Bogren Digitalのセールはいつ?|ドラム音源とギターアンプが強い会社を、有料のアンプを持っていないボカロPが調べてみた

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Bogren Digital の音を初めて聞いたとき、まず「音が前に出てくる会社だな」と感じました。

実は、このセールで製品の一覧を見るまで、会社の名前も知りませんでした。

 

並んでいるのは、ギターアンプのプラグインと、力強いドラム音源ばかりです。

ハードウェアのような強い音が得意な、ロック寄りの会社という印象を持ちました。

 

製品は1つも持っていません。

このページでは、Bogren Digital の主な製品の中身と、過去のセールの流れ、ボカロ曲ならどう使えそうかを調べてまとめました。

 

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先に答え:生音系のロックをやりたい人には、選択肢としてあっていい

Bogren Digital は、ギターアンプとドラムを中心に、バンドの生の音を作る道具をそろえている会社です。

なので、生音系のロックをやりたい人なら、選択肢に入れていいと思います。

 

EDM 寄りのロックにも使えそうですが、強いのはやはり生音のほうだと感じました。

 

私自身は、有料のアンプのプラグインを1本も持っていません。

打ち込みのギターに使えそうなので、1本あってもいいのかな、と思っています。

 

Bogren Digital は、アンプ・IR・ドラムがそろったロックの会社

Bogren Digital は、メタルのプロデューサーとして知られる Jens Bogren の名前を冠した会社です。

製品は大きく分けて、次の4つです。

 

  • ギターアンプ:つまみ1つで音が決まる AmpKnob のシリーズと、細かく作り込める MLC S_Zero 100 など
  • IR(スピーカーの響きのデータ):キャビネットの響きを集めた IR パックと、それを読み込む IRDX Studio
  • ドラム音源:Kontakt で鳴らす Eloy Drums・Trivium Drums など
  • ボーカル:2026年10月に出た A-Class Vocal

 

どれも、ギターとドラムを「録って混ぜた後の音」に近づけるための道具です。

シンセやエフェクトの飛び道具はほとんどありません。

 

Eloy Drums:2つのキットと150以上のフレーズが入ったドラム音源

Eloy Drums は、メタルのドラマーが叩いた音を録ったドラム音源です。

無料の Kontakt Player で動くので、Kontakt の本体を持っていなくても使えます。

 

Eloy Drums の画面。上に KIT VIEW・MIXER・GROOVES の切り替えと ANTI-MACHINEGUN・AUTO DOUBLE KICK のスイッチ、下に2つのドラムキット(Bogren Digital 公式)

 

キットは大きなものと小さなものの2つで、スネアは合わせて12種類から選べます。

そのドラマー本人が叩いた MIDI のフレーズも、150以上入っています。

 

打ち込みのドラムで気になる「同じ音の連打が機関銃のように聞こえる」問題には、Anti-Machinegun という機能があります。

速い連打のときに、音を少しずつ変えてくれる仕組みです。

 

速いバスドラムを、左右の足に自動で振り分ける Auto Double Kick も付いています。

ツーバスのフレーズを打ち込むときに、左右の振り分けを自分で考えなくて済みます。

 

 

公式の動画を見ると、ドラムが本当に力強く鳴っていました。

ドラムの種類がこれだけそろっていると、生音系のロックに強い会社だという印象がさらに強くなります。

 

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Trivium Drums:手を入れない音にも切り替えられる

Trivium Drums は、メタルバンド Trivium のドラマーが叩いた音を録ったドラム音源です。

こちらも無料の Kontakt Player で動きます。

 

Trivium Drums の Kontakt の画面。ツーバスのドラムキットと、下に PROCESSED・NATURAL の切り替え(Bogren Digital 公式)

 

画面の下にある PROCESSED と NATURAL で、音作りを済ませた音と、手を入れていない音を切り替えられます。

自分で EQ やコンプをかけたい人は NATURAL、すぐ使える音がほしい人は PROCESSED、という選び方です。

 

MIDI のフレーズは100以上で、Eloy Drums と同じく Anti-Machinegun と Auto Double Kick も入っています。

通常の値段は Eloy Drums のおよそ6割です。

 

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AmpKnob:つまみ1つで決まるギターアンプのシリーズ

AmpKnob は、ギターアンプの音作りをつまみ1つにまとめたシリーズです。

スピーカーやマイクの選び方は、先に決めてくれています。

 

Ampknob Duet の画面。POWER・VOLUME のつまみ1つと VIBRATO・PEDAL のスイッチ、下に IN・OUT・ROOM・PAN(Bogren Digital 公式)

 

新しい2本のうち Duet は、1960年代のクリーンが得意なアンプがもとになっています。

強く押し込まないと歪まないので、きれいなクリーンを鳴らしたい人向けです。

 

