Soundiron Requiem Lightは要る?大聖堂で録ったラテン語の合唱を、Hollywood Choirsを使うボカロPが調べてみた

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ファンタジー寄りのボカロ曲を作るとき、私はサビの後ろに合唱を重ねてきました。

使っていたのは、EastWest の Hollywood Choirs です。

 

その目線で、Soundiron の合唱音源「Requiem Light Symphonic Choir」の公式動画を聞きました。

結論から書くと、セールの値段なら買ってもいいと思えるくらい良い音で、正直、私も欲しくなっています。

 

Requiem Light は、教会で録った大人数の合唱を、鍵盤を押すだけで鳴らせる音源です。

「あー」「おー」の声だけでなく、ラテン語の言葉で歌わせられるのが持ち味です。

 

私は Requiem Light を持っていないので、ここからは公式動画と公式の説明で調べた内容と、Hollywood Choirs を使ってきた私の見立てです。

 

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Requiem Light は、大聖堂のような空間で録ったラテン語の合唱音源

Soundiron の公式ページによると、Requiem Light はサンフランシスコの歴史ある教会「Saint Paul’s」の大きな礼拝堂で録音されています。

合唱団は地元の合唱団やオペラのメンバーから選ばれ、12本のマイクで録った音が、最初からミックスしやすいステレオの音にまとめられています。

 

Requiem Light の Latin Sustains Fast の画面。SOURCE 1 に ADORAMUS、SOURCE 2 に DOMINUM のラテン語が読み込まれている(Soundiron 公式の画像)

 

入っているのは、全員でそろえて歌う母音のレガート(Ah・Eh・Oh)と、男声・女声に分けた6つの母音です。

さらに、短い音節が24、強く伸ばす単語が16、ラテン語の言葉が速いもの20・遅いもの12、ソプラノとテノールのソロも用意されています。

 

動かすのは Native Instruments の Kontakt で、無料の Kontakt Player でも使えます。

容量はインストール後で約4.7GB と、合唱音源としては軽めです。

 

今の形(バージョン3.0)は、2017年に出たものです(Rekkerd)。

 

公式動画で聞いた、きらびやかでクラシック寄りの合唱

公式動画を聞いた限り、Requiem Light はきらびやかで、クラシック寄りの合唱だと感じました。

録音には昔の音源らしい雰囲気がありますが、そのぶん合唱らしさはとても強く出ています。

 

 

いちばん惹かれたのは、ラテン語で歌う合唱のかっこよさです。

公式の説明でも、映画やトレーラーの音楽に向けて作られた合唱音源とされています。

 

Hollywood Choirs の WordBuilder と、Requiem Light の言葉の作り方

私が持っている Hollywood Choirs には、WordBuilder という、打ち込んだ言葉を合唱に歌わせる機能があります。

ただ、思ったとおりに発音させるのが難しく、私には面倒な機能でした。

 

Hollywood ChoirsのPLAY画面。上の音色の欄にMEN ahを読み込んだところ

 

Hollywood Choirs の画面と使い方は、EastWest の公式動画でも見られます。

 

 

Requiem Light の方は、公式の説明では、最初から用意されたラテン語の言葉と音節を選んで鳴らす作りです。

音節やフレーズを順番に並べて鳴らす「ステップシーケンサー」も付いています。

 

Requiem Light の Syllable Master の画面。左の PHRASE EDITOR に CRE・DO・KY・SUS などの音節が並び、順番に鳴らせる(Soundiron 公式の画像)

 

公式動画を見ると、ラテン語っぽい言葉で歌う合唱の方が、「Ah」「Oh」の声だけよりずっと雰囲気があると感じました。

もちろん、母音だけのなめらかなレガートも入っています。

 

Requiem Light の Legato の画面。SOURCE 1 に AH、SOURCE 2 に OH の母音が並び、中央に LEGATO の操作がある(Soundiron 公式の画像)

 

響きのかっこよさは、合唱の雰囲気づくりに効く

Requiem Light には、合唱を置く場所を選べる響き(インパルス)が119種類入っています。

教会のような長い響きから、効果音のような響きまで選べます。

 

Requiem Light の画面の下段。REVERB に CATHEDRAL の響きが選ばれている(Soundiron 公式の画像)

 

公式動画で聞いた響きも、とてもかっこよかったです。

合唱の雰囲気を出すことだけで比べるなら、私は Requiem Light の方がいいと思いました。

 

ダークファンタジーの曲なら、サビの後ろにラテン語の合唱を

ボカロ曲で合唱を使ってきたのは、ファンタジー寄りの曲のサビでした。

ファンタジーの曲が好きなので、同じ EastWest の Fantasy Voices も持っていて、こちらも気に入っています。

 

そのとき重ねていた Hollywood Choirs は、私の印象では比較的まっすぐな(直線的な)合唱です。

 

そこに Requiem Light のラテン語の合唱が後ろにあったら、ちょっとかっこよくなりそうです。

特に、ダークファンタジーのような暗めの世界観の曲なら、やってみてもいいと思っています。

 

合唱をどの場面に入れるか、ほかの合唱音源とどう違うかは、こちらにまとめています。

 

クワイア(合唱)音源はどう選ぶ?|Hollywood ChoirsとFantasy Voicesを使い分けてきたボカロPが、OmniaとOlympusまで「曲のイメージ」で比べる

 

Hollywood Choirs を持っていても、2つ目に要るか

Hollywood Choirs を持っている人にも、Requiem Light は違う方向の合唱として要ると思いました。

まっすぐな合唱は Hollywood Choirs、言葉と響きで世界観を出すなら Requiem Light、と分けて使えるからです。

 

私なら、ファンタジー風の曲を作るときに、Requiem Light があってもいいと感じています。

欲しいと思った人には、買う価値のある合唱音源です。

 

Hollywood Choirs そのものの使い方は、Hollywood Choirs の使い方の記事に書いています。

Soundiron のほかの音源の買い時は、Soundiron のセールのまとめにあります。

 

過去のセール

確認できた Requiem Light のセールです(ドル表記は海外の告知記事の金額)。

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Plugin Boutique の Requiem Light Symphonic Choir の製品ページ(2026年11月7日時点で¥17,339・50%オフ・12月6日まで)

 

まとめ:まっすぐな合唱の次に、言葉と響きで世界観を足す1本

Requiem Light は、ラテン語の言葉と教会の響きで、合唱の雰囲気を一気に出せる音源です。

録音には昔の音源らしさがありますが、合唱らしさはとても強く、私は正直欲しいと思っています。

 

Hollywood Choirs のようなまっすぐな合唱をすでに持っている人ほど、違う方向の2本目として考えてみてください。

まずは公式動画で、ラテン語の合唱が自分の曲に合いそうか聞いてみるのがおすすめです。

 

ダークファンタジー寄りの曲で、ラテン語の合唱をサビの後ろに置きたい人に。

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。