ボカロPが無くなると困る音源・エフェクトBest10|Logicで曲を作る私が、もう手放せないプラグイン

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

Logic Proでボカロ曲を作っていて、「これが無くなったら本当に困る」という音源・エフェクトを10個選びました。

 

おすすめランキングというより、実際に使っている頻度と、無いと困る度合いで並べました。

どのトラックに、どう使っているかまで書いたので、「プロはこれを使う」ではなく「ボカロPの作業机に実際に並んでいるもの」として読んでもらえればと思います。

 

先に一覧です。

  1. Synthesizer V Studio 2 Pro(歌声合成)
  2. FabFilter Pro-Q 4(EQ)
  3. MODO BASS 2(ベース)
  4. Pigments(シンセ)
  5. Ample Guitar TC(ギター)
  6. Addictive Drums 2(生ドラム)
  7. XO(打ち込みドラム)
  8. FabFilter Pro-R 2(リバーブ)
  9. FabFilter Pro-C 3(コンプ)
  10. Valhalla VintageVerb(リバーブ)

 

10位から順に書いていきます。

 

10位:Valhalla VintageVerb(リバーブ)

普段のリバーブには使っていません。

それでも10位に入れたのは、サビで前に出したいときと、コード楽器にまとめてかけるときに、これの代わりがないからです。

Valhalla VintageVerbでプリセットA Plateを読み込んだ画面。MODEはChamber、COLORはNOW、DECAYは2.06秒

 

サビでは、Plate系のプリセットから選んで、触るのはDecayだけです。

普段のボーカルにはキャラが濃すぎるのですが、サビではその濃さが武器になります。

もう1つ、とにかく軽いです。

純正のChromaVerbで止まっていたLogicが、これに替えてから止まらなくなりました。

 

50ドル・直販のみで、セールはありません。詳しくはVintageVerbのレビューに書きました。

Valhalla VintageVerb(公式サイト・直販のみ) →

 

9位:FabFilter Pro-C 3(コンプ)

ボーカル、キック、スネア、ドラム全体、ベース。

コンプをかけたいところには、だいたいPro-C 3を挿しています。

ステレオアウトにグルーコンプとして挿した Pro-C 3(Mixbus 系プリセット)

 

いちばん出番が多いのは、実はステレオアウトのグルーコンプです。

Mixbus系のプリセットから入って、ゲインリダクションは2-3dBくらい。

バラバラだった音が、1つの塊に聞こえるようになります。

 

ボーカルだけは二段構えで、一段目はOptoスタイルでゆるやかに下ごしらえ、二段目は普通のコンプで薄く整えます。

正直、コンプはEQほど入れ込んではいません。

それでも9位なのは、「どこに挿してもプリセットから少し動かすだけで決まる」便利さが、もう手放せないからです。

 

設定の詳細はPro-C 3のレビューにあります。

FabFilter Pro-C 3 を Plugin Boutique で見る → 🎁 Plugin Boutique では、有料の買い物で無料ギフトを1つ選べます:StereoSavage 2 Elements/Gorilla Drive(¥4,480以上で ChordAXE Lite、¥14,980以上で Melodyne 5 Essential) ※9/26確認。ギフトは入れ替わります

 

8位:FabFilter Pro-R 2(リバーブ)

普段のリバーブは、全部これです。

Logicのミキサー。vocal A/B・vocal chorus・vocal plate all という複数のリバーブ返しにボリュームのオートメーションが描かれている

 

リバーブはトラックに直接挿さず、センドの「返し」を何本も立てています。

room、ambience、plate、chamber、hallと空間ごとに1本ずつ。

さらにボーカル専用の返しを「サビ用」と「サビ以外用」に分けて、サビ用はサビでだけ開くようにオートメーションを書いています。

 

これだけ返しを立てても重くならないのが、Pro-R 2を手放せない理由です。

触るのは、ほぼSpaceとDistanceだけ。

自分のプラグインの中でいちばん触らないのに、いちばん安心して任せているリバーブです。

 

使い方はPro-R 2のレビューに書きました。

FabFilter Pro-R 2 を Plugin Boutique で見る →

 

7位:XO(打ち込みドラム)

ボカロPを始めて、最初に買ったドラム音源です。

XLN Audio XO の SPACE 画面。読み込んだドラムサンプルが、似た音どうしが近くに集まるように色分けされて並んでいる

 

持っているドラムサンプルを全部読み込んで、似た音どうしを近くに並べた「地図」にしてくれます。

私はプリセットのキットはほぼ使わず、キックから1つずつ探していきます。

「このあたりが太いキック」「こっちは軽いキック」と、地図の上で音を選べるのが便利です。

 

