Soundiron Axe Machinaは重いギターが欲しいボカロPに要る?|7弦のメタル音源を調べて、私がAmple Guitar LPを選ぶ理由

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7万1,796個のサンプルを、1本の7弦ギターから録った音源があります。

Soundiron の Axe Machina です。

 

公式の動画を聞いて、こういう重いギターの音はほしいと思いました。

それでも、私は今は買わないと決めています。

 

Axe Machina は、7弦のエレキギターを録音した、Kontakt 用のギター音源です。

鍵盤を弾くと、メタルやラウドなロックで使われる、低くて重いパワーコードやブリッジミュートの音が鳴ります。

 

ブリッジミュートは、右手の手のひらで弦を軽く押さえて、「ズン、ズン」と詰まった音にする弾き方です。

私の手元にあるギター音源は、Ample Guitar TC と、UJAM の Virtual Guitarist IRON 2 です。

 

その2本を持っている目線で、Axe Machina の中身と、私が選ばない理由をまとめました。

 

Soundiron Axe Machina を Plugin Boutique で見る →

 

Plugin BoutiqueのSoundiron Axe Machinaの製品ページ(2026年11月2日時点で¥17,250)

 

Axe Machina は、7弦ギターの「重い音」に絞った音源

録音に使われたのは、Kiesel Aries という7弦ギターです。

ふつうの7弦よりさらに低い、A スタンダードという調弦で録られています(Soundiron 公式)。

 

入っている弾き方は、単音とパワーコードを伸ばす音、ブリッジミュート、ピンチハーモニクス(「キュイーン」と高く鳴らす音)などです。

ピックで弦をこする音のような効果音や、スライドも入っています。

 

Axe Machinaの奏法の一覧(公式)。Pick SustainsやPower Chord PM、Pinch Harmonicsなど12個を鍵盤のキーで切り替える

 

上は公式の画面で、12個の弾き方を、鍵盤の低いキーで切り替える形です。

ギターを弾けなくても、どのキーでどの弾き方になるかを覚えれば、MIDI で打ち込めます。

 

アンプを通さない音と、通した音の両方が入っている

プリセットは、アンプを通さない素の音(DI)と、アンプを通した音(Amped)に分かれています。

Amped は、Neural DSP のソフトで作られた、今どきのハイゲインの音です。

 

DI のほうは、手持ちのアンプのプラグインに通して、自分の好きな歪みにできます。

中には27種類のエフェクトがあり、8つの枠に好きな順で並べられます。

 

Soundiron Axe Machinaの画面(公式)。上にBODYやATTACKのつまみ、中央に7弦ギターの指板が並ぶ

 

動かすのに、Kontakt の本体(有料)は要りません。

無料の Kontakt Player 8.1 以降で動くので、Kontakt を持っていない人でも使えます。

 

入れるのに必要な空き容量は22.8GBです。

メモリの使用を抑えた Lite のプリセットも用意されています。

 

画面の見方と音の流れは、Soundiron の公式の動画が分かりやすいです。

 

 

公式の動画で聞いた印象は「7弦のパワー系」

動画を聞いてまず感じたのは、7弦らしい、パワーで押すタイプの音だということです。

ロックやメタルの曲なら、いい音だと感じました。

 

公式には、Axe Machina を使ってオルタナ系のロックの曲を作っていく動画もあります。

 

 

重いギターは欲しいのに、手元にあるのは IRON 2 だけ

重いギターの音は、私も欲しいと思っています。

いま持っている中で重い系の音を出せるのは、UJAM の IRON 2 だけです。

 

UJAM Virtual Guitarist IRON 2のメイン画面。Burning Ironプリセットとアンプ設定

 

上は、私が使っている IRON 2 の画面です。

IRON 2 は、鍵盤でコードを押さえると、決まったパターンでロックのギターを弾いてくれる音源です。

 

だからこそ、Axe Machina のように重いギターとして単体で使える音源があるのはいいなと思いました。

IRON 2 の弾き方や、ほかの2本との使い分けは、Virtual Guitarist のレビューに書いています。

 

 

それでも買わないのは、Ample Guitar の LP があるから

Axe Machina を買わない一番の理由は、Ample Guitar が気に入っているからです。

同じ Ample Sound の LP(レスポールを録った音源)を買えば、使い心地は今のままで、重いギターを足せます。

 

Ample Guitar TCのメイン画面。テレキャスターの指板とString Assignment

 

上は、私が普段使っている Ample Guitar TC の画面です。

LP はまだ持っていませんが、同じ Ample Sound の音源なので、使い心地は TC と同じだと考えています。

 

値段だけで比べると、Plugin Boutique の通常価格は LP のほうが高めです。

それでも私は、慣れた操作のまま音を増やせるほうを選びたいと考えています。

 

 

TC の使い方はAmple Guitar TC のレビューに、LP のセールの時期はAmple Guitar LP のセールの記事にまとめています。

LP・SC・M の3本を欲しいと思っている理由は、こちらに書きました。

 

Ample Guitar TCを持っているのに、あと3本(LP・SC・M)が欲しいボカロPの話|そろえばギターはほぼ網羅できる

 

ギターが主役のボカロ曲を、最近あまり作っていない

重いギターの音源を持っていないので、ギターが主役の重いロックは、今のところ作れていません。

今は、Ample の TC の音を太くして、ロックっぽく寄せるくらいです。

 

作るとしたら IRON 2 を使いますが、パターンで弾く音源なので、ギターソロまで任せるのは難しいです。

そのせいもあって、最近はロックの曲をなるべく作らないようにしています。

 

ロックをやるときも、ギターを主役にはせず、ピアノやシンセが前に出るロックにしています。

 

Axe Machina が向く人と、私のように別の道を選ぶ人

ロックやメタルの曲で、7弦の重いギターをすぐに鳴らしたい人には、Axe Machina は候補になると思います。

無料の Kontakt Player で動くので、Kontakt を持っていない人でも始めやすいです。

 

一方で、私のようにすでに気に入っているギター音源がある人は、同じシリーズで重い音を足すほうが迷いません。

Soundiron のほかの音源やセールの傾向は、Soundiron のセールの記事に、ギター音源全体の選び方はギター音源の選び方にまとめています。

 

ロックやメタルで、7弦の重いギターを1本で鳴らしたい人に。

Soundiron Axe Machina を Plugin Boutique で見る →

 

Ample Guitar TC を使っていて、同じ操作のまま重いギターを足したい人に。

Ample Guitar LP を Plugin Boutique で見る →

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。