Heavyocity ASCEND: Modern Grandのセールと買い時|クラシック寄りの音は好きなボカロPが、目玉のプリペアドを聴いて「自分の曲とは少し違う」と感じた理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

同じピアノ音源なのに、聴く動画によって印象がずいぶん変わりました。

Heavyocity の ASCEND: Modern Grand です。

 

ふつうに弾いた音を聴いたときは、クラシック寄りの落ち着いたピアノで、かなり好みでした。

ところが、この音源の目玉であるリズムやプリペアドの音を聴くと、ピアノというより、アンビエントな音に聞こえたのです。

 

私は ASCEND を持っていません。

このページでは、公式の動画で聴いた感想をもとに、どんな人なら買っていいのかと、確認できた過去のセールをまとめます。

 

先に結論を書くと、¥8,485 まで下がっているなら、十分買っていいレベルだと思います。

ただ、私自身は今回は見送ります。

 

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ASCEND は、コンサートグランドに「しかけ」を足したピアノ音源

ASCEND の土台は、9フィートのコンサートグランド「Concert D」です。

Heavyocity の公式ページによると、ニューヨークの歴史あるスタジオで、映画音楽のミキサーが収録しています。

 

ASCENDで収録された9フィートのコンサートグランド(Concert D)の内部(Heavyocity公式の画像)

 

ふつうに弾いた音のほかに、チェーンやブラシ、紐、EBow などを使って弦を鳴らした音が入っていて、音源は全部で16種類あります。

プリセットは110個で、そのうち50個が「Rhythmic」「Rhythmic Melodic」という、リズムを刻む系のものです。

 

動かすには Kontakt Player(6.1 以降)が必要で、容量はディスク上で約23.3GBです。

Logic だけで作っている人は、無料の Kontakt Player を先に入れておくことになります。

 

 

ふつうに弾いた音は、クラシック寄りで好みだった

最初に公式の動画を聴いたときは、クラシックっぽい音だと感じて、正直かなり好きでした。

私が作りたいのはバラード系の曲なので、方向としては合っています。

 

私の手元には、ピアノ音源として Addictive Keys と Pianoverse があります。

ASCEND は、そのどちらとも違う方向でした。

 

Addictive Keys Studio GrandのExplore画面。プリセットと音の方向性を選ぶ画面

 

Addictive Keys は、ポップスに合わせやすいピアノです。

Pianoverse と比べても、ASCEND はもう一段クラシック寄りに聞こえました。

 

 

 

クラシックや劇伴のような、落ち着いたピアノが欲しい人には合う音だと思います。

手持ちの2つとの使い分けは、Addictive Keys と Pianoverse の比べ記事に書いています。

 

目玉のリズムとプリペアドは、ピアノというよりアンビエントに聞こえた

印象が変わったのは、ASCEND ならではの音を聴いたときです。

画面の中央にある三角形で、3つの音源を混ぜる位置を決めます。

 

ASCENDの三角形のミキサー。Wood・Muted・EBowの3つの音源を混ぜる位置を決める(Heavyocity公式の画像)

 

公式の画像では、木で叩いた音(Wood)、弦をミュートした音(Muted)、EBow の音が三角形の角に並んでいます。

ふつうのピアノの音に、こうした特殊な音を好きな割合で重ねられるわけです。

 

さらに CONVOLVE という機能で、弾いた音に「4拍のロール」のようなリズムのパターンを重ねられます。

 

ASCENDのCONVOLVE。JUST ROLL・4 BEATSのようにリズムのパターンを音に重ねる画面(Heavyocity公式の画像)

 

ECHOES は、弾いた音のまわりに、少しずつ違う音の粒をランダムに足していく機能です。

 

ASCENDのECHOES。弾いた音にランダムな音の粒を足す機能(Heavyocity公式の画像)

 

こうしたリズム系のプリセットを聴くと、綺麗で、シネマティックな音でした。

ただ、私にはピアノというより、アンビエントの音に聞こえました。

 

 

グランドピアノそのものは、私の好きなシネマティックな方向です。

それでも、プリセットの中心がアンビエント寄りで、私はアンビエントのジャンルをやりたいわけではないので、そこまで欲しいとは思いませんでした。

 

¥8,485 なら買っていい。それでも私が見送る理由

通常価格は ¥25,970 です。

¥8,485 まで下がるなら、この内容で十分買っていいレベルだと思います。

 

私が見送るのは、値段が理由ではありません。

ふつうのピアノは Addictive Keys と Pianoverse で足りていて、ASCEND ならではのアンビエント寄りの音を、自分の曲で使う場面が思い浮かばないからです。

 

逆に、次のような人にはありだと思います。

  • ピアノ音源をまだ1つも持っていない初心者:最初の1台として、落ち着いたグランドの音が手に入る
  • アンビエント系のパッドのような使い方をしたい人:リズムやプリペアドの音を、背景に敷く音として使える
  • クラシックや劇伴寄りの曲を作りたい人:ふつうの音がクラシック寄り

 

私のように、ピアノ音源をすでに持っていて、アンビエントをやる予定がない人は、急いで買わなくていいと思います。

 

過去のセール

確認できた ASCEND: Modern Grand の価格とセールです(ドル表記は海外の告知記事の金額)。

  • 2019年10月(〜10月11日):発売記念の価格で $119(通常 $149)(KVR Audio)
  • 2022年9月(〜9月30日):Plugin Boutique のセールで $104(rekkerd)
  • 2023年6月(〜7月6日):Heavyocity の夏のセールで $119(KVR Audio)
  • 2026年10月4日:Plugin Boutique で ¥8,485(通常 ¥25,970・67%オフ・10月16日まで)

 

確認できた告知では、以前は20〜30%オフ前後が中心でした。

2026年10月の67%オフは、それと比べてかなり大きな値引きです。

 

Heavyocity のほかの製品のセールの傾向は、会社のページにまとめています。

 

Heavyocityのセールはいつ?過去の値動きと買い時|Damage 2をずっと狙っているボカロPが、高くて手を出せずにいる理由

 

ピアノ音源全体のセールの時期は、ピアノ音源のセールはいつ?で比べています。

 

まとめ

ASCEND: Modern Grand は、クラシック寄りのコンサートグランドに、プリペアドやリズムのしかけを重ねられるピアノ音源です。

ふつうの音は私の好みでしたが、目玉の音はアンビエント寄りで、自分の作りたい曲とは少し違うと感じました。

 

¥8,485 まで下がっていれば、十分買っていい値段です。

ピアノを持っていない人や、アンビエントの質感が欲しい人は、公式の動画でリズム系のプリセットまで聴いてから決めてみてください。

 

ピアノ音源をまだ持っていない人や、アンビエントのパッドのように使いたい人に。

 

🔥 セール中 ¥8485(通常 ¥25970)〜10/16まで:Heavyocity ASCEND: Modern Grand を見る →

 

ポップス寄りのピアノが欲しい人に。

 

Addictive Keys Studio Grand を Plugin Boutique で見る →

 

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