初心者ボカロPのシンセは、Logic純正のAlchemyから始めて、足りなくなったら1台だけ足す。
これで十分だと、私は感じています(めちゃくちゃプラグインは買ってきたので)。
「ソフトシンセおすすめ10選」のような記事を読むと、どれも良さそうに見えて迷います。
でも、ボカロ曲を作るのに何台もシンセは要りません。
私自身、最初は純正のAlchemyが「そもそも何なのか」も分からず、無料シンセで寄り道をして、いまはPigmentsに落ち着いています。
そして次に欲しいのが、Avenger 2です。
この記事では、その3つを順番に書きます。
- Alchemy:Logicに最初から入っている(0円)
- Pigments:いま私がメインで使っているシンセ
- Avenger 2:まだ持っていないけれど、次に欲しいシンセ
Logic純正のAlchemy:0円で、プリセットが3771個
Logic Proには、Alchemyというシンセが最初から入っています。

BROWSE画面を開くと、プリセットが3771個並んでいます。
ベース、パッド、リード、ストリングス、ボーカル系まで、カテゴリやジャンルで絞り込めます。
音を作らなくても、プリセットを選ぶだけで使えます。
正直、シンセはAlchemyだけで足りる人も多いと思います。
私は使わなかったのが悔やまれます。
私はAlchemyが「何なのか」分からなかった
ただ、当時の私はAlchemyをほとんど使いませんでした。
最初のころは知識がなくて、そもそもAlchemyが何をするものなのか分かりませんでした。
プリセットの名前を見ても、どれがどんな音なのか想像がつきません。

それに、UIもあまり好きではありませんでした。
ADVANCED画面を開くと、4つの音源、フィルター、モジュレーションが1画面にぎっしり並んでいて、どこから触ればいいのか分かりません。

いま見返すと、SIMPLE画面ならパッドとつまみだけで音色を変えられます。
最初に分からなかった人は、BROWSEでプリセットを選んで、SIMPLEで少し動かすだけでも十分です。

0円で済ませたいなら、まずAlchemyを触ってみてください。
私のように合わなかったら、そこで初めて別のシンセを考えれば大丈夫です。
無料シンセで寄り道した話(短く)
Alchemyが合わなかった私は、無料のシンセを試しました。
- Dexed:音は良いのですが、プリセットが多すぎて目当ての音にたどり着けませんでした
- Vital:高機能ですが、無料版は最初のプリセットが少なく、音を一から作れない私には厳しかったです
どちらも定着しませんでした。
「プリセットを選んで使いたい」人にとっては、無料シンセは意外と遠回りになることがあります。
Pigments:いまのメイン。ボカロ曲のシンセはほぼこれ1台
最終的に買ったのが、ArturiaのPigmentsです。
決め手は、見た目と操作が分かりやすそうだったこと、そしてモダンな音がボカロ曲に合いそうだったことです。

Alchemyで分からなかった「シンセの仕組み」が、Pigmentsでは直感的に分かりました。
ENGINE 1・ENGINE 2の2段構えで、エンジンの種類を選んで、フィルターとエフェクトを足していく流れが画面のまま見えます。
いまは、ボカロ曲でシンセが欲しくなったら、まずPigmentsを立ち上げます。
シンセベース、パッド、ドローン、ピアノやブラス、ストリングスに重ねて高音を足す使い方まで、ほぼこれ1台で足りています。

正直な弱点もあります。
- 音が全体的に太くない:EDMで欲しくなるような太い音は、あまり得意ではありません
- CPU負荷が高い:トラックが増えるほど重くなり、Logicがよくフリーズします
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使い方や弱点は、レビューに詳しく書いています。
Pigments レビュー|Dexed・Vitalが合わず流れ着いた、ボカロ制作のファーストチョイスにしているシンセの話
Avenger 2:シンセなのに、ほかの音までまとめられる
ここからは、まだ持っていないシンセの話です。
DTMプラグインを調べていて知ったのが、Vengeance SoundのVPS Avenger 2です。
Avenger 2が気になっているのは、シンセなのにサンプラーや総合音源のようにも使えるからです。
公式の説明(Plugin Boutiqueの商品ページ)を読むと、中身はこうなっています。
- 最大8つのオシレーター(ウェーブテーブル、FM、グラニュラーなど)
- マルチサンプルが620(ピアノ、オルガン、生楽器、声など)
- ドラムキットが168、ドラムのシーケンスも168
- プリセットは1000以上。Version 2で、さらに250のプリセットと3000以上のドラムループが追加
どんな音が鳴るかは、Vengeance Sound公式のトレーラーで聴けます。
手に入れたら試したいこと
Pigmentsは、あくまでシンセです。
Avenger 2なら、シンセ以外の音まで1台で試せそうだと思っています。
- シンセ:Pigmentsとは違う音の引き出しとして
- パーカッション:アフロポップ系のパーカッションに使ってみたい
- ピアノ:マルチサンプルのピアノがどこまで使えるか
- EDM系:Pigmentsが苦手な、太い音がどこまで出るか
- オケ:オーケストラ系の音も試してみたい
ただ、高いです。
私もまだ手が出ていないので、買うならセールのタイミングを待つつもりです。
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Serum 2は?
シンセの「おすすめ」でよく名前が挙がるのが、XferのSerum 2です。
私は持っていません。
音が太いという話を聞いていて、EDMをそれほど作らない私には要らないかな、と判断しました。
EDMが中心なら、Serum 2は候補に入ると思います。
結局どれを選ぶか
- 0円で済ませたい → Alchemy。まずプリセットを選んで、SIMPLE画面で少し動かすだけで十分
- シンセを1台だけ買うなら → Pigments。モダンな音と、仕組みが分かりやすい画面。CPU負荷には注意
- シンセ以外の音まで1台にまとめたい → Avenger 2。マルチサンプルやドラムキットまで入っている。高いのでセールで
- EDMが中心 → Serum 2も候補に
シンセ以外も含めて、初心者ボカロPがどの順番で何を買い足すかは、こちらにまとめています。
まとめ
- 初心者ボカロPのシンセは、Logic純正のAlchemyから。プリセットが3771個ある
- 私はAlchemyが何なのか分からず、UIも合わなかった。無料のDexed・Vitalも定着しなかった
- いまはPigmentsがメイン。ボカロ曲のシンセはほぼ1台で足りている。弱点は音の太さとCPU負荷
- 次に欲しいのはAvenger 2。シンセなのに、パーカッションやピアノ、オケまで試せそう
- 何台も買わなくていい。足りなくなったら、1台だけ足す
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