VOCALOID7はVOCALOID6から上げる?|アップグレードは買う予定、でもメインはSynthesizer VのボカロPが考える、持っている人と初心者の選び方

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

VOCALOID6 を持っていて、VOCALOID7 の発表を見て「また買うのか?」と思った人。

これからボカロを始めようとしていて、「今 6 を買っていいのか、7 を待つべきか」で止まっている人。

 

VOCALOID7 は、2026年11月11日に発売されます。

私は VOCALOID6 を持っていて、アップグレードは買うつもりです。

 

ただ、歌声合成のメインは Synthesizer V のまま変わらないと思っています。

このページでは、公式から発表されていることと、6 を使ってきたボカロPとして上げる理由・7 に期待していること、そしてこれから始める人への考えを書きます。

 

VOCALOID7 の発表をヤマハ公式(VOCALOID SHOP)で見る →

 

VOCALOID7 で発表されていること(2026年10月10日時点)

ヤマハは2026年10月9日に、VOCALOID7 の発売を発表しました。

発売日は2026年11月11日で、価格は VOCALOID7 Editor が16,500円(税込)です。

 

VOCALOID3〜VOCALOID6 を持っている人は、アップグレード版を8,580円(税込)で買えます。

さらに 2026年11月11日〜12月20日の間は5,500円(税込) になります。

 

VOCALOID7 Editorの価格表。通常16,500円、アップグレード版8,580円(2026年11月11日〜12月20日は5,500円)、発売日2026年11月11日、同梱ボイスバンクasa(ヤマハ公式のお知らせ・2026年10月10日時点)

 

気をつけたいのは、アップグレードの対象から VOCALOID6 Editor Lite と VOCALO CHANGER PLUGIN が外れている ことです。

ボイスバンクに付いてくる Lite だけを持っている人は、アップグレード価格では買えません。

 

一方で、10月9日以降に VOCALOID SHOP で VOCALOID6 Editor(スターターパックを含む)を買った人には、5,500円のクーポンが付きます。

公式の説明では、このクーポンでアップグレードが 実質無料 になります。

 

そして肝心の新機能は、まだ発表されていません。

公式のお知らせも「新機能やボイスバンクに関する詳しい情報は続報をお待ちください」としているので、このページでは機能の良し悪しには触れません。

 

私はアップグレードを買う。年内の5,500円はいい設定だと思う

VOCALOID7 の発表は、出てすぐに知りました。

新機能がまだ分からないので中身がどうなるかは読めませんが、それでも 上げるつもりで、必ず買おうと思っています。

 

理由はシンプルで、新しく買うよりアップグレードのほうが安いからです。

VOCALOID6 で初音ミクやルカ、GUMI を鳴らしているので、ボカロのソフト自体を手放すことはありません。

 

値段については、年内の5,500円は いい設定 だと感じています。

一方で通常の8,580円は、6 を持っている身としては、ちょっと高いかなと思います。

 

VOCALOID7 で変わってほしいのは、Logic の中で使えることと音程の扱い

7 に期待していることは、大きく2つあります。

 

1つ目は、Logic の中で使えるようになることです。

私の Mac は M1 で、私が試したときは、Logic の中で VOCALOID を使うには Logic を Rosetta で起動し直す必要がありました。

 

Rosetta で起動するとパソコンがフリーズしやすくなったので、今は VOCALOID6 をスタンドアロンで使っています。

本当は分けたくなくて、いちいち書き出して Logic に持っていくのが面倒です。

 

VOCALOID6 Editorの基本画面。初音ミクV6のトラックとピアノロール、VOICE・STYLE・ROBOT VOICE・BREATHの選択パネルが並ぶ

 

VOCALOID7 の動作環境には Apple シリコンが入っていますが、Logic の中でそのまま使えるかどうかは、まだ発表されていません。

ここが 7 でいちばん変わってほしいところ です。

 

2つ目は、音程の扱いです。

VOCALOID は、波形やピーク、音程の取り方で使いにくいと感じる部分があり、そこは Synthesizer V のほうがはるかに使いやすいと思っています。

 

できれば 7 は、そのあたりを Synthesizer V 寄りにしてほしいです。

 

ただ、私の見方では、2つは元々の考え方が違います。

Synthesizer V はより人間の歌に近づける方向で、VOCALOID は人間に寄せすぎず、ボカロらしさを残すのが持ち味だと思っています。

 

なので、音程の扱いがそこまで寄ってくるのは厳しいかな、とも思っています。

Logic の中で使いたくて Editor を買った話は、VOCALOID6 Editor と Lite の違い に書いています。

 

それでもメインは Synthesizer V のまま

VOCALOID7 を買っても、メインで使うのは Synthesizer V だと思います。

 

ボカロを続けてきて気づいたのは、私がやりたかったのは「ボカロ」そのものより、曲を作ってリアルに聴かせること だった、ということです。

その点で、VOCALOID6・7 と Synthesizer V には差が出ていると感じています。

 

