Karanyi Voicemaxは歌声合成のボカロPに要る?|4声のハモリと群れの声は気になる、でも動画が出るまで判断を保留する理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

Karanyi Sounds の Voicemax は、歌の音程を直しながら、最大4声のハモリをその場で足せるボーカル用プラグインです。

声を大勢の合唱のように広げたり、声のキャラクターを変えたりする機能も入っています。

 

Plugin Boutique で見かけるまで、私はこの製品も会社の名前も知りませんでした。

説明を読んで、ちょっとおもしろそうだと思ったのが最初の印象です。

 

今の私の答えは、お金に余裕があったら買ってもいい。

ただ、Voicemax そのものの紹介動画がまだ無いので、本当に使えるかどうかの判断は保留にしています。

 

Plugin BoutiqueのKaranyi Sounds Voicemaxの製品ページ(2026年10月23日時点で¥10,300・通常¥13,800・10月31日まで25%オフ)

 

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Voicemax はどんなプラグインか

Voicemax は、DAW のボーカルのトラックに挿して使うプラグインです。

Mac と Windows の両方で動き、Logic で使える AU にも対応しています。

 

公式サイトと Plugin Boutique の説明から、できることを大きく分けると次の4つです。

  • 歌の音程をリアルタイムで補正する(自然な補正から、ロボットのような強いケロケロまで)
  • 最大4声のハモリを、キーに合わせて自動で足す
  • 足したハモリを、最大32人の「群れの声」に広げる
  • EQ や歪み、声の大きさの印象を変えるつまみで、声のキャラクターを変える

 

Voicemaxで歌の音程を補正する画面。TUNE AMOUNT・SMOOTHING・RETUNEのつまみ(Karanyi Sounds公式の画像)

 

音程の補正は、どのくらい強く直すか(Tune Amount)、どのくらい速く直すか(Retune)、音から音へのつながりをどれだけ自然にするか(Smoothing)で決めます。

歌ったメロディとハモリを MIDI にして、ほかの楽器で鳴らせる機能もあると公式は説明しています。

 

歌声合成の声に使う場合は、書き出した歌声の音声を DAW のトラックに置いて、そこに挿す形になります。

公式サイトは Voicemax を「Cloudmax の仲間の最新作」と紹介していて、Cloudmax や Cloudmax Breeze を持っている人にはアップグレード価格も用意されています。

 

私のハモリの作り方と、Voicemax の音程の決め方

私はハモリを、自分で作ったボカロの声をもとに、3度下・オクターブ下・オクターブ上に移して作っています。

どの音程から入れるかは、前にくわしく書きました。

 

ボカロのハモリの作り方|「3度下」をそのまま下げて不協和音だらけだったボカロPが、今はオクターブ下と3度から入れる理由

 

Voicemax のハモリには、Thirds(3度)、Octaves(オクターブ)、Unison、Deep、Full Stack というプリセットがあります。

そこから、4声それぞれの音程・左右の位置・音量を決めていく作りです。

 

Voicemaxのハモリの設定。INTERVALSのプリセットと4声それぞれの音量(Karanyi Sounds公式の画像)

 

私が普段入れている3度とオクターブが、最初からプリセットに並んでいるわけです。

もう1つ目に留まったのが、SCALE というスイッチでした。

 

SCALE を入れておくと、ハモリはいつもキーの中の音にそろいます。

切り替えると、キーに関係なく、メロディから決まった半音の数だけ離れた音で歌わせることもできます。

 

前の記事に書いたとおり、私は昔、3度下を半音の数だけで下げて、不協和音だらけのハモリにしていました。

その「キーの中の3度か、半音の数か」の違いを、スイッチ1つで切り替える仕組みです。

 

気になっている3つの機能:4声のハモリ・群れの声・声のキャラクター

歌声合成の声に、こういうプラグインが要るかと聞かれたら、リアルに使えるなら便利だと思います。

中でも興味があるのは、4声のハモリを自動で足すこと、群れの声を作ること、声のキャラクターを変えることの3つです。

 

