Avalon VT-737のセールはいつ?過去の値動きと買い時|一体型はいらないと思っていたボカロPが、公式の音のアナログ感に「正直欲しい」と思った理由

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Universal Audio 公式の動画で Avalon VT-737 の音を聞いたとき、最初に思ったのは「アナログ感がすごいな」ということでした。

実は、このプラグインのことは今回調べるまで知りませんでした。

 

それに、EQ とコンプが1つになった「チャンネルストリップ」は、自分には特に要らないと思っていました。

それでも動画の音はかなり好みで、今は正直欲しいと思っています。

 

まだ持っていないボカロPとして、なぜ欲しくなったのか、どんな人なら買っていいか、どのくらい安くなるのかを順に書きます。

いまの Plugin Boutique での価格は、こちらから確認できます。

 

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Avalon VT-737は、真空管のプリアンプ・コンプ・EQが1台になったチャンネルストリップ

Avalon は、アメリカの録音機材のメーカーです。

VT-737 はその代表的な機材で、Plugin Boutique の説明では、単体のチャンネルストリップとして最も売れた機材として紹介されています。

 

それを Universal Audio(UA)がプラグインにしたのが、この Avalon VT-737 Tube Channel Strip です。

中身は、真空管のプリアンプ・光学式のコンプ・4バンドの EQ の3つです。

 

UAD Avalon VT-737 Tube Channel Strip の画面。左からプリアンプ(PREAMP GAIN・HIGH PASS)、コンプ(THRESHOLD・COMPRESSION・ATTACK・RELEASE)、中央に VU メーター、右に4バンドEQ(BASS・LOW MID・HIGH MID・TREBLE)と OUTPUT(Universal Audio 公式の画像)

 

公式の説明では、コンプは音を潰すというより穏やかにかかるタイプで、ボーカル・ベース・アコースティックギター・ナレーションが得意とされています。

EQ はコンプの前にも後ろにも置けて、高い音には 32kHz の「air」のつまみもあります。

 

UA の Apollo というオーディオインターフェースがあれば、録音のときにこのプラグインを通して録ることもできます。

ただ、今の版は UAD Native(UADx) が入っていて、UA の機材が無くても、ふつうの Mac や Windows で動きます。

 

Mac は Apple シリコンにも対応していて、UA Connect という無料のアプリで管理します。

iLok の USB の鍵は、あっても使えますが無くても大丈夫です。

 

公式の動画で聞いた印象は「古い機材のような温かいアナログ感」

Universal Audio 公式の、Avalon VT-737 の紹介の動画です。

 

 

細かいところは、よく分からない部分もありました。

それでも、昔の機材のような温かい音がしていて、そこはいいなと思いました。

 

VT-737 はテープの機材ではなく、真空管を使ったチャンネルストリップです。

この温かさが昔の機材の再現によるものなのか、真空管によるものなのかは、私には分かりません。

ただ、かなりアナログ感が出ているのは、聞いてすぐに感じました。

 

とはいえ、聞いたのは公式の動画だけで、自分の曲にはまだかけていません。

 

EQとコンプの一体型は、いらないと思っていた

以前、SSL のチャンネルストリップのセールを調べたときは、EQ とコンプが1つになったものは特に要らないと考えていました。

EQ もコンプも、FabFilter のものを持っているからです。

 

Logicのボーカルのトラックに挿した FabFilter Pro-Q 4。自作プリセット Forward Controlled Vocal でローカットと複数のバンドのカーブを描いている

 

今のボーカルのトラックも、EQ は Pro-Q 4、コンプは Pro-C 3 と、それぞれ別のプラグインで組んでいます。

そのときは、EQ やコンプを全く持っていない人なら一体型もいい、という考えでした。

 

今回 Avalon VT-737 を欲しいと思ったのは、EQ やコンプの機能が足りないからではありません。

欲しいのは、動画で聞いた音の色の方です。

 