Synthesizer V Studio 2 Pro の編集画面。ピアノロールに音符と歌詞が並び、下部にパラメータパネル、右にボイス選択がある

 

Synthesizer V Studio 2 Pro の画面や流れは、Dreamtonics 公式の紹介動画が分かりやすいです。

 

 

実際に使ってどう感じたかは、Synthesizer V Studio 2 Pro のレビュー にまとめています。

 

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VOCALOID6 の GUMI は7でも使える。新しい AI Megpoid の受け止め

私は VOCALOID6 で GUMI(AI Megpoid)を持っています。

GUMI の声で好きなのは、ロックやメタルのような、前に出るシャウト系の歌です。

 

VOCALOID6のVOICE選択パネルでAI_Megpoidを選択している画面

 

気になっていたのは、この 6 の GUMI が 7 でそのまま使えるのか、ということでした。

公式の発表では、VOCALOID7 Editor では VOCALOID3〜VOCALOID6 のボイスバンクをすべて引き続き使えます。

 

ただし、7 より前のボイスバンクは、それぞれの版の合成音で鳴る、とも書かれています。

つまり 6 の GUMI は 7 の中でも使えますが、7 用に作られた声として鳴るわけではありません。

 

その 7 用の声として、7 と同じ11月11日に「VOCALOID7 Voicebank AI Megpoid」が株式会社インターネットから出ます。

歌手・声優の中島愛さんの声をもとにした VOCALOID7 専用のボイスバンクです。

 

VOCALOID7 AI Megpoidの製品ページ。中島愛さんの声をベースにしたVOCALOID7専用のボイスバンク、発売日2026年11月11日(株式会社インターネット公式)

 

声のタイプは Native・Whisper・Cute・Downer・Power・Soft・Vivid・Ballade の8つで、同じボイスバンクのまま切り替えられます。かなり種類は豊富ですね。

 

VOCALOID7 AI MegpoidのVOICE TYPE切り替え。Native・Whisper・Cute・Downer・Power・Soft・Vivid・Balladeの8種類(株式会社インターネット公式の画面)

 

公式のデモを聴いた印象は、ボカロらしさを残しながら、良さが出ている声 でした。

Synthesizer V ほどのリアルさはありませんが、ボカロらしい良さはしっかりあります。

 

 

それでも、私が気になっているのは Synthesizer V2 版の AI Megpoid のほうです。

もう1つ、私の中では、Synthesizer V の重音テトと GUMI は役割がかぶっていると、普段から感じています。

 

Synthesizer V 版の AI Megpoid の声は、こちらの公式デモで聴けます。

 

 

これから始める人は、7 を待つか Synthesizer V か

これからボカロを始める人は、7 を待ってもいい と思います。

今 6 を買っても、結局 7 に上げることになるからです。

 

もし今すぐ 6 を買うなら、10月9日以降に VOCALOID SHOP で Editor(スターターパックを含む)を買えば、先ほどのクーポンで 7 へのアップグレードが実質無料になります。

逆に、ボイスバンクに付いてくる Lite から始めると、アップグレードの対象から外れるので注意が必要です。

 

初音ミクについては、クリプトン(SONICWIRE)が10月9日に、7 に対応した日本語・英語の声を2027年のなるべく早い時期に、初音ミク V6 のユーザー全員へ無償で出す予定だと発表しています。

10月8日までに初音ミク V6 を買った人の Editor の扱いは、ヤマハと調整中で、11月11日までに案内されるそうです(SONICWIRE BLOG)。

 

そのうえで、どちらを選ぶかは「歌わせたい声」で決めるのがいいと思います。

 

  • 初音ミクを歌わせたいなら、VOCALOID を買ったほうがいい
  • 声にこだわりがない、重音テトでいいなら、Synthesizer V でいい
  • こだわりがない限りは、扱いが楽な Synthesizer V を勧めたい

 

ミクとテトのどちらで最初の1曲を出すかは、初音ミクと重音テト、最初の1曲はどっちの声で出す? にも書いています。

3つのソフトを実際に触って比べた話は、こちらです。

 

VOCALOID6・Synthesizer V・Piapro Studioを実際に使った初心者ボカロPの話|どれから始めるべきか

 

まとめ

VOCALOID7 は2026年11月11日発売で、VOCALOID3〜6 を持っている人は、12月20日まで5,500円でアップグレードできます。

6 を持っている私は、新機能が分からないままでも、年内の値段のうちに上げるつもりです。

 

7 に期待しているのは、Logic の中で使えることと、音程の扱いが楽になることです。

それでも、曲をリアルに聴かせたい私のメインは、Synthesizer V のままだと思います。

 

これから始める人は、7 を待つか、こだわりがなければ Synthesizer V から入るのがおすすめです。

ミクを歌わせたいなら、VOCALOID を選ぶのがいいと思います。

 

VOCALOID7 の発表をヤマハ公式(VOCALOID SHOP)で見る →

 

VOCALOID7 AI Megpoid を株式会社インターネット公式で見る →

 

Synthesizer V Studio 2 Pro を Plugin Boutique で見る →

 

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