VocalSynth 2のセールは待つべき?|声をがらっと変える飛び道具を持つボカロPが「定価では急がなくていい」と考える理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

ボカロの声を、ふつうの歌とは違う、少し怪しい感じに変えてみたい。

ボコーダーやトークボックスのような、機械っぽい声を曲のどこかに入れてみたい。

 

そう思って調べると、だいたい名前が出てくるのが iZotope の VocalSynth 2 です。

 

私もこのプラグインを持っていて、声を変えたい場面ではかなり使っています。

ただ、買ったのは定価ではなく、ブラックフライデーのセールでした。

 

先に結論を書くと、VocalSynth 2 はセールでだいぶ下がるので、セールまで待っていいと考えています。

このページでは、どんなプラグインか、どんな人に向くか、これまでどのくらい下がってきたかをまとめます。

 

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VocalSynth 2 はどんなプラグインか:5つの声の加工を1本で混ぜられる

VocalSynth 2 は、入ってきた声をシンセのような音や、ロボットのような声に作り変えるボーカル用のプラグインです。

いわゆる「飛び道具」の一つで、声をきれいに整えるための道具ではありません。

 

VocalSynth 2の上段に並ぶ5つの声のモジュール。Biovox・Vocoder・Compuvox・Talkbox・Polyvox(iZotope公式の画像)

 

画面の上に並んでいるのが、声を作り変える5つのモジュールです。

公式の説明では、Biovox・Vocoder・Compuvox・Talkbox・Polyvox の5つがあり、それぞれの量を混ぜて使えます。

 

Vocoder と Talkbox は、名前のとおりボコーダーとトークボックスの声です。

Compuvox はコンピューターがしゃべったようなデジタルな声、Polyvox は声を重ねて厚みを出すモジュールです。

 

Biovox は2になって加わったモジュールで、人の声の通り道をモデルにして、声の響きや鼻にかかった感じを変えられます。

1つだけを強くかけることも、いくつかを少しずつ混ぜることもできます。

 

VocalSynth 2の下段のエフェクト。Distort・Filter・Transform・Shred・Delay・Ring Mod・Chorusの7つ(iZotope公式の画像)

 

画面の下には、Distort・Filter・Transform・Shred・Delay・Ring Mod・Chorus の7つのエフェクトが並んでいます。

公式によると、この順番はドラッグで入れ替えられます。

 

公式の紹介動画を見ると、声がどこまで変わるのかが分かりやすいです。

 

 

音程の決め方は3つのモードから選ぶ

VocalSynth 2 を挿すと、最初にモードを選ぶ画面が出ます。

公式の説明では、Auto・MIDI・Sidechain の3つです。

 

VocalSynth 2のモード選択の画面。Auto・MIDI・Sidechainの3つから選ぶ(iZotope公式の画像)

 

Auto は、オーディオのトラックに挿して再生するだけで、声の音程に合わせて加工してくれるモードです。

MIDI は、加工した声の音程を MIDI のノートで決めるモード、Sidechain は別のトラックの音を使って声を加工するモードです。

 

Plugin Boutique Japan の動画では、日本語で使い方が紹介されています。

 

 

私の使い方:声を変えたいときに、プリセットから選ぶ

私が VocalSynth 2 を使うときは、主にプリセットから選んでいます。

ボコーダーや Talkbox など、モジュールは偏らずに全部使っています。

 

一から音を作り込むというより、プリセットを切り替えながら、曲に合う声の変わり方を探している感じです。

声を変えたい場面では、かなり出番が多いプラグインです。

 

一方で、ふだんのボーカルにずっとかけておく使い方は、私には難しいと感じました。

声が大きく変わってしまうので、曲の最初から最後までかけると、歌の印象そのものが変わってしまいます。

 

なので、使う場所は曲の一部に絞っています。

特に多いのが、間奏と Dメロです。

 

図:曲の構成のうち、間奏とDメロに声の飛び道具(Portal・VocalSynth 2)をかけることが多い

 

声に飛び道具をかけるときの場所の選び方と、歌詞が聞き取りにくくなった失敗は、ボカロの声にかける飛び道具の記事に書いています。

 

VocalSynth 2 が向く人・急がなくていい人

VocalSynth 2 は、声をふつうとは違う方向に変えたい人のための道具です。

使っていて、こんな人には買う価値があると感じています。

 

向いている人

  • ボーカルに飛び道具的な加工をして、声を少し変えたい人
  • パートごとに、声を少し怪しい感じにしたい人
  • 曲全体を、怪しい雰囲気や、声を変えた感じで作りたい人
  • ふつうとは違う曲を作ってみたい人

 

反対に、声を自然に聞きやすく整える道具を探している人には、VocalSynth 2 は向きません。

声が大きく変わるプラグインなので、役目がまったく違います。

 

声を整える道具なら、ボーカル用プラグイン全体の買い時をまとめたこちらの記事が参考になると思います。

 

ボーカル用プラグインのセールはいつ?待つか買うか|Vocal Riderなど3本を持つボカロPが、次に足すならVOXBOXかEvokeと考える理由

 

定価で急がなくていい理由:何度も8〜9割引きまで下がっている

iZotope の公式ストアでは、VocalSynth 2 は $199 で売られています。

 

Plugin BoutiqueのiZotope VocalSynth 2の製品ページ(2026年10月10日時点で¥34,680・セールなし)

 

ただ、海外の音楽制作ニュースを見ていくと、Plugin Boutique ではここ2年で少なくとも3回、85%オフ以上まで下がっています。

下がったときの値段は、どれも定価の1〜2割ほどです。

 

私自身も、セールのときに安く買いました。

これだけ下がることがある製品なので、飛び道具として1本持っておきたい人も、定価で急いで買うより、セールを待つ方がいいと思います。

 

iZotope のほかの製品の買い時は、Nectar 4 のセールのページや、Ozone のブラックフライデーの記事にまとめています。

 

過去のセール

出典で確かめられた VocalSynth 2 のセールは、次のとおりです。

 

  • 2024年9月:Plugin Boutique で $29.99(85%オフ・9月29日まで)(Bedroom Producers Blog)
  • 2025年10月:Plugin Boutique で €20.63(通常€251・91%オフ・10月31日まで)(Bedroom Producers Blog)
  • 2026年2月:Plugin Boutique で $29(通常 $199・85%オフ・3月1日まで)(Bedroom Producers Blog)

 

確かめられた中では、2025年10月の91%オフがいちばん大きな割引でした。

時期は9月・10月・2月とばらばらで、決まった月だけというわけではありません。

 

まとめ:声を変える道具が欲しいなら、セールを待って手に入れたい1本

VocalSynth 2 は、5つの声の加工と7つのエフェクトを混ぜて、声をがらっと変えられるプラグインです。

私はプリセットから選んで、間奏や Dメロなど、声を変えたい場面で使っています。

 

ふだんのボーカルにずっとかける道具ではありませんが、ふつうとは違う曲を作りたい人には面白い1本です。

そして、セールでだいぶ下がるので、定価で急がず、セールまで待っていいと思います。

 

iZotope VocalSynth 2 を Plugin Boutique で見る →

 

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