SSL のチャンネルストリップのときに考えたことは、こちらに書いています。

SSL Native Channel Strip 2のセールはいつ?87%オフは買いか|EQとコンプが1つになったプラグインを、FabFilter持ちのボカロPが見送る理由

 

シンセや歌声合成の声に、温かさを足したい

公式の説明では、歌や楽器を「録るとき」に通す使い方も大きく紹介されています。

私は歌を録らず、Synthesizer V などの歌声合成の声で曲を作っているので、録音で使うことはありません。

 

Synthesizer V Studio 2 Pro の編集画面。重音テト AI 2 のトラックを作り、ピアノロールを開いている

 

それでも動画を聞いて、シンセやボーカロイドの声に温かさを加えたいと思いました。

 

今のアナログ感は、ChromaGlowとTrashで足している

今アナログっぽさを足したいときは、Logic Pro に最初から入っている ChromaGlow か、iZotope の Trash を使うことが多いです。

ふだんは ChromaGlow が基本で、大きく変えたいときに Trash を使っています。

 

Logic純正ChromaGlowをピアノのトラックに挿した画面。Model Modern Tube / Style Colorful / Drive 33% / Mix 60%

 

ただ、本当はアナログの機材をモデリングしたプラグインが欲しいと、ずっと思っていました。

Avalon VT-737 は、そこにちょうど当てはまる1本です。

 

ChromaGlow・RC-20・Trash の使い分けは、サチュレーターの違いの記事にまとめています。

 

本命のアナログインサートまでの「つなぎ」として

私は将来、本物のアナログの機材に音を通す「アナログインサート」をやろうと思っています。

ただ、今使っている Scarlett 2i2 は入力と出力が2つずつしかなく、アナログインサートができません。

 

マイクプリの Focusrite ISA One は持っているのですが、つなぐためのインターフェースが無く、まだ使えていない状態です。

だからこそ、それまでのつなぎとして、アナログの雰囲気を出せるプラグインがあるのはいいと思っています。

 

オーディオインターフェースの話は、UA Volt と Scarlett 2i2 を比べた記事に書いています。

 

どんな人なら買っていいか

私は、動画を聞いた限り音がかなり好みだったので、正直欲しいです。

7,000円くらいなら、買う価値はあると思います。

 

特に、シンセや歌声合成の声に、温かさやアナログ感を足したい人には合うと思います。

 

また、EQ やコンプをまだ全く持っていない人なら、1台でそろう一体型として使えるのもいいところです。

 

過去のセール

これまでに確かめられたセールは、次のとおりです。

 

  • 2023年12月:Plugin Boutique のホリデーセールで $99(通常 $299)(MusicRadar)
  • 2025年5月:Plugin Boutique 限定の UAD Vocal Bundle(VT-737・Hitsville Reverb Chambers・Pultec Passive EQ Collection・LA-3A の4本)が $79(93%オフ・5月22日まで)(rekkerd.org)
  • 2026年10月11日:Plugin Boutique で ¥6,815(通常 ¥25,970・73%オフ・11月1日まで)

 

Plugin Boutique の Avalon VT-737 Tube Channel Strip の製品ページ(2026年10月11日時点で¥6,815・通常¥25,970・73%オフ・11月1日まで)

 

UA のプラグインは、会社全体のセールや、ボーカル向けのバンドルでまとめて下がることがあります。

ほかの UA の製品のセールは Universal Audio のセールの記事に、アナログ系の EQ は Hitsville EQ のセールの記事にまとめています。

 

まとめ

  • Avalon VT-737 は、真空管のプリアンプ・光学式のコンプ・4バンドの EQ が1台になったチャンネルストリップ。UADx なので UA の機材が無くても動く
  • 公式の動画は、古い機材のような温かいアナログ感があり、音はかなり好みだった
  • EQ とコンプの一体型は要らないと思っていたが、欲しいのは機能より音の色
  • シンセや歌声合成の声に温かさを足したい人、将来のアナログインサートまでのつなぎが欲しい人に向く
  • 過去には $99 や、4本入りのバンドルで $79 まで下がったことがある

 

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