セールが来たら買うと決めて、買う候補に入れたドラム音源があります。 Wave Alchemy の Triaz です。
私はドラムの打ち込みに XO を使っていますが、Triaz は公式の動画を見て、XO を持っていても欲しいと思いました。
拍の数が違うパターンを同時に走らせられるところが、ボカロ曲の複雑さに合いそうだと感じたからです。
持っていない立場で、どんなドラム音源なのか、どこに惹かれたのかを調べてまとめました。

Triaz を Plugin Boutique で見る →
Triaz は、3つの音を重ねて1つのドラムを作るドラムマシン
Triaz は、ドラムの音を重ねて作り、ステップごとに鳴らし方を変えながらパターンを組めるドラム音源です。
キックやスネアなど12のチャンネルがあり、1つのチャンネルに最大3つの音を重ねられます。

画面の上に A・B・C の3つの層が並び、右上のパッドで3つの音の混ぜ具合を決めます。
たとえば、808 の低いキックと生のバスドラム、レコードのノイズを重ねて1つのキックにする、という使い方が公式で紹介されています。

中身は、Plugin Boutique の説明によると次のとおりです。
- 15,000 のドラムの音が入っていて、自分のサンプルも読み込める
- 18ジャンル・700以上のプリセットがあり、パターンとミックスまで作り込まれている
- ボタン1つでキットを組み替える Drum Randomizer が付いている
- チャンネルごとに EQ・コンプ・サチュレーションなどがあり、SP1200 というサンプラーの音の荒れ方をまねた処理も入っている

Mac は Apple シリコンにそのまま対応していて、AU で動くので Logic でも使えます。
音のデータは約4GB で、認証はシリアル番号を入れる方式です(Plugin Boutique の動作環境より)。
公式の動画を見て、最高の機材に思えた
Triaz は、調べるまで知りませんでした。
Wave Alchemy 公式の紹介動画で、音とパターンを組む様子が見られます。
動画で聞いた範囲では、非常にいい音でした。
画面もおしゃれで、デザインはかなり好みです。
その場でパターンを組めるのも良くて、持っていない私には最高の機材に思えました。
もちろん、ここまでは動画を見た印象です。
拍の違うパターンを同時に走らせられるのが、いちばんの魅力
私がいちばん惹かれたのは、シーケンサーです。
12のチャンネルは、それぞれ別々に速さ・長さ・スウィングを決められます。

たとえば、あるレーンは16分で32ステップ、別のレーンは24分で15ステップ、というように、レーンごとに長さを変えられます。
長さの違うレーンを一緒に鳴らすと、ループするたびに重なり方がずれていき、同じパターンの繰り返しに聞こえにくくなります。

公式では、4つ打ちのキックに跳ねたハイハットを乗せる EDM から、7拍と13拍を重ねるような実験的なジャズまで、という例が挙げられています。
ほかにも、1つのステップを何回も鳴らす Repeat や、鳴る確率を決める Chance など、6つの打ち込み方があります。
拍の違うパターンを同時に走らせられるのは、ボカロ曲の複雑さに合うと思いました。
XO を持っていても、強化版のように見えた
私は XO で、アナログ系の打ち込みのドラムをほぼ作っています。
Triaz の動画を見たときは、XO の強化版・改造版のように見えました。

これは私の XO の画面で、8つのスロットに音を入れてパターンを組みます。
XO のレビューにも書きましたが、音数の多い曲だと、8つでは足りないと感じることがあります。
Triaz はチャンネルが12あり、1つのチャンネルに3つまで音を重ねられます。
XO をどう使っているかは、こちらに書いています。
XO でパターンを組む手順は、XO の使い方にまとめています。
アフロ系に近い音を、アナログ寄りの機材として使いたい
動画の中には、アフロ系に近い音もあって、私がやりたかった音がありました。
なので Triaz は、アナログ寄りのドラムの機材として使いたいと思っています。
プリセットのジャンルには、World Percussion(世界の打楽器)やシネマティックのドラムも入っています。
チャンネルごとに、アナログをまねたサチュレーションも付いています。
速いエレクトロ系のボカロ曲なら、主力にしたい
エレクトロ系の速いボカロ曲を作っていると、変化の多いドラムを使いたい場面は多々あります。
Triaz なら、A メロ・B メロ・サビの全部で使えそうだと思いました。
ドラムの主力にしたいくらいです。
私は持っていないので、ここは動画を見ての見立てです。
今の値段なら、セールを待って買う
Triaz は、実際に買う候補に入れました。
ただ、今の通常の値段では買わず、セールを待ってから買うつもりです。
Plugin Boutique の製品ページには体験版(Free Trial)もあります。
気になる人は、セールを待つ間に音とシーケンサーを試しておくと、買うかどうかを決めやすいと思います。
まとめ:XO の先にあるドラムマシンとして、セールを待つ
Triaz は、3つの音を重ねて作るドラムと、拍の違うパターンを同時に走らせるシーケンサーを持ったドラムマシンです。
XO を持っている私でも、強化版のように見えて欲しくなりました。
変化の多いドラムを使いたいエレクトロ系のボカロPには、買う候補に入れていいと思います。
私はセールを待って買うつもりです。
速いエレクトロ系のボカロ曲で、変化の多いドラムを組みたい人に。
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アナログ系の打ち込みのドラムを、1音ずつ選んで組みたい人に。
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