IK Multimediaは、セール情報でよく名前を見かけるメーカーです。
ただ、SampleTank 4・MODO BASS 2・Pianoverseが、それぞれ何のための音源なのかは、名前だけだと分かりにくいと思います。
私はこの3つを実際に買って、今も使い分けています。
先に結論を言うと、どれか1つを選ぶというより、埋めたい隙間に応じて必要なものだけ買い足すという考え方の製品群です。
この記事では、それぞれ何のためのものか、実際にどう使い分けているかを説明します。
比較表:3製品、結局何が違うのか
| 比較項目 | SampleTank 4 | MODO BASS 2 | Pianoverse(Black Pearl B200) |
|---|---|---|---|
| 何をする音源か | 専用音源にない楽器を埋める総合音源 | 打ち込みベースを弾き方まで作り込む | ピアノをソロで前に出す |
| こんな時に候補になる | ハープシコードや民族楽器などLogicにない楽器が欲しい | スライド・ハンマリング・スラップまで打ち込みたい | ポップスの伴奏やソロでピアノの密度が欲しい |
| 価格帯の目安 | 単体で手頃 | セールで手頃 | 単体販売なし・バンドル(MAX)中心 |
| 向いている人 | 専用音源にない楽器の受け皿が欲しい人 | 打ち込みベースの弾き方にこだわりたい人 | ピアノをソロで主役にしたい人 |
価格はセール状況によって変わるので、目安として見てください。
Logicにない楽器を埋めるならSampleTank 4
Logicには最初からピアノもシンセもドラムも一通り入っていますが、それでも「この楽器がほしい」と思う場面が出てきます。

SampleTank 4は、そういうLogic純正のラインナップに無い楽器の受け皿として買いました。
実際によく使うのは、ハープシコードとコンガ・ボンゴなどの民族楽器です。
逆にピアノ・ギター・ドラム・ベースといった定番楽器は、専用音源のほうが強いと感じて任せています。
SampleTank 4だけの詳しい使い方は、こちらにまとめています。
打ち込みベースを弾き方まで作り込むならMODO BASS 2
無料のベース音源で細かいスライドやハンマリングが打ち込めず、次に買ったのがMODO BASS 2です。

サンプルではなく物理モデルでベースを鳴らす音源で、弦・ピックアップ・指/ピック/スラップまで作り込めます。
効いたのはスライドとハンマリングで、純正だと「音を小さくして繋ぐ」くらいしかできなかった弾き方が入るようになりました。
いまは通常のベースはほぼMODO BASS 2、EDMはPigments、という2本立てで使っています。
IK Multimedia公式のトレーラーです。
MODO BASS 2だけの詳しいレビューは、こちらにまとめています。
ピアノをソロで前に出したいならPianoverse Black Pearl B200
ポップスの伴奏くらいならLogic純正やAddictive Keysで十分ですが、ソロでピアノを前に出したい曲だと、少し物足りなさが残っていました。

その隙間を埋めてくれたのが、Bösendorfer 214VCコンサートグランドをモデルにしたPianoverse Black Pearl B200です。
本物のピアノ感と密度の高さが決め手で、クラシック寄りの音ですがソロで負けない説得力があります。
購入面で少し注意が必要で、Plugin BoutiqueではBlack Pearl B200の単体販売がなく、購入するなら「Pianoverse MAX」というシリーズ全部入りのバンドルになります(IK Multimedia公式ストアでは単体購入もできます)。
単体モデルが欲しいだけなら、公式ストアの価格も見比べてから決めるのがおすすめです。
IK Multimedia公式のPianoverse紹介動画です。
SPACE・MIX・EFFECTSの仕組みはBlack Pearl B200も共通です。
Pianoverse Black Pearl B200のレビューでは、実際の運用(プリセットのまま、部屋だけ変える)まで詳しく書いています。
総合音源1本か、個別に買うか、はまた別の話
「音源は総合音源1本で済ませるか、個別に買い集めるか」という大きな方針の話は、こちらの記事に書きました。
今回のSampleTank 4・MODO BASS 2・Pianoverseは、その方針とは別に、それぞれ役割が違う個別の道具として買ったものです。
3つとも同じ用途を取り合っているわけではないので、優劣で選ぶものではありません。
結局どれから買う?判断フレーム
3製品を今から選ぶなら、こう考えるのがおすすめです。
- Logicにない楽器(ハープシコード・民族楽器など)で困っている → SampleTank 4
- 打ち込みベースの弾き方(スライド・ハンマリング・スラップ)にこだわりたい → MODO BASS 2
- ピアノをソロで前に出したい、密度の高いピアノが欲しい → Pianoverse Black Pearl B200(単体はIK公式ストア、PBならMAXバンドル)
最初から3つ全部そろえる必要はありません。
私も1つずつ、そのとき困っていたことに合わせて買い足してきました。
IK Multimediaはセールが多いメーカー
どの製品も、急がずセールを待つのがおすすめです。
私がMODO BASS 2を買ったときも、定価より下がったタイミングでした。
なお、クロスグレードやJamPointsは公式(直販)中心で、IKはハード(実機)を買ってもポイントが貯まります。
他にIK製品を持っている、あるいは買う予定があるなら、公式の価格も見比べるといいです。
セールの時期の目安はプラグインの年間セールカレンダーにまとめています。
まとめ:埋めたい隙間で選ぶ3製品
IK Multimediaの3製品は、優劣で選ぶものではなく、今の自分が何に困っているかで選ぶものだと思います。
- Logicにない楽器の受け皿が欲しい → SampleTank 4
- 打ち込みベースの弾き方にこだわりたい → MODO BASS 2
- ピアノをソロで主役にしたい → Pianoverse Black Pearl B200
気になる製品の価格を確認する
Logicにない楽器を埋めるなら SampleTank 4 Plugin Boutiqueで最新価格を見る →
打ち込みベースを作り込むなら MODO BASS 2 Plugin Boutiqueで最新価格を見る →
ピアノをソロで主役にするなら Pianoverseシリーズ全部入り Pianoverse MAX Plugin Boutiqueで最新価格を見る →
Plugin Boutiqueの買い方はPlugin Boutiqueの使い方にまとめています。






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