歯車、タイプライター、蒸気機関、古いトラクター、ピンボール台。
Heavyocity の Damage Machina は、こうした機械の音を録って、打楽器のように鳴らせるようにまとめた音源です。
公式動画を見て、機械がテーマの曲やゲームの音には、とても合うと感じました。
ただ、私が作るボカロ曲で使うかと考えると、Heavyocity の中では優先が低い1本です。
なお、私は Damage Machina を持っていません。
ここから先は、公式の情報と動画を見た範囲の話です。
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Damage Machina はどんな音源か
Damage Machina は、Heavyocity が2025年5月に出した、機械や工業の音の打楽器音源です。
収録されている音の元は700種類以上で、サンプルの数は9,000を超えます。
1つずつの音を鍵盤で鳴らす「Ensemble Designer」と、280以上のループを並べて鳴らす「Loop Designer」の2つが入っています。
中身は、Heavyocity の Damage 2 と同じ仕組みで作られています。

上の画面では、タイプライターの音を読み込んでいます。
近く・頭上・部屋・ホールなど、マイクの距離ごとの音量を、下のつまみで混ぜられます。
動かすには、Native Instruments の無料の Kontakt Player(7.10.5 以降)があれば足ります。
対応は Mac と Windows で、ダウンロードの容量は約8GBです。
どんな機械を録ったのかは、公式の動画で見られます。
公式動画で聞いた音は、効果音を打楽器にまとめた印象
プリセットを順に鳴らしていく公式動画を見て、まず思ったのは、使い方が少し難しい音だということでした。
歯車などの音は効果音に近いものですが、それをパーカッションのように使えるようにまとめてある、という印象です。
ドラムの代わりにそのまま置ける音、というより、効果音と打楽器の間にある素材に聞こえました。
機械の音をリズムに使うか
曲の中に、変わった物の音を足したくなることは、私も結構あります。
Damage Machina の機械の音も、変わった音として使えそうだと思いました。

ただ、音はリズムのパートとしてまとめられていて、リズミカルに刻む使い方が中心になりそうです。
自分の曲でその使い方をするかと考えると、私には要らないかな、というのが今の考えです。
上の画面のように、ループは鍵盤ごとに割り当てられ、テンポや音程も変えられます。
ループがどう鳴るかは、こちらの公式動画で聞けます。
身の回りの物を叩いた音源なら、Soundiron の Antidrum Machine を調べた記事もあります。
機械やロボットがテーマのボカロ曲なら、雰囲気は合う
機械がテーマの曲にこの音を入れたら、雰囲気はかなり合うと思いました。
ゲームの音として見ても、とても優秀な音源だと感じます。
一方で、ボカロ曲に出てくる機械は、どちらかというとモダンなものが多いです。
Damage Machina の音は古めの機械の雰囲気なので、ボカロ曲で実際に使うかとなると、難しいところだと思いました。
Heavyocity の中では、欲しい順の最後
私が Heavyocity で欲しい順は、Psychosis、Damage 2、Symphonic Destruction、Gravity 2、Damage Guitars 2 です。
Damage Machina は、この中では最後の Damage Guitars 2 の後ろに入ります。

Damage Machina の画面には、Damage 2 と同じ大きな PUNISH のつまみと、エフェクトの列があります。
同じ仕組みの上に、機械の音を載せた音源だと考えると分かりやすいと思います。
1つだけ買うなら、私は Damage 2 を選びます。

Damage 2 は、太鼓や打楽器の音を中心にした、シネマティックな打楽器音源です。
Damage 2 の音は、公式のトレーラーで聞けます。
ホラー寄りの曲には力を入れているので、そちらで欲しいのは Psychosis です。

5つを比べた理由は、こちらの記事にまとめています。
Heavyocityはどれを選ぶ?Damage 2・Psychosisなど5つを比べた|シネマティックをやりたいボカロPの欲しい順
セールの値段でも、先に買いたいものがある
今回のセールの値段なら、余裕があれば買いたいとは思います。
ただ、もっと優先して買いたいものがある、というのが実際の私の判断です。
機械がテーマの曲を作りたい人や、ゲームの音を作る人には、候補に入る音源だと思います。
モダンな音が中心のボカロ曲を作っているなら、先に Damage 2 などの使い道の広い音源を見てからでも遅くありません。
Heavyocity のほかの製品のセールは、Heavyocity のセールの記事にまとめています。
Damage 2 の値動きは、Damage 2 のセールの記事で見られます。
過去のセール
- 2026年11月8日:¥17,263(33%オフ・12月18日まで)
- 2025年5月:$119(Heavyocity の発売記念の価格・通常 $149・5月30日まで/rekkerdより)
まとめ:機械がテーマの曲には合う、でも私の優先は低め
Damage Machina は、歯車やタイプライターなどの機械の音を、打楽器として鳴らせるようにまとめた音源です。
公式動画を見た限り、機械がテーマの曲やゲームの音にはよく合うと感じました。
ただ、モダンな音が多いボカロ曲では使いどころが限られそうで、私は Damage 2 や Psychosis を先に狙います。
自分の曲に古い機械の雰囲気が合うかを、公式動画で聞いてから決めるのがいいと思います。
機械やロボットがテーマの曲に、古い機械の音を足したい人に。
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