いた形をコピーして使っています。

 

Apple の説明では、トラックの中でコピーするなら、点や線を選んで Option キーを押しながらドラッグします。

別のトラックにコピーするなら、Shift キーを押しながらドラッグして選び、「編集」>「コピー」、コピー先のトラックを選んで「編集」>「ペースト」の順です。

 

消すときは、ドラッグでまとめて選んで消す

いらなくなったオートメーションは、ドラッグでまとめて選んでから消しています。

 

Apple の説明では、1つの点ならダブルクリックか、選んで Delete キーで消えます。

トラックのオートメーションを丸ごと消したいときは、「ミックス」>「オートメーションを削除」のメニューも用意されています。

 

Read 以外のモードは、使わなくても書ける

トラックの名前の下にある「Read」のメニューは、オートメーションのモードです。

私は点を打って書くだけなので、Read のまま触っていません。

 

Apple公式のLogic Proユーザガイド:オートメーションモード(Read・Touch・Latch・Write)の説明(2026年10月20日時点)

 

Apple の説明をまとめると、Read は書いたオートメーションを再生するだけのモードです。

Touch・Latch・Write は、再生しながらフェーダーやつまみを動かして、その動きを記録するためのモードです。

 

Touch は手を放すと元のオートメーションに戻り、Latch は手を放したときの値で上書きを続け、Write は再生した部分の既存のオートメーションを消しながら書いていきます。

フェーダーを手で動かして録りたい人は、このあたりを試すことになります。

 

トラックとリージョンのオートメーションの違いや、プラグインのつまみの書き方は、こちらの動画が通しで見られて分かりやすいです。

 

まとめ:まずは点を打つだけで十分

オートメーションは、カーブやモードを覚えなくても、点を打って直線でつなぐだけで始められます。

場面ごとに値を切り替える、同じ動きを別のトラックにコピーする、いらなくなったらまとめて消す。

 

私がふだんやっているのは、この3つだけです。

私も最初は作曲を優先して後回しにしていましたが、書くようになって、サビと A メロの差が出せるようになりました。

 

ボーカルのどこにオートメーションを書いているかは、こちらにまとめています。

Logicのオートメーションでボカロの声を前に出す|Vocal Riderでも足りないところだけ手で書く、私の使いどころ

 

ミックス全体の中でオートメーションをいつ書くかは、Logic でのミックスの手順の記事に書いています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)