4声のハモリは、上で書いたプリセットのほかに、Harmony Builder という画面でも作れます。

タイムラインに和音のブロックを置くと、4声がその和音を歌う仕組みで、ブロックはコピーや伸び縮みもできると公式は説明しています。

 

群れの声は、Brigade という機能です。

ハモリを最大32人の歌い手に広げ、1人ずつ近くや遠く、左や右に置けて、響きは Room と Hall から選べます。

 

VoicemaxのBRIGADEで、ハモリを大勢の声にする設定(Karanyi Sounds公式の画像)

 

声のキャラクターは、FORMANT のつまみで歌い手の体の大きさの印象を変え、Re-Pitch で歌全体を最大12半音まで上げ下げします。

Push という歪みは、音量を変えずに声を濃くするものだそうです。

 

VoicemaxのSPREAD・FORMANT・BRIGADEのつまみとEQ(Karanyi Sounds公式の画像)

 

画面は好き:カラオケのように音程が見やすい

Voicemax の画面は、見た感じ結構好きです。

カラオケの画面というわけではないのですが、あんなふうに音程が横に並んでいて、どの声がどの高さにいるかが見やすいと思いました。

 

Voicemaxのエディター画面。リードと4声のハモリの音程が色つきの線で並ぶ(Karanyi Sounds公式の画像)

 

公式の画像でも、メロディとハモリの線が色分けされて並んでいます。

画面を見た印象で言えば、私はこの製品が結構気になっています。

 

設定の画面では、表示する言語を8つから選べます。

その中には日本語も入っています。

 

Voicemaxの設定の言語の一覧。日本語を含む8つの言語(Karanyi Sounds公式の画像)

 

Voicemax の紹介動画がまだ無いので、判断は保留

判断を保留しているのは、Voicemax そのものの紹介動画が、まだ見つからないからです。

Karanyi Sounds の公式 YouTube にも、この記事を書いている時点で Voicemax の動画は上がっていませんでした。

 

ハモリや群れの声は、実際に曲の中で鳴っている音を聞かないと、使えるかどうかを決めにくいところです。

なので、¥10,300 という値段を見ても、今は買うとも見送るとも決められずにいます。

 

同じ Cloudmax の仲間の、ボーカルを整える Cloudmax Breeze には公式動画があります。

Voicemax の動画ではありませんが、この会社のボーカル用プラグインの画面と音の雰囲気はつかめます。

 

 

動画の代わりに、Voicemax の公式サイトには音の例が並んでいます。

元の歌と、ハモリを足したもの、強い音程補正をかけたもの、Brigade で広げたものを切り替えて聞き比べられます。

 

公式サイトには7日間の試用版もあります。

試用版なら、自分のボカロの声に挿して、合うかどうかを確かめられます。

 

Voicemax が向く人

向いているのは、歌声合成の声に、ハモリや大勢の声をもっと手早く足したい人です。

ハモリを1声ずつ作っている人なら、4声をまとめて足せるところが入り口になります。

 

それから、音程の見える画面で、声の重なりを目で確かめながら作りたい人にも合いそうです。

逆に、今のやり方でハモリに困っていない人は、動画や試用で音を確かめてからでも遅くないと思います。

 

過去のセール

Voicemax は出たばかりの製品で、日付を確かめられた過去のセールはまだありません。

  • 2026年10月23日:Plugin Boutique で¥10,300(通常¥13,800・25%オフ・10月31日まで)

 

ほかのボーカル用プラグインのセールの時期は、ボーカル用プラグインのセールの記事にまとめています。

 

まとめ:音を聞いてから決めたいプラグイン

Voicemax は、音程の補正、4声のハモリ、群れの声、声のキャラクターまでを1つにまとめたボーカル用プラグインです。

画面は好きで、ハモリと群れの声は気になる、でも動画が無いので今は保留、が私の答えでした。

 

歌声合成の声に要るか、という目線では、Supertone CLEAR の記事でも同じように調べています。

 

歌声合成の声に、4声のハモリや大勢の声を手早く足したい人に。

🔥 セール中 ¥10300(通常 ¥13800)〜10/31まで:Karanyi Sounds Voicemax を見る →

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。