MODO BASS 2はCS・SE・フル版のどれを選ぶ?無料版との違いを確認する

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

MODO BASS 2には、無料のCS版と、有料のSE版・フル版があります。

 

「まずは無料版で試してみよう」と思っても、名前だけだと何がどこまで違うのか分かりにくいプラグインです。

 

僕は無料版を試さず、最初からフル版を買いました。

今回は公式のバージョン比較と、実際に使っていて感じた「どこが決め手だったか」を合わせて整理します。

 

CS・SE・フル版の違い(公式の比較表で確認する)

IK Multimedia公式サイトに、3つのバージョンを横並びにした比較表があります。

IK Multimedia公式サイトのMODO BASS 2バージョン比較表。CS(無料)・Special Edition(149.99ドル/ユーロ)・MODO BASS 2フル版(199.99ドル/ユーロ、セール中29.99ユーロ)・MODO BASS 1の価格・機能制限・収録ベースモデルの比較

 

まとめると、こうなります。

  • CS(無料)パターン数が少なく、フレットレス演奏ができず、パターンのインポートもできない。収録モデルは1つ(’60s P-Bass)だけ
  • SE:機能制限はなし。収録モデルは4つ(’60s P-Bass・’70s P-Bass・’70s J-Bass・Punk Bass)
  • フル版:機能制限はなし。収録モデルは22(フレットレス・アップライト系も含む)

 

つまり、CS版だけ「機能自体」が削られていて、SE版とフル版の差は「収録モデルの数」という整理になります。

ここを混同すると、SE版を買ったのに「フレットレスが無い」と気づいて後悔することになりかねません(SE版にフレットレスモデルは入っていません)。

 

僕がフル版を選んだ理由

無料のAmple Bass P Lite II(別メーカーの無料ベース音源)で細かいスライドやハンマリングが打ち込めず、通常ベースの本命として買ったのがMODO BASS 2でした。

 

MODO BASS 2 の CONTROL タブ。SLIDE や HAM. ON/PULL OFF、FORCE C/G/D/A/E STRING など弦を指定するアーティキュレーション設定が並ぶ

 

改めて比較表を見ると、自分が欲しかったスライドやハンマリングの打ち込みは、CS版だと「フレットレス不可」の制限に引っかかっていた可能性が高いと分かります。

当時はCS版を試さずフル版を買いましたが、結果的にそれで正解だったということです。

 

モデル数の差は「音の数」より「弾き方の幅」

SE版とフル版の差は収録モデル数(4対22)ですが、これは単に「音色のバリエーションが増える」というより、「弾き方を選べる幅が増える」という感覚に近いです。

MODO BASS 2 の MODEL タブ。'70s J-Bass を選択し、Specification(フレット数・スケール・ピックアップなど)が表示されている

 

P、J、5弦、アクティブ……とモデルはたくさん入っていますが、正直に言うと、僕のような素人には音の違いはそこまで分かりません。

それよりも、フレットレスやアップライトのような「弾き方自体が変わる」モデルが選べることのほうが、フル版を選ぶ実感としては大きいです。

 

実際どう打ち込んでいるか

物理モデルの音源なので、MIDIでスライドやゴーストノートまで細かく打ち込めます。

Logic のピアノロール。MODO BASS 2 を挿したベーストラックに、スライドやゴーストノートを含むフレーズを打ち込んだ状態

 

IK Multimedia公式のトレーラーです。物理モデリングでどこまで演奏表現が変わるか、実際の音で見てもらうのが早いと思います。

 

MODO BASS 2だけの詳しい使い方・正直な不満点(スライドの弦指定が面倒など)は、こちらの記事にまとめています。

MODO BASS 2 レビュー|無料ベースの次に買って、いまも打ち込みベースのメインにしているボカロPの話

 

向いている人で分ける(CS/SE/フル版)

ここまでを踏まえて、向いている人を整理するとこうなります。

MODO BASS 2 の PLAY STYLE タブ。FINGER・PICK・SLAP の切り替えと、MUTING・STROKE・SCRATCH・DETACH NOISE・SLIDE NOISE の設定

 

  • CS版が向いている人:まず物理モデルの音と操作感を無料で試したい人。曲には使わず、お試し目的
  • SE版が向いている人:定番のP-Bass・J-Bass系の音があれば足りる人。フレットレスやアップライトは使わない前提
  • フル版が向いている人:スライドやハンマリングなど弾き方にこだわりたい人、フレットレス・アップライトなど幅広いモデルを使い分けたい人

 

「とりあえず色々入っているから」という理由だけでフル版を選ぶ必要はありません

定番の音だけで足りるなら、SE版のほうが価格を抑えられます。

 

購入するなら、SEの入手経路に注意

ここが少しややこしいところです。

 

IK Multimedia公式サイトでは、SE版は「対象ハードウェアを購入すると付いてくる特典」という案内になっています。

単体購入のボタンは見当たりません。

 

一方で、Plugin BoutiqueではSE版が単体で購入できます(2026年9月時点で¥17,420)。

ハードウェアを買う予定がなく、SE版だけ欲しい場合はPlugin Boutiqueを見るのがおすすめです。

 

なお、フル版はPlugin Boutiqueで¥34,850でしたが、IK公式サイトでは記事執筆時点で期間限定セール中(€199.99→€29.99)と、価格に大きな差がありました。

セールの有無やタイミングで店舗ごとの価格は変わるので、買う直前に両方見比べるのが確実です。

 

IK Multimediaの製品全体の選び方(SampleTank 4・MODO BASS 2・Pianoverse)は、こちらの記事にまとめています。

 

Plugin Boutiqueでの基本的な買い方は、Plugin Boutiqueの使い方にまとめています。

 

まとめ:CS版は「お試し」、選ぶならSEかフル版

  • CS版は無料だが機能制限あり(フレットレス不可・パターン数削減)。まず試したい人向け
  • SE版とフル版の差は収録モデル数(4対22)。定番の音で足りるならSE版で十分
  • フル版はフレットレス・アップライトなど弾き方の幅が欲しい人向け。僕はここを理由に選んだ

 

無料版から始めるにしても、「何が制限されているか」を先に知っておくと、後から「これができない」と気づくことがなくなります

 

気になる製品の価格を確認する

MODO BASS 2 を Plugin Boutique で見る →

 

MODO BASS 2 SE を Plugin Boutique で見る →

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)