UVI Vintage Vault 5は要る?|Digital Synsationsより好みの音、それでも先にFalconとV Collectionを選ぶボカロPが調べた

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UVI の公式動画で Vintage Vault 5 の音を聞いて、いま使っている Digital Synsations より、ずっと好みの音だと感じました。

Vintage Vault のことは、今回調べるまで知りませんでした。

 

それでも、私はすぐには買いません。

先に欲しい UVI の製品があり、昔のシンセなら Arturia の V Collection も気になっているからです。

 

結論から書くと、昔のシンセの音をまとめて手に入れたい人には、買う価値があると思います。

この記事では、Vintage Vault 5 の中身と、私が先に Falcon と V Collection を考える理由をまとめます。

 

UVI Vintage Vault 5 を Plugin Boutique で見る →

 

Vintage Vault 5は、昔のシンセ43本をまとめたセット

Vintage Vault 5 は、UVI が作ってきた昔のシンセやドラムマシンの音源を、43本まとめたセットです。

元になっているのは、本物の古い機材です。

 

UVI の説明では、実機を手に入れて、必要なら修理してから、音を一つずつ録音(サンプリング)して作っています。

鍵盤を押すと、その録音した実機の音が鳴る仕組みです。

 

UVI Vintage Vault 5のサンプリング元になった古いシンセの実機の写真を5枚並べた画像(Plugin Boutique掲載のUVI公式の画像)

 

初期のアナログのポリシンセから、80〜90年代のデジタルシンセ、あまり知られていない珍しい機種まで、50年分ほどの機材が入っています。

数字で見ると、プリセットは 18,877個、サンプルは約111万個です。

 

UVI Vintage Vault 5に入っている音源の画面がずらりと並んだ画像。DS77・CAMEO・Six-12・Super-7などのパネル(Plugin Boutique掲載のUVI公式の画像)

 

買う前に確かめておきたいのは、容量と動かし方です。

全部入れると 281GB あり、空きは285GB必要です。

 

鳴らすのは、無料の UVI Workstation か、有料の Falcon です。

ライセンスは iLok のアカウント(無料・USB の鍵は不要)で管理します。

 

いま使っているDigital Synsationsと比べて

私の UVI Workstation に入っている昔のシンセは、Digital Synsations です。

90年代のデジタルシンセを再現した音源で、DS1・DS77・DS90s・DSX の4つが入っています。

 

UVI Workstation の Files 画面。Soundbanks に Digital Synsations と UVI Starter が並び、Digital Synsations Vol.1 の中に DS1・DS77・DS90s・DSX の4つがある

 

公式動画を見た印象では、やっていることは Digital Synsations とほぼ同じです。

古いシンセの音を、UVI の画面で鳴らす。

 

その数が、ぐっと増えた形だと思いました。

ただ、音は Vintage Vault 5 のほうが好みに合いました。

 

 

どこまで中身が重なっているかは、動画だけでは分かりませんでした。

UVI 公式の収録一覧を見ると、Digital Synsations と Digital Synsations Vol. 2 がどちらも入っています。

 

つまり、私の持っている4つは、Vintage Vault 5 にも含まれています。

UVI 公式のページには、すでに UVI の製品を持っている人向けに、ログインするとアップグレードの価格が出るという案内もありました。

 

先に欲しいのはFalcon

Falcon と Vintage Vault 5 のどちらを先に欲しいかといえば、私は UVI の Falcon です。

理由は、使える場面の広さです。

 

Falcon は、音を一から作り込めるシンセです。

そのうえ、Vintage Vault 5 のような UVI の音源を読み込んで鳴らすこともできます。

 

UVI Falcon の画面。左に音色を作り込む Edit 画面、中央にコンプレッサーやオシレーターが並ぶ画面、右にプリセットを選ぶブラウザー(UVI 公式の画像)

 

昔のシンセの音を「鳴らす」のが Vintage Vault 5 なら、Falcon は音を「作る」側の道具です。

そのぶん、Falcon のほうが使える場面が広いと考えています。

 

 

Falcon がどんなシンセで、どの時期に安くなるかは、Falcon のセールの記事にまとめています。

UVI Falconのセールはいつ?過去の値動きと買い時|Pigmentsを持つボカロPでも、少し欲しくなった理由

 

V Collectionとは、どちらを選ぶか

昔のシンセの音をまとめて持つという点で、私が Vintage Vault 5 と比べたのは、Arturia の V Collection です。

V Collection も、名機と呼ばれる昔のシンセをソフトで再現した音源をまとめたセットです。

 

V Collection 11 Introに入っているProphet-5 Vの画面(Arturia公式の製品画像)

 

価値は、どちらも同じぐらいだと思っています。

それでも私は、V Collection を優先します。

 

シンセは Arturia の Pigments を使っていて、Arturia の画面のデザインが好きだからです。

 

 

V Collection のどの版を選ぶかは V Collection 11 のセールの記事に、80年代の名機ごとの選び方は 80年代の名機シンセの選び方の記事にまとめています。

 

どんな人なら、この値段でも買う価値があるか

Vintage Vault 5 が向いているのは、昔のシンセをまとめて手に入れたい人です。

80年代や90年代の音を1本ずつ探して買うより、まとめて手元にそろいます。

 

V Collection とどちらにするかは、好みと、自分の曲の方向性で決めてよいと思います。

 

Plugin BoutiqueのUVI Vintage Vault 5の製品ページ(2026年10月24日時点で¥81,575)

 

なお、私のように Digital Synsations を持っている場合は、その分が Vintage Vault 5 の中身と重なります。

 

過去のセール

  • 2026年4月(発売時):UVI の発売記念価格で $299(通常 $499・4月27日まで)(出典:The Beat Community)

 

まとめ

Vintage Vault 5 は、本物の古い機材から作った43本の音源を、まとめて持てるセットです。

私は公式動画で、いま使っている Digital Synsations より好みの音だと感じました。

 

それでも、私が先に選ぶのは、音を作る側の Falcon と、画面が好きな Arturia の V Collection です。

昔のシンセをまとめて欲しい人には、この値段でも買う価値があるセットだと思います。

 

昔のシンセの音を、80〜90年代までまとめてそろえたい人に。

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まず音を一から作れるシンセが欲しく、UVI の音源も鳴らしたい人に。

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画面のデザインも大事にして、昔の名機シンセをそろえたい人に。

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