Serum 2 を買おうと調べると、買い方が2つ出てきます。
Xfer Records の公式サイトで $249 を一括で払うか、Splice の Rent-to-Own で月$9.99を25回払うかです。
総額はほとんど変わりません。
それでも、どちらで買うかで「途中でやめたくなったとき」の扱いが違います。
私は Logic で、Arturia の Pigments をメインのシンセにしてボカロ曲を作っています。
Serum 2 はまだ持っていませんが、太い音が足りないと感じたときに欲しくなるシンセです。
このページでは、Serum 2 がセールで安くなるのか、一括と Rent-to-Own のどちらで買うかを、持っていない立場から公式の情報で確かめてまとめます。

Serum 2(Xfer Records公式サイト・一括) →
先に結論:本体はほぼ値引きされないので、欲しいなら一括で買う
Serum 2 本体の値引きは、確かめられた範囲では発売のときの導入価格くらいです。
ブラックフライデーまで待てば半額になる、という種類のシンセではありません。
値引きされない製品は、私は諦めてそのまま買うしかないと思っています。
Omnisphere の Spectrasonics も基本的に値下がりしない会社で、値下がりを待たずに買うのも1つの買い方です。
買い方は一括とRent-to-Ownがあります 。
Rent-to-Own は総額がほぼ同じなので、同じ額ならどちらでもいいのですが、途中でやめたくなる可能性があるのが引っかかるからです。
詳しくは下の「一括と Rent-to-Own の違い」に書きます。
Serum 2はどんなシンセか
Serum 2 は Xfer Records のシンセで、2025年3月18日に出ました。
前の Serum を持っている人は、無料で Serum 2 にアップグレードできます。
音のもとになるオシレーターが、Serum 2 で大きく増えました。
ウェーブテーブルに加えて、マルチサンプル(楽器の録音を鳴らす)、サンプル、グラニュラー、スペクトラルの方式を選べます。

プリセットは626以上、ウェーブテーブルは288入っています。
形式は VST3・AU・AAX で、Apple シリコンの Mac なら Big Sur 以降で動きます。
公式サイトには15分だけ使えるデモ版があります。
買う前に、自分の Mac と DAW で動くか、音が好みかを確かめられます。
どんな音が出るのかは、Splice の公式チャンネルの動画で、いろいろなプロデューサーが触っている様子を見られます。
Pigmentsを使っていて、Serum 2が欲しくなるところ
Serum の音は太いと言われます。
EDM の武器のようなシンセで、私は EDM をそれほど作らないので、ずっと後回しにしてきました。
それでも欲しくなるのは、太い系の音が Pigments だけだと足りないと感じるときです。
Serum のような太い音が出せれば、ありがたいと思います。
もう1つは、音の探しにくさです。
Pigments には、似た音を探す機能や、Bass・Lead のような種類で絞る検索があります。

ただ、ノコギリ波や矩形波のような「アナログの波形のパターン」で探すことはできません。
ほかのシンセも同じかもしれませんが、波形から探せたらかなり楽になるのに、と毎回思っています。
Pigments そのものの使い心地は、Pigments のレビューに書いています。
一括とRent-to-Ownの違い
Rent-to-Own は、Splice で月々払って、払い終えたら自分のものになる買い方です。
Serum 2 は月$9.99を25回で、合計は$249.75です。

