定価のまま、急いで買わなくていい。
Native Instruments の Guitar Rig 7 Pro について、私の考えはこれです。
NI はセールの多いメーカーで、2025年のブラックフライデーには、Guitar Rig 7 Pro も 50%オフのセールの対象になっていました(Rekkerd)。
公式の動画を見て、音は普通にいいと感じましたが、それでもセールを待つほうを選びます。
私は Guitar Rig も、NI のバンドルの KOMPLETE も持っていません。
ギターの音はいつも、ギター音源に入っているアンプで作っています。
そんなボカロPから見て、Guitar Rig 7 Pro は何ができるのか、どんな人なら買っていいのか、どのくらいまで下がるのかを整理します。
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Guitar Rig 7 Proは、アンプとペダルとスタジオのエフェクトをまとめたラック
Guitar Rig 7 Pro は、ギターとベースのアンプ、ペダル、スタジオ用のエフェクトをひとつにまとめたプラグインです。
画面の右側がラックになっていて、使いたいものを縦に積み重ねて音を作ります。

左側には、部品が「アンプ」「キャビネット」「歪み」「リバーブ」のように種類ごとに並んでいます。
上の画像は歪みの一覧を開いたところで、歪みのペダルだけでも20種類以上が並んでいます。
発売は2023年9月で、Mac は Apple シリコンにも対応しています。
機能を絞った無料版の Guitar Rig 7 Player もあるので、まずはそちらで画面や操作の感じを確かめることもできます。
7で増えたアンプとペダルは、機械学習で実機を再現している
7で新しく入ったアンプは4つです。
モダンなロックの音の Super Fast 100、60年代半ばの定番アンプを元にした Reverb Delight、ベース用の Bass Rage、クリーンと軽い歪みの AC Box XV です。

どれも NI が ICM と呼ぶ、機械学習を使った方法で実機を再現しています。
アンプごとに合わせたキャビネットがあり、手持ちのインパルスレスポンス(IR)を読み込んでキャビネットの響きを変えることもできます。
ペダルも、同じ ICM で作った新しいものが5つ増えました。
緑のオーバードライブの Skreamer Deluxe、ファズの Seattle Fuzz、メタル向けの Chainsaw などです。

もう1つの新しいペダルの Kolor には、iZotope の Trash の歪みのアルゴリズムが2つ入っています。
Trash は、私がギターを歪ませるときに、場合によって使っているプラグインです(Trash のレビュー)。
ギター以外にも使える、ローファイやループのエフェクト
Guitar Rig 7 Pro は、ギターとベースのためだけのものではありません。
ほかの楽器にかけて音を変えるためのエフェクトも多く入っています。
- Noise Machine:カセットテープやレコードのノイズ、電気のハムを足すローファイのエフェクト
- Tape Wobble:調子の悪いテープのように音程を揺らす
- Vintage Vibrato:古いオルガンのコーラスとビブラートを再現
- Maximizer:iZotope の Ozone のマキシマイザーを、Guitar Rig の中で使える形にしたもの
- Loop Machine Pro:演奏を録音して重ねていくループの機能

コンプや EQ、ディレイ、モジュレーションも一通りそろっていて、プリセットは7で100以上増えています。
アンプシミュレーターであると同時に、エフェクトをまとめて持っておける箱のような製品です。
公式の動画は短かったけれど、かっこいい音だった
私が見たのは、Native Instruments 公式のこの紹介動画です。
動画はかなり短く、具体的に何が入っているのかまでは分かりませんでした。
アンプとペダルが入っているのかな、という程度の印象です。
それでも、ギターの良さは十分に伝わってきました。
鳴っている音は普通にかっこいいと感じました。
ただ、動画だけだと、私はシンプルなアンプとペダルのセットだと思っていました。
公式の説明を読むと、ここまでで書いたように、ローファイやループの機能まで入っています。
動画の印象よりも、できることはかなり広い製品です。
いまのギターの音は、Ample の内蔵アンプで作っている
私がギターを打ち込むときは、Ample Sound のギター音源を使っています。
歪みも、その音源の中に入っているアンプでかけることがほとんどです。
場合によっては Trash も足しますが、基本的にはアンプのほうが自然に聞こえます。
Ample のギター音源については、Ample Guitar TC のレビューにまとめています。
昔は、Logic 純正のアンプもよく使っていました。
Ample を使うようになってからは、出番がなくなっています(Logic のアンプでギターの音を作る記事)。
困るのは、Ample の中のアンプで好みの音が見つからないときです。
ギター用の音源の中のアンプなので、さすがに数は多くありません。
印象の違うクリーンや、好みのディストーションが欲しいときに、細かいニュアンスを思いどおりにできないことがよくあります。
なので、アンプやペダルを専門に扱うプラグインも、いつかは欲しいと思っています。
AmpliTube 5と並べると、NIメーカーが気になる
ギターのアンプのプラグインでもう1つ有名なのが、IK Multimedia の AmpliTube 5 です。
AmpliTube 5 を見たときも、個別のディストーションやペダルが入っているのはうらやましいと感じました。
私の記憶では、Ample の内蔵のエフェクトはアンプが中心で、ペダル類は少ない印象だからです。
Guitar Rig 7 Pro と並べると、私は Native Instruments というメーカーのほうが気になっています。
ただ、どちらが合うかは、動画だけでは決めきれませんでした。
AmpliTube 5 について書いたページはこちらです。
AmpliTube 5のセールはいつ?過去の値動きと買い時|Ampleの内蔵アンプで歪ませているボカロPが、ペダル類をうらやましく思う理由
どんな人なら買っていいか
向いているのは、ギターのアンプやペダルを持っていない人だと思います。
実機のアンプやエフェクターがなくても、これ1本でアンプからペダル、仕上げのエフェクトまでそろいます。
私のように、ギター音源は持っていても、専用のアンプのプラグインがない人にも候補になります。
反対に、歪みのペダルが1つ欲しいだけなら、Kolor のように単体で売られているものから選ぶ手もあります。
ギター音源から選びたい人は、ギター音源のおすすめの記事も参考にしてください。
過去のセール
これまでに確かめられた値段は、次のとおりです。
- 2025年11月下旬〜12月8日:Native Instruments の Cyber Sale で、楽器とエフェクトが50%オフ。Guitar Rig 7 Pro もセールの対象の一覧に入っていた(Rekkerd・NI のセールのページ(2025年11月29日の保存))
- 2026年10月12日:Plugin Boutique で ¥32,940(セールなし)

NI の大きなセールは、ブラックフライデーの時期に集中しています。
会社全体の過去のセールは、Native Instruments のセールの記事にまとめています。
音は普通にいいと感じましたが、NI はセールが多いので、私ならセールを待ってから買います。
まとめ
- Guitar Rig 7 Pro は、ギターとベースのアンプ、ペダル、スタジオ用のエフェクトをまとめた Native Instruments のプラグイン
- 7では機械学習で再現したアンプ4つとペダル5つが増え、ローファイやループのエフェクトも入った
- 公式の動画は短く中身までは分からなかったが、音は普通にかっこいいと感じた
- ギターのアンプやペダルを持っていない人に向く。歪みが1つ欲しいだけなら単体のペダルも候補
- 2025年のブラックフライデーでは50%オフの対象だった。NI はセールが多いので、セールを待ってから買う
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