和の音を使った曲を作ろうとして、音源を買うタイミングを逃したことがあります。
その曲は、作る気力が戻らないまま終わりました。
だから Arturia の Pigments について「いつ買えばいいか」と聞かれたら、答えは2つに分かれます。
待てる人は、半額まで下がるのを待つ。
シンセを1本も持っておらず、待つ間にやる気が消えそうな人は、高くても今買う。
私はリードとパッドを、ほぼ Pigments で作っています。
このページでは、Pigments がどんなシンセか、使っていて気になるところ、待つか買うかの線、待つ間のしのぎ方、そして過去のセールをまとめます。
Pigments を Plugin Boutique で見る →
Pigmentsはどんなシンセか:いくつもの音の作り方を1画面で組み合わせる
Pigments は、Arturia のソフトシンセ(鍵盤を弾くと、電子的に作った音が鳴る楽器のプラグイン)です。
音のもとになる「エンジン」を2つ選んで重ね、フィルターやエフェクトで形を整えていきます。

エンジンは、昔のアナログシンセのような音を作る Analog、波形を少しずつ変えていく Wavetable、録音した音を素材にする Sample など5種類です。
一から音を作らなくても、プリセット(あらかじめ作られた音色)を選ぶだけで曲に使えます。

どんな音が出るかは、Arturia 公式の動画が分かりやすいです。
私がPigmentsで作っている音:リードとパッドはほぼこれ1本
曲の中でいちばん Pigments を使うのは、リードとパッドです。
次がベースで、サビの裏で細かく刻む音にもよく使っています。
Pigments には、音の並びを16のマスで打ち込めるステップシーケンサーも入っています。

初めての有料シンセとしても、私は勧めたいです。
特に、きれい系の音が好きな人には合うと思います。
ただ、重いシンセではあります。
私の Mac はメモリが64GBありますが、音源をたくさん立ち上げた状態で Pigments のような重いものを足すと、止まることがあります。
パソコンのメモリが少ない人は、そこだけ気をつけてください。
音作りの細かいところは、レビューの記事にまとめています。
Pigments レビュー|Dexed・Vitalが合わず流れ着いた、ボカロ制作のファーストチョイスにしているシンセの話
使っていて気になるところ:欲しい音色にたどり着きにくい
不満を1つ挙げるなら、音色の探しにくさです。
プリセットは2000以上あり、Bass・Lead・Pad のような種類では絞り込めます。

ただ、ノコギリ波のような「波形」で探すことはできません。
似た音を探す機能はあっても、アナログの波形のパターンで調べられれば、だいぶ楽になると感じています。
プリセットの名前も、どんな音かが分かりにくいものがあります。
探し方のコツは、Pigments の使い方の記事に書きました。
今買うか、待つか:買い時の線は半額
私の考えでは、Pigments は待てるなら待った方がいいシンセです。
理由は、セールが多いからです。
下の「過去のセール」のとおり、この1年で半額になったことが3回ありました。
ブラックフライデーのセールも、11月に入るとすぐ始まりそう、というのが私の見立てです。
待つなら、線は半額にしておくと迷いません。
一方で、待たない方がいい人もいます。
シンセを1本も持っておらず、「今すぐ Pigments で曲を作りたい」人です。
10日待つだけでやる気がなくなりそうなら、高くても今買う方がいいと思います。
冒頭に書いたとおり、私は音源を待っている間に、作りたかった曲そのものを手放したことがあります。
セールで浮くお金より、そのとき作りたい曲の方が大事です。

待つ間は、Logic純正のAlchemyでつなげる
Logic Pro を使っているなら、待つ間は純正のシンセ Alchemy で十分つなげます。
リードやパッドのプリセットも入っているので、曲作りを止めずに済みます。
それに、優秀なシンセは Pigments のほかにもたくさんあります。
最終的には、自分が気に入ったものを選ぶのがいちばんです。
正直に書くと、今の私の好みでいえば、まだ持っていない Vengeance Sound の Avenger の方が合っていたかもしれない、と思うこともあります。
使って比べたわけではなく、あくまで今の好みの話です。
ただ、シンセは実際に使ってみないと分かりません。
Pigments を買って曲を作ってきたことに、後悔はありません。
Arturia の音源をまとめて持つ「Analog Lab」との違いは、Pigments と Analog Lab の比べの記事にまとめています。
過去のセール:Pigmentsの半額は、この1年で3回
出典で確かめられたものだけを並べています(ドル表記は海外の告知記事の金額)。
- 2025年11月:Arturia のブラックフライデーで、主力製品が50%オフ。Pigments は$99(Arturia 公式・Plugin Boutique ほか)(Rekkerd)
- 2025年12月〜2026年1月5日:新しいバージョンの発売記念で、$99(通常$199)(Bedroom Producers Blog)
- 2026年4月25日〜26日:Audio Plugin Deals の48時間限定セールで、$99(Rekkerd)
- 2026年8月17日まで:Arturia の夏のセールで、製品ごとに最大30%オフ。Pigments も対象(Rekkerd)
半額になったのは、ブラックフライデー、新しいバージョンの発売時、4月の48時間セールの3回でした。
夏のセールは30%どまりだったので、半額を待つなら、次の山はブラックフライデーです。
Arturia 全体のブラックフライデーの流れは、Arturia のブラックフライデーの記事にまとめています。
まとめ
Pigments は、待てるなら半額まで待ちたいシンセです。
セールが多いので、Logic の Alchemy でつなぎながら、ブラックフライデーを待つのがいちばん安く済みます。
ただ、シンセを持っておらず、今すぐ作りたい曲がある人は話が別です。
そのやる気は、セールまで待ってくれないかもしれません。
きれい系の音でリードやパッドを作りたい、初めての有料シンセを探している人に。
Pigments を Plugin Boutique で見る →






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