スロットが8個しかないのが弱点で、音数の多い曲では足りません。

いまはメインのドラムというより、生ドラムでない曲や、Addictive Drums 2とのレイヤーで使っています。

似た音をすぐ探せるという点では、今も代わりがありません。

 

詳しくはXOのレビューへ。

XO を Plugin Boutique で見る →

 

6位:Addictive Drums 2(生ドラム)

XOで打ち込んでいて、リアル感と細かいニュアンスが出せない壁にぶつかって買ったのが、Addictive Drums 2です。

Addictive Drums 2 の EXPLORE 画面。プリセットキットのプレビューと、右側に Room・Overhead・Hihat・Snare・Kick のクイックミックスノブ

 

いちばん効いたのは、ハイハットとスネアの細かい打ち分けです。

ハイハットはクローズだけでなく、少しだけ開いた音やペダルの音まで、スネアはリムショットまであります。

打ち込みの音とは違う生っぽさは、ここから出ています。

 

最初はインマイクのキックとスネアだけを上げて、OH(オーバーヘッド)をほぼ無視していたせいで、音が変になりました。

OHとRoomを混ぜると空気感が出ます。

いまはアナログな曲のメインドラムで、EDM寄りの曲ではXOとレイヤーしています。

 

詳しくはAddictive Drums 2のレビューへ。

Addictive Drums 2 を Plugin Boutique で見る →

 

5位:Ample Guitar TC(ギター)

ボカロ曲でギターを使う曲は、ほぼAmple Guitar TCです。

Ample Guitar TCのRifferのソロ入力画面。ピアノロールで音符とコード進行を編集

 

以前はUJAM Virtual Guitaristでコード伴奏だけを作っていて、ギターソロは作れませんでした。

Ample Guitar TCに替えてから、Rifferという機能で、弦ごとの動きを見ながらソロを打ち込めるようになりました。ソロが「弾けない」から「時間をかければ作れる」に変わったのが、いちばん大きな変化です。

 

正直、Rifferの操作は簡単ではありません。

テレキャスターのモデルなので、出るのはクリーン〜軽めのドライブの音で、太い歪みは出ません。

それでも、ギターを伴奏だけでなくメインのパートとして使えるようになった音源なので、5位です。

 

詳しくはAmple Guitar TCのレビューへ。

Ample Guitar TC を Plugin Boutique で見る →

 

4位:Pigments(シンセ)

ボカロ曲でシンセが欲しくなったら、まずPigmentsを立ち上げます。

Pigments の SYNTH 画面。ENGINE 1 に Wavetable、ENGINE 2 に Sample を選んだ状態で、フィルターやモジュレーションが並ぶ

 

使っている場面は幅広いです。EDM寄りの曲のサブベース、パッド、ドローン。

ピアノやブラスにも使いますし、ストリングスの上にオクターブ上を重ねて高音の空気感を足すこともあります。

ENGINE 1・ENGINE 2の2段構えで、エンジンを選んでフィルターとエフェクトを足していく流れが画面のまま見えるので、シンセの仕組みも直感的に分かりました。

 

弱点は、音があまり太くないことと、CPU負荷が高くてLogicがよくフリーズすること。

それでも、シンセはほぼこれ1台で足りているので4位です。

シンセ選び全体の話はシンセのおすすめに書きました。

Pigments を Plugin Boutique で見る →

 

3位:MODO BASS 2(ベース)

打ち込みのベースは、今もほぼMODO BASS 2です。

MODO BASS 2 の CONTROL タブ。SLIDE や HAM. ON/PULL OFF、FORCE C/G/D/A/E STRING など弦を指定するアーティキュレーション

 

サンプルではなく物理モデルでベースを鳴らす音源で、スライドやハンマリング、ゴーストノートを「弾き方」として打ち込めます。

純正では「音を小さくしてつなぐ」くらいしかできなかったところが、弾いているように入るようになりました。

 

EDM寄りの曲では、サブベースをPigments、その上の通常のベースをMODO BASS 2、と重ねています。

弱点は、スライドさせたい弦を自分で指定しないといけないこと。

ここがいちばん時間を食います。

それでも、ベースを打ち込むときに最初に開くのはこれなので、3位です。

 

詳しくはMODO BASS 2のレビューへ。

🔥 セール中 ¥5210(通常 ¥34850)〜10/7まで:MODO BASS 2 を見る →

 

2位:FabFilter Pro-Q 4(EQ)

