初音ミク V6 のボイスバンクは、11月11日の VOCALOID7 の発売を境に、付いてくるエディターが変わります。
そのうえ、V6 を持っている人には、VOCALOID7 に対応したミクの声が無償で届く予定です。
私は初音ミク V6 を持っていて、プロセカの公募に出す曲では毎回この声を使っています。
ミクで歌わせたい人には、買ってほしい声です。
ただ、今は VOCALOID7 への切り替わりの時期なので、どの形で買うかには少し注意が要ります。
このページでは、今買うか VOCALOID7 を待つか、どんな人に向くか、Synthesizer V との分かれ目、過去のセールをまとめます。
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買い時の考え方:エディターを持っているなら今でいい、初心者は7を待ってもいい
先に結論を書くと、判断の分かれ目は「VOCALOID6 Editor(フル版)をもう持っているかどうか」です。
Editor を持っている人なら、ボイスバンクを今買っても損はしにくいと思います。
クリプトンは、VOCALOID7 に対応した初音ミク V6 の日本語・英語の声を、2027年のなるべく早い時期に V6 のユーザー全員へ無償で出す予定と発表しているからです。
一方で、これからボカロを始める人は、VOCALOID7 を待ってもいいと私は思っています。
今 VOCALOID6 を買っても、結局 7 に上げることになるからです。

SONICWIRE BLOG によると、VOCALOID7 の発売後は、ボイスバンクに付くエディターが「VOCALOID6 Editor Lite」から「VOCALOID7 Editor Lite」に、スターターパックに付くエディターが「VOCALOID6 Editor」から「VOCALOID7 Editor」に切り替わります。
また、VOCALOID SHOP で10月9日以降に VOCALOID6 Editor を買った人には、VOCALOID7 Editor が実質無償で提供され、同じ期間に初音ミク V6 のスターターパックを買った人も対象です(SONICWIRE BLOG)。
VOCALOID7 そのものの価格やアップグレードの条件は、下の記事にまとめています。
VOCALOID7はVOCALOID6から上げる?|アップグレードは買う予定、でもメインはSynthesizer VのボカロPが考える、持っている人と初心者の選び方
初音ミク V6 はどんな製品か:ボイスバンクとスターターパックの2つの形
初音ミク V6 は、クリプトン・フューチャー・メディアの、VOCALOID6 に対応した初音ミクの声です。
日本語と英語に対応していて、VOCALOID:AI のエンジンに合わせて作られています。

売られている形は2つあります。
フルの VOCALOID6 Editor が付いた「スターターパック」と、Editor を持っている人向けの「ボイスバンク」です。
Plugin Boutique で扱っているのは、このうちのボイスバンクです。
Plugin Boutique の説明にも、付いてくる VOCALOID6 Editor Lite はスタンドアロンでしか動かず、フルの VOCALOID6 Editor を持っている人向けの製品だと書かれています。

Lite のままでも歌わせることはできますが、VOCALOID 公式の説明では、使えるのはスタンドアロンだけで、トラックは最大2本までです。
ハモリやコーラスを重ねるときは、トラックの数が足りなくなりやすいので注意が必要です。

Editor と Lite の違いは、VOCALOID6 Editor と Lite の違いで詳しく書いています。
公式の歌声デモは、クリプトンの初音ミク公式チャンネルで聞けます。
私の使い方:プロセカに出す曲は、毎回ミク V6 で歌わせている
初音ミク V6 をひとことで言うと、とにかく万能な声です。
プロセカの公募に出す曲では、毎回この声で歌わせています。

VOCALOID6 Editor では、VOICE の一覧から「HATSUNE_MIKU_V6_ORIGINAL」を選ぶだけで、ミクの声のトラックになります。
一覧には、ほかに入れているボイスバンクも同じように並びます。
物足りないところ:Synthesizer V より手間がかかる
正直に書くと、使いやすさでは Synthesizer V のほうが上だと感じています。
初音ミク V6 は、打ち込んだままだと声が自然にならないことが多く、整えるのに手間が要ります。

もう少しベタ打ちのままで自然に、Synthesizer V くらいきれいに歌ってくれるとありがたい、というのが本音です。
VOCALOID7 でそこがどう変わるかは、まだ発表されていません。
調声で手を入れる場所は、VOCALOID6 の調声のコツにまとめています。
どんな人に向くか:ミクで歌わせたい人と、プロセカをやりたい人
初音ミク V6 を買ったほうがいいと思うのは、次のような人です。
- プロセカの公募に挑戦したい人
- 初音ミクの声が好きな人
- 「ボカロといえば初音ミク」と思っていて、いちばんやりたいのがミクで歌わせることという人
逆に、「ボカロなら声は何でもいい」という人には、使いやすさで Synthesizer V が圧倒的におすすめです。
最後は声の好みなので、迷ったら公式のデモを聞き比べてみてください。
Synthesizer V との分かれ目:楽さを取るか、ミクの声を取るか
私自身、メインで使っている歌声合成ソフトは Synthesizer V です。
それでも、プロセカに出す曲では初音ミク V6 を使っています。
声にこだわりがなく、まず1曲を楽に仕上げたいなら Synthesizer V。
ミクで歌わせたいなら VOCALOID、という分け方でいいと思います。
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Synthesizer V の使い心地は、Synthesizer V Studio 2 Pro のレビューに書いています。
どこで買うか:Plugin Boutique と SONICWIRE の違い
ボイスバンクは、クリプトンの SONICWIRE でも買えます。
SONICWIRE の WEB価格は10,780円(税込)で、Plugin Boutique の通常の価格より安めです。
さらに SONICWIRE では、VOCALOID2 の初音ミクや V4X など、前のミクを持っている人は優待価格の8,624円(税込)で買えます。
前のミクを持っている人は、まず SONICWIRE の優待価格を確かめるのがいいと思います(SONICWIRE 製品ページ)。
フルの Editor が付いたスターターパックは、Plugin Boutique では扱っていません。
これから始める人で、今すぐ買うならスターターパック、という形になります。
Plugin Boutique で買う意味があるのは、ほかのプラグインと一緒に Plugin Boutique でまとめて買いたい人や、セールで値下がりしたときです。
過去のセール
初音ミク V6 は、Plugin Boutique でも SONICWIRE でも、大きく値下がりしたセールは見つかりませんでした。
日付つきで分かっているのは次のとおりです。
- 2026年4月14日:初音ミク V6 が発売。スターターパック 24,200円、ボイスバンク 10,780円(いずれも税込)(gamebiz)
- 2026年4月14日〜2027年4月13日:前の初音ミクを持っている人向けの優待価格。ボイスバンク 8,624円、スターターパック 21,780円(いずれも税込)(SONICWIRE)
- 2026年10月9日:VOCALOID7 の発表に合わせて、10月9日以降に VOCALOID SHOP で VOCALOID6 Editor を買った人・初音ミク V6 のスターターパックを買った人に、VOCALOID7 Editor が実質無償に(SONICWIRE BLOG)
VOCALOID7 の年内のアップグレード価格(12月20日まで5,500円)は、7 のほうの話です(VOCALOID 公式)。
まとめ
VOCALOID6 Editor をもう持っていて、ミクで歌わせたいなら、ボイスバンクは今買ってもいいと思います。
7 に対応した声も、V6 のユーザーには無償で届く予定です。
これから始める人は、7 を待つか、Editor が付いたスターターパックを選ぶのが安全です。
そして「声は何でもいいから楽に作りたい」なら、Synthesizer V を選ぶのがいちばん近道です。
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