曲にギターを入れたくなったとき、最初に迷うのがここだと思います。
ギターを買って自分で弾くか、それとも打ち込みで作るか。
私は実機のストラトキャスターを1本持っています。
それでも今、曲のギターのパートはほぼ全部を打ち込みで作っています。
先に結論を書くと、決め手は「上手いかどうか」よりも練習の時間をどれだけ取れるかだと考えています。
社会人なら基本は打ち込み、中学生・高校生で時間があるならギターを買って練習、というのが私の答えです。
このページでは、そう考える理由と、打ち込みにして楽になったこと、それでも「ここは弾いた方が自然」と思う場面を順番に書いていきます。
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先に結論:「時間を取れるかどうか」で決めていい

ギターを弾けるようになるには、まとまった練習の時間が要ります。
中学生・高校生で時間があるなら、ギターを買って練習した方がいいと思います。
自分で演奏できるようになっておくと、将来的にきっと役に立つと思います。
反対に、社会人は練習の時間がなかなか取れません。
なので社会人なら、基本は打ち込みで作った方がいいと考えています。
弾く方を選ぶのは、時間を取れる人向けです。
基本は、お金で時間を取るのが基本戦略かと。
社会人になると時間は、より有限ですので。
少し弾ける人にも、基本は打ち込みをすすめる理由
「コードを少し押さえられる」「簡単な曲なら弾ける」という人もいると思います。
それでも、私は基本は打ち込みをおすすめします。
理由は、曲の中で「演奏」として使えるレベルが、思っているより高いからです。
少し弾けることと、録った音をそのまま曲に使えることの間には、けっこう距離があります。
これは私自身の話でもあります。
持っているストラトは、正直なところ人に聴かせられるほど上手くは弾けません。
昔はパワーコードくらいなら自分で弾いて入れていました。
でも、打ち込みと比べて大して変わらなかったので、今はやめています。
ちなみに、ギター音源を選ぶときも、実機のストラトとかぶらないように Ample Sound の音源はテレキャスター(Ample Guitar TC)にしました。
今では、そのテレキャスの音源の方を曲に使うことがほとんどです。

打ち込みにして楽になったこと:つなぎ直さず、パソコンだけで済む
打ち込みにしてよかったのは、何より早くて簡単なことです。
ギターを弾くには、ギターとインターフェースをつないで、音を確かめて、録って……と準備が要ります。
打ち込みなら、機材をつなぎ直す必要がなく、パソコンがあればすぐ始められます。

速い曲でも困りません。
ボカロ曲では BPM が速い曲も多いですが、打ち込みなら BPM 220 のような速さでも簡単に弾かせられるので、本当にありがたいと感じています。
自分の腕では弾けない速さのフレーズでも、曲に必要ならそのまま入れられます。
パワーコードだけは「弾いた方が自然」と思う。でも気にしなくていい
1つだけ、弾いた方がいいと思う場面があります。
それがパワーコードです。
パワーコードのニュアンスをもう少しいい感じに出したいときは、弾いた方がやっぱり自然になると感じています。
ただ、BPM が速すぎると今度は自分が弾けないので、そこは難しいところです。
とはいえ、パワーコードは基本的に、ソロのように1本だけで目立つ場面がほとんどありません。
なので、ニュアンスは打ち込みのままでも特に気にしなくていいと考えています。
歪んだギターをまず鳴らしてみたいなら、UJAM の Virtual Guitarist のような、コードを押さえるだけで伴奏を弾いてくれる音源もあります。
上は、歪んだギターの IRON 2 の公式の紹介動画です。

打ち込みで作るときの、音源の分担
打ち込みと決めたあと、私は音源を役割で分けています。
- カッティング:Ample Guitar TC 一択。テレキャスター自体がカッティング向きのギターで、カッティングの音は Ample が一番いいと感じています
- バッキング:UJAM の Virtual Guitarist を使うことが多いです
- スケッチ:「今ここにギターを入れたらどんな感じになるか」を確かめる下書きにも使います

打ち込みのギターで気をつけているのは2つです。
チョーキングは音程が変わる位置をうまく作らないとリアルに聞こえないこと、そしてクリーンのアンプでカッティングをすると、ペチペチした嘘っぽい音になりがちなことです。
なので、カッティングはクリーンではあまり使わず、ディストーションをかけた音で使うことが多いです。
カッティングを打ち込みでどう作っているかは、別の記事で詳しく書いています。
Ample Guitar TC そのものの使い心地は Ample Guitar TC のレビュー、Virtual Guitarist については Virtual Guitarist のレビュー にまとめています。
ほかのギター音源も含めて比べたいときは ギター音源のおすすめ も参考にしてください。
まとめ:今の自分の時間に合う方を選べばいい
ギターを弾くか、打ち込むか。
私の答えは、社会人なら基本は打ち込み、中学生・高校生で時間が取れるならギターを買って練習です。
少し弾ける人でも、曲で使える演奏のレベルは高いので、基本は打ち込みをおすすめします。
パワーコードは弾いた方が自然になることもありますが、ソロで目立つことはほとんどないので、打ち込みのままで大丈夫です。
ストラトを持っている私も、今は打ち込みで曲を作っています。
ギターの練習の時間がなかなか取れない人は、まずパソコンの中でギターを鳴らすところから始めてみてください。
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