全トラックに1つずつ挿しています。

純正のChannel EQも、無料のEQも、もう立ち上げていません。

コード楽器のバスに挿した Pro-Q 4。Mid だけをワイドに削ってボーカルの居場所を作っている

 

挿したら、まずローカット。

ベースは100Hzあたりから下を整理して、キックはローカットしません。

ステレオアウトでは20〜40Hzの要らない超低音だけを落としています。

 

いちばん曲が変わったのは、Mid/Sideの処理を覚えてからです。

上の画像は、コード楽器をまとめたバスで、真ん中(Mid)だけを広めに削っているところですね。

これだけでボーカルの居場所が空きます。

 

ボーカルの居場所を毎回作ってくれるので、Pro-Q 4が2位です。

詳しくはPro-Q 4のレビューへ。

FabFilter Pro-Q 4 を Plugin Boutique で見る →

 

1位:Synthesizer V Studio 2 Pro(歌声合成)

1位は、歌声合成のSynthesizer V Studio 2 Proです。

ボカロPなので、これが無いと、そもそも曲になりません。

Synthesizer V Studio 2 Pro のボイスとボーカルモード選択画面。Rock や Cute などボーカルモードを切り替えられる

 

音符を置いて歌詞を入れるだけで、かなり自然に歌ってくれるので、ベタ打ちのまま仮歌として使えます。

私は民族ポップス、ロック、メタル、EDMと何でも作るので、曲ごとにVocal Mode(歌い方の傾向)を選び直しています。

AIリテイクは、歌い方の少し違う候補を作ってダブリングに使っています。

 

Logicとは連携させず、伴奏を書き出してSynthesizer Vで歌わせ、wavをLogicに戻す流れです。

それでも不満はほとんどありません。

 

ミク指定の公募などではVOCALOID6も使いますが、ふだんの曲は全部これで作りたいくらいです。

 

どんなソフトかは、Dreamtonics公式の動画が分かりやすいです。

 

Plugin Boutiqueのセットには重音テトは入っていないので、テトが目当てならAHSのセットのほうが安いです。

詳しくはSynthesizer V Studio 2 Proのレビューへ。

Synthesizer V Studio 2 Pro を Plugin Boutique で見る →

 

10個に共通していること

並べてみて気づいたのは、最初から持っていたものが1つもないことです。

 

  • EQは、純正のChannel EQ → 無料のEQ → Pro-Q 4
  • ベースは、純正 → 無料のAmple Bass P Lite II → MODO BASS 2
  • ドラムは、純正のDrummer → XO → Addictive Drums 2
  • シンセは、純正のAlchemy → 無料のDexed・Vital → Pigments
  • リバーブは、純正のChromaVerb → VintageVerb → Pro-R 2

 

どれも、純正や無料で「これがやりたいのにできない」とはっきりしてから買い足したものです。

だから、この10個を上から順に買えばいい、というわけではありません。

いま自分が詰まっているところの道具から、1つずつ足していけば十分です。

 

初心者ボカロPが、どの段階で何を買い足すかは、こちらにまとめています。

初心者ボカロPにおすすめのプラグイン・音源|Logic純正で足りるもの、最初に買い足すもの、BFまで待つもの

 

まとめ

  • 1位は歌声合成のSynthesizer V Studio 2 Pro。ボカロPなので、これが無いと曲にならない
  • 2位は全トラックに挿しているPro-Q 4。Mid/Sideでボーカルの居場所を作る
  • 3位〜7位は音源。ベースはMODO BASS 2、シンセはPigments、ギターはAmple Guitar TC、ドラムはAddictive Drums 2とXO
  • 8位〜10位はリバーブとコンプ。普段はPro-R 2とPro-C 3、サビはVintageVerb
  • 10個とも、純正や無料で詰まってから買い足したもの。上から順に買う必要はないかなと。

 

価格を確認する

Synthesizer V Studio 2 Pro を Plugin Boutique で見る →

 

FabFilter Pro-Q 4 を Plugin Boutique で見る →

 

🔥 セール中 ¥5210(通常 ¥34850)〜10/7まで:MODO BASS 2 を見る →

 

Pigments を Plugin Boutique で見る →

 

Ample Guitar TC を Plugin Boutique で見る →

 

Addictive Drums 2 を Plugin Boutique で見る →

 

XO を Plugin Boutique で見る →

 

FabFilter Pro-R 2 を Plugin Boutique で見る →

 

FabFilter Pro-C 3 を Plugin Boutique で見る →

 

Valhalla VintageVerb(公式サイト・直販のみ) →

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)