もう1本の Fatman は、1950年代のベース用のアンプがもとで、重くて太い音が持ち味です。

どちらも、パソコンだけで動くスタンドアロン版にメトロノームとリフの録音機能が付いています。

 

 

AmpKnob のシリーズは本数が多く、名前も「BDM」「BDH」と記号ばかりで選びにくいです。

BDM の3本と BDH 5169 の違いは、AmpKnob のセールの記事にまとめています。

 

Bogren AmpKnobのセール、4本のうちどれを選ぶ?|Ampleの内蔵アンプでは音が足りないボカロPが、つまみ1つのアンプを調べてみた

 

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MLC S_Zero 100:つまみの多い、作り込めるアンプ

MLC S_Zero 100 は、AmpKnob とは逆に、普通のアンプと同じように音を作り込めるプラグインです。

GAIN・BASS・MIDDLE・TREBLE などのつまみが、アンプのヘッドに並んでいます。

 

MLC S_Zero 100 の画面。GAIN・BASS・MIDDLE・TREBLE などのつまみが並ぶアンプヘッドと、上にペダル・CAB・EQ の切り替え(Bogren Digital 公式)

 

前段に入れる歪みのペダルが2つ、キャビネットが2台、それぞれにマイクが5種類入っています。

キャビネットの2台は混ぜることもでき、好きな IR を読み込むこともできます。

 

すぐ使えるプリセットも入っています。

つまみ1つで済ませたいなら AmpKnob、細かく作り込みたいなら MLC S_Zero 100、という分け方です。

 

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IRDX Studio:スピーカーの響きに「動き」を足す IR ローダー

IR(インパルスレスポンス)は、ギターのキャビネットの響きを記録したデータです。

ただし IR は写真のようなもので、強く弾いたときにスピーカーが揺れる、といった動きまでは入っていません。

 

IRDX Studio の画面。左に IR のフォルダ、右に IR の一覧、下にトーンカーブと IRDX のつまみ(Bogren Digital 公式)

 

IRDX Studio は、その動きを機械学習で足してくれる IR ローダーです。

IR を聞き比べる専用のモードもあり、手持ちの IR が多い人ほど選ぶのが楽になります。

 

 

AmpKnob や MLC S_Zero 100 のキャビネットにも、同じ IRDX の技術が入っています。

Bogren のアンプの中で IR を読み込めば、IRDX Studio が無くても同じ技術が働きます。

 

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A-Class Vocal:ボーカルの高域に空気感を足すプラグイン

A-Class Vocal は、2026年10月に出たボーカル用のプラグインです。

操作は DRIVE・MIX・MOD の3つだけで、声の高いところに空気感を足します。

 

A-Class Vocal の画面。入力メーター、In/Out・Rec・MOD のボタン、Drive・Mix・Output の3つのつまみ(Bogren Digital 公式)

 

私は、空気感はエキサイターや EQ の高域で足していて、ボーカルには VO-TT で十分だと感じています。

エキサイターをまだ持っていない人や、ボーカルだけ質を上げたい人なら、買う価値はあると思います。

 

詳しくはA-Class Vocal のセールの記事に書いています。

 

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ボカロ曲なら、打ち込みのギターをクリーンで鳴らしてアンプをかける

ボカロ曲のギターは、弾かずに打ち込みで作る人も多いと思います。

私もギターは打ち込みです。

 

打ち込みのギター音源に付いているアンプは、クリーンも歪みも物足りないことが多いです。

そこで、ギターはクリーンの音で打ち込んで、あとからアンプのプラグインをかけるという使い方は、かなり面白い音になりそうだと感じました。

 

つまみ1つの AmpKnob なら、アンプに詳しくなくても音が決まります。

Logic のアンプでどこまでできるかは、Logic の Amp Designer の記事にまとめています。

 

いろいろなアンプを1本で広く試したい人は、AmpliTube 5 のセールの記事も比べてみてください。

 

AmpKnob はバラで半額近くまで下がり、バンドルは対象外のことも

Bogren Digital のセールは、AmpKnob を中心に、1本ずつの値段が半額近くまで下がることがあります。

ドラム音源やボーカル用のプラグインまで、会社のほぼ全製品がまとめて下がったこともありました。

 

一方で、AmpKnob を3本まとめたバンドルは、セールの対象外だったことがあります。

バラで買ったほうが安いこともあるので、まとめて買う前に合計を比べるのがおすすめです。

 

ブラックフライデーのほかの会社のセールは、ブラックフライデーのまとめの記事にまとめています。

 

過去のセール

  • 2022年6月29日〜7月31日:シリーズの最初の1本 AmpKnob RevC が、Plugin Boutique で £32.95 / $36(25%オフ)(rekkerd.org)
  • 2023年3月:AmpKnob BDH シリーズ3本の