見た目だけは、前から何度も目にしていました。
左右に大きなリールがあって、上でオレンジ色のメーターが光っている、あのテープレコーダーの画面です。
それが Universal Audio の Ampex ATR-102 だと知ったのは、つい最近のことです。
マスタリングの現場で使われてきた2トラックのテープレコーダーを、プラグインで再現したものです。
私はこのプラグインを持っていません。
ふだんは iZotope Ozone の Vintage Tape を曲の最後にかけていて、テープのプラグインは足りているはずでした。
それでも公式の動画を見て、やっぱり欲しいと思ってしまいました。
テープ好きのボカロPとして、どこに惹かれたのか、どんな人なら買っていいか、どのくらい下がるのかを整理します。
🔥 セール中 ¥8480(通常 ¥34680)〜10/15まで:Universal Audio Ampex ATR-102 Mastering Tape Recorder を見る → 🎁 この商品を Plugin Boutique で買うと、無料ギフトを1つ選べます:StereoSavage 2 Elements/Gorilla Drive/ChordAXE Lite(合計¥14,980以上なら Melodyne 5 Essential も) ※9/29確認。ギフトは入れ替わります
Ampex ATR-102は、マスタリング用テープレコーダーの再現
ATR-102 は、昔からマスタリングに使われてきた Ampex の2トラックのテープレコーダーです。
Plugin Boutique の説明では、プロ向けの2トラックのテープ機として、もっとも広く使われてきた1台と紹介されています。

UA のプラグインは、Ampex 社が公式に認めた唯一の再現とされています。
トランスやアンプ、再生や録音の回路まで、実機の流れをまるごと再現したという説明です。

こちらは、ATR-100 シリーズの当時の広告です。
プラグインの画面も、この実機の見た目をそのまま写しています。
テープの種類・ヘッド・速さを選んで、質感を変えられる

画面の右下のボタンで、テープの種類やヘッドの幅、テープの速さを選びます。
Plugin Boutique の説明に出てくるのは、次のような項目です。
- ヘッドの幅:¼インチ・½インチ・1インチの3種類
- テープの種類:GP9・456・900・250 といった定番のテープ
- テープの速さとエンファシス EQ:速さと、高域の持ち上げ方の組み合わせ
- キャリブレーション:余裕を広げてすっきりさせる方向にも、ざらっとした圧縮やひずみを強める方向にも調整できる

右の画像は、下のパネルを開いた状態です。
実機では面倒な、再生と録音のレベルの合わせ込みも、Auto-Gain を使えば音量のバランスを保ったまま動かせると説明されています。
長く ATR-102 を使ってきたエンジニアのプリセットも入っているので、最初はそこから選ぶこともできます。
今の版は UADx なので、UA の機材が無くても動き、使うには無料の iLok のアカウントが要ります。
公式の動画で聞いた音に、懐かしさを感じた
Universal Audio 公式の、ミックスにかけた例の動画です。
見終わって、まず「これはいい」と思いました。
私はとにかくテープのプラグインが好きで、ATR-102 はもともと買う候補に入っていたものです。
動画で聞いた音には、どこか懐かしさがありました。
テープのプラグインが好きな私には、たまらない雰囲気でした。
もちろん、これは公式の動画を見た感想で、自分の曲にかけて確かめたわけではありません。
それでも、動画を見る前より「欲しい」の気持ちははっきり強くなりました。
Vintage Tapeがあるのに、2本目のテープが欲しい理由
正直に言うと、今の私に ATR-102 は無くても困らないプラグインです。
テープの質感は、Ozone に入っている Vintage Tape でまかなえています。
Vintage Tape は、曲の最後に Stereo Out に挿して、ほんの少しだけかけるのが私のやり方です。
テープらしく高域が少し削れる感じが好きで、気に入って使っています。
Ozone のどのモジュールをどう使っているかは、Ozone Advanced のレビューに書いています。
同じ理由で、以前調べた Softube Tape は「Vintage Tape とほぼ同じ役割なので、私は要らない」と考えました。
その話は Softube Tape のセールの記事にまとめています。
それでも ATR-102 が気になるのは、テープのプラグインを1つしか使ったことがないからです。
1つだけだと、今の音がいいのかどうか、比べようがありません。
EQ でも同じことがありました。
ずっと Logic の純正 EQ を使っていたからこそ、FabFilter の Pro-Q に替えたとき、その良さがよく分かったのです。
そのときの話は、Logic 純正と Pro-Q を使ったボカロPの記事に書いています。
ATR-102 は、Vintage Tape よりも選べる項目が多そうに見えます。
だからこそ、Vintage Tape 以上のものを一度使ってみたい、というのが正直な気持ちです。
Stereo Outに挿して、曲全体の雰囲気を作りたい
UA の Mix Tape という5本を選べるバンドルを調べたときも、テープのプラグインは気になっていました。
気になったのは、曲の演出に使えるところと、Stereo Out に挿して全体の雰囲気を出せるところです。
Mix Tape で選べる45本の中にも、ATR-102 は入っています。
5本まとめて選ぶならどうするかは、こちらに書いています。
UAD Pick 5 Mix Tapeは何を選ぶ?|UADを全部そろえたいわけではないボカロPが、エレピ・テープ・コーラスが気になった理由と単体との比べ方

それに、今の値段は安いと感じています。
Plugin Boutique の製品ページには915件の評価が付いていて、多くの人が注目しているプラグインだという印象もあります。
どんな人なら買っていいか
向いているのは、まずテープのプラグインをまだ持っていない人だと思います。
Stereo Out に薄くかけて、曲全体にまとまりや雰囲気を足したい人にも合っていると思います。
私のように、テープのプラグインを1つだけ使っていて、ほかと比べてみたい人にも候補になります。
反対に、今使っているテープに満足していて、比べる必要を感じていない人は、急がなくて大丈夫です。
テープ以外も含めた色付けのプラグインは、サチュレーションのプラグインの記事にまとめています。
過去のセール
これまでに確かめられたセールは、次のとおりです。
- 2026年9月:Plugin Boutique で $39(通常 $199)(rekkerd.org)
- 2026年10月12日:Plugin Boutique で ¥8,480(通常 ¥34,680・75%オフ・10月15日まで)

UA のプラグインは、会社全体のセールで、まとめて大きく下がることが多いです。
ほかの UA の製品は、Universal Audio のセールの記事にまとめています。
まとめ
- Ampex ATR-102 は、マスタリング用の2トラックのテープレコーダーを UA が再現したプラグイン。Ampex 社が公式に認めた再現とされている
- テープの種類・ヘッドの幅・速さ・キャリブレーションで、質感を細かく変えられる
- 2026年9月には Plugin Boutique で $39 まで下がったことがある
- 公式の動画で聞いた音には懐かしさがあり、テープ好きとしてはやっぱり欲しい
- テープのプラグインをまだ持っていない人、1つしか使ったことがなく比べてみたい人には、選択肢の一つになる
価格を確認する
🔥 セール中 ¥8480(通常 ¥34680)〜10/15まで:Universal Audio Ampex ATR-102 Mastering Tape Recorder を見る →🔥 セール中 ¥12056(通常 ¥15814)〜11/1まで:Universal Audio UAD Pick 5 Mix Tape を見る →
🔥 セール中 ¥6280(通常 ¥17250)〜11/1まで:Softube Tape を見る →
iZotope Ozone 12 を Plugin Boutique で見る →
FabFilter Pro-Q 4 を Plugin Boutique で見る →







コメントを残す