Keyscape や Trilian が欲しくて、ブラックフライデーまで待とうと思っている人へ。
先に書いておくと、Spectrasonics の音源は、待ってもほとんど安くなりません。
私はふだん Logic でボカロ曲を作っていて、Spectrasonics の音源は1本も持っていません。
それでも Keyscape・Trilian・Omnisphere の3つは、ずっと欲しいものの一覧に入っています。
このページでは、Spectrasonics のセールの来かた(ほぼ来ない)と、それならどう買うかを、持っていない立場から調べてまとめました。
Plugin Boutique では Spectrasonics を扱っていないので、価格は公式サイトで確認できます。
Keyscape(Spectrasonics公式サイト) →
結論:Spectrasonicsは「待つ」より「欲しいときに買う」
Spectrasonics は、ブラックフライデーやクリスマスのセールに参加しない会社です。
ドイツのシンセ系ニュースサイト SYNTH ANATOMY も、価格は1年を通してほぼ変わらないと書いています(SYNTH ANATOMY・2025年10月)。
値引きされない製品は、正直なところ、あきらめて定価で買うしかありません。
なので私は、Spectrasonics は値下がりを待たずに買うのも1つの買い方だと考えています。
Keyscape についても同じで、値下がりしないなら、欲しいと思ったときが買うときです。
作曲は、やる気があるうちにやらないと手が止まってしまいます。
買いたいと思った気持ちが続いているうちに買うのも、立派なタイミングです。
ほかの会社の音源ならセールを待つ意味がありますが、Spectrasonics に限っては、待たない選択も十分ありだと思います。
Spectrasonicsの音源と、それぞれ向いている人
Spectrasonics がいま前に出しているのは、ピアノ・鍵盤の Keyscape、ベースの Trilian、シンセの Omnisphere の3つです。
ループからリズムを作る Stylus RMX もありますが、公式では「legacy(旧製品)」の扱いで、取り寄せ(special order)での販売になっています(Spectrasonics公式)。
Keyscape と Trilian は、Omnisphere を持っていると、Omnisphere の画面の中からも呼び出せます(Spectrasonics公式)。
Keyscape:お金に余裕があるなら選びたいピアノ
Keyscape は、ピアノだけでなくエレピなども含めた、36種類の鍵盤楽器の音を集めた音源です。
フルで入れると 80GB、ライブ向けの軽い入れ方でも 30GB あります(Spectrasonics公式)。

初心者がピアノ音源を1つ買うなら、ボカロのポップスには Addictive Keys くらいの厚さがちょうどよく、無難だと思っています。
そのうえで、お金に余裕があるなら Keyscapeも選択肢に入ります。
私にとっては、1本でいろいろな鍵盤をまかなえる「万能のピアノ」として欲しい音源です。
ただ、私の印象では、Keyscape はマイクが近い音に聴こえます。
気になる人は、公式のデモで聴いてみてください。
Trilian:シンセベースなら、いちばん外さない
Trilian は、ウッドベース・エレキベース・シンセベースをまとめて入れたベース音源です。
ライブラリは 34GB で、4弦から8弦まで60種類以上のエレキベースを、指弾き・ピック・スラップなどの弾き方ごとに収録しています(Spectrasonics公式)。

Trilian は持っていませんが、シンセベースなら、いちばん外さないのは Trilian だと思っています。
これから作曲を必ず続けると決めていて、お金に余裕がある人なら、買ってもいい音源です。
じつは私自身、Ample Sound のベースをもう1本買うか、Trilian を買うかで悩んでいます。
Ample のベースは1本あたり2万円ほどで結構高く、それなら実際は Trilian のほうがいいのでは、という気持ちがあるからです。
下は Spectrasonics 公式の、Trilian のシンセベースのデモです。
Ample Bass P のセールの来かたと、Trilian と迷っている話は、Ample Bass Pのセールの記事にまとめています。
Omnisphere:プリセットの多いシンセがほしい人に
Omnisphere は Spectrasonics の看板のシンセで、いまの版は Omnisphere 3 です。
プリセットで音を選んでいくタイプのシンセなので、音がたくさん入っているのはうれしいところで、私もかなり欲しいと思っています。

いまメインで使っている Pigments で物足りないところと、Omnisphere を待つか定価で買うかは、こちらに詳しく書きました。
Omnisphereのセールはいつ?ほぼ値下がりしないので「定価で買う」もあり|Pigmentsに物足りなさを感じているボカロPの考え
セールの傾向:公式の値引きはほぼ無く、あっても販売店の箱版
Keyscape は2016年に $399、Trilian は2009年に $299 で発売されました(rekkerd・Keyscape/rekkerd・Trilian)。
発売から何年たっても、公式のサイトで大きく値引きされたという記録は、私が調べた範囲では見つかりませんでした。
例外は、販売店が箱入りの版をときどき安くするときです。
2025年10月には、ドイツ語圏の Best Service で Omnisphere の箱版が €399 から €349 になりましたが、値引きは1割ちょっとでした(SYNTH ANATOMY)。
ほかの会社のように「BF で半額」を待っていると、何年も買えないままになりかねません。
Plugin Boutiqueで買える、近い選択肢
Spectrasonics の音源は Plugin Boutique では買えません。
代わりに、私が実際に使っていて、セールで安くなることもある音源を挙げておきます。
ベースは、初心者なら IK Multimedia の MODO BASS 2 をすすめています。
私もふだんのベースは MODO BASS 2 で、下のようにベースの種類(モデル)を選んで使っています。

🔥 セール中 ¥5210(通常 ¥34850)〜10/15まで:MODO BASS 2 を見る → 🎁 この商品を Plugin Boutique で買うと、無料ギフトを1つ選べます:StereoSavage 2 Elements/Gorilla Drive/ChordAXE Lite(合計¥14,980以上なら Melodyne 5 Essential も) ※9/29確認。ギフトは入れ替わります
ピアノは、上でも書いた Addictive Keys です。
Keyscape ほどの種類はありませんが、ボカロのポップスの伴奏には、ちょうどいい厚さだと感じています。

Addictive Keys Trio Bundle を Plugin Boutique で見る →
シンセは、私がメインで使っている Pigments です。
Pigments を Plugin Boutique で見る →
過去のセール
Keyscape と Trilian は、公式の値引きを確認できていません。
確認できた値引きは、販売店の箱版の1件だけです。
- 2025年10月(ドイツ語圏の Best Service):Omnisphere の箱版 €349(通常 €399・期間中に買うと Omnisphere 3 へ無料で上げられる)
まとめ
- Spectrasonics は BF やクリスマスのセールに参加せず、価格は1年を通してほぼ変わらない
- 値下がりを待つより、欲しいと思ったときに買うのも1つの買い方
- ピアノの Keyscape は、お金に余裕があるなら。ポップスの伴奏なら Addictive Keys でも足りる
- ベースの Trilian は、シンセベースならいちばん外さない。作曲を続けると決めている人向け
- Omnisphere は、プリセットの多いシンセがほしい人に
Plugin Boutique で買えるものから始めて、足りなくなったら Spectrasonics、という順番でも遅くはありません。
気になる製品の価格を確認する
Keyscape(Spectrasonics公式サイト) →
Omnisphere(Spectrasonics公式サイト) →
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