公式で一括なら$249なので、差は75セントだけです。
Rent-to-Own に利息はなく、最初の3日間は無料で試せます。
違いが出るのは、途中でやめたときです。
Splice のヘルプによると、解約しても今の請求期間の終わりまでは使えて、それまでに払った分の進み具合も消えません。
ただ、払い終えるまでは自分のライセンスになりません。
再開すれば続きから払えますが、それも Splice がその製品を扱っている間に限られます。
25回払い終えると、ずっと使えるライセンスになり、Splice が無くても使えます。
私は、同じ額ならどちらでもいいと思っています。
ただ、25回となると2年以上払い続けることになり、途中でやめる可能性はあります。
そのときに「やめると自分のものにならない」のが気になるので、買うなら一括です。
最初に$249をまとめて払うのが難しい場合は、Rent-to-Own なら月$9.99から始められます。
3日間の無料体験があるので、その間に試してから決めることもできます。
セールの傾向:本体の値引きは、ほぼ発売のときだけ
確かめられた値引きは、2025年3月の発売記念の導入価格です。
通常の$249が、2025年6月1日まで$189になっていました。
それより前は、2016年に Plugin Boutique で、前の Serum に講座と音色集を付けたセット(Serum+ Bundle)が通常より20%以上安く出たことがあります。
いま Plugin Boutique は Serum 2 本体を扱っていません。
「Serum」の名前が付いたセールはよく見かけますが、多くは Serum 用の音色集(プリセット)のセールです。
本体の値引きと間違えないようにしてください。
値下がりしない点は、Spectrasonics の Omnisphere とよく似ています。

Omnisphere のセールの傾向と、定価で買うかの考え方は、こちらにまとめています。
Omnisphereのセールはいつ?ほぼ値下がりしないので「定価で買う」もあり|Pigmentsに物足りなさを感じているボカロPの考え
値引きを待つか、今買うか
値引きがほとんど無いので、待っても安くなる見込みは小さいです。
だから迷うのは「いくらで買うか」より「いつ買うか」になります。
私は、待つか今買うかは機会損失で考えています。
作曲できる時間には限りがあり、生活が変われば作れない時期も来ます。
今買わずに、あとで「あのとき作っておけば」と後悔しそうなら、今買ったほうがいいと思います。
反対に、今のシンセで足りているなら、急がなくて大丈夫です。
Plugin Boutiqueで買える、近い選択肢
Serum 2 は Plugin Boutique で買えないので、ここでは Plugin Boutique で買える近いシンセを2つ挙げます。
Pigments(Arturia)
私がメインで使っているシンセです。
ウェーブテーブル・サンプル・グラニュラーなどのエンジンを2つ組み合わせられて、仕組みが画面で分かりやすいのが良いところです。

Serum 2 と違って、Pigments はセールで値下がりすることがあります。
Pigments を Plugin Boutique で見る → 🎁 この商品を Plugin Boutique で買うと、無料ギフトを1つ選べます:StereoSavage 2 Elements/Gorilla Drive/ChordAXE Lite/Melodyne 5 Essential ※9/29確認。ギフトは入れ替わります
VPS Avenger 2(Vengeance Sound)
私が次に買おうと思っているシンセです。
プリセットが多く、アフリカ系の音やオーケストラ、劇伴のような音まで1台でまかなえるところに惹かれています。

VPS Avenger 2 を Plugin Boutique で見る →
Avenger 2 を欲しいと思っている理由は、VPS Avenger 2 の記事に書いています。
ほかのシンセの選び方は、シンセプラグインのおすすめにまとめています。
過去のセール
- 2025年3月18日〜6月1日:Serum 2 の発売記念の導入価格 $189(通常 $249)(出典:rekkerd.org)
- 2016年8月:Plugin Boutique の Serum+ Bundle(前の Serum 本体+講座+音色集)£164(通常より20%以上オフ)(出典:rekkerd.org)
- 2016年8月:Splice で前の Serum の Rent-to-Own が始まる(出典:rekkerd.org)
まとめ
Serum 2 は本体の値引きがほとんど無いので、セールを待つより「いつ買うか」で決めるシンセです。
一括の$249と Rent-to-Own の合計$249.75はほぼ同じで、違いは途中でやめたときに自分のものになっていないことです。
私は Pigments で太い音が足りないと感じたときに欲しくなり、買うなら一括にするつもりです。
まず15分のデモか3日間の無料体験で、自分の曲に合う太さかを確かめてみてください。
Serum 2(Xfer Records公式サイト・一括) →
Pigments を Plugin Boutique で見る →
VPS Avenger 2 を Plugin Boutique で見る →







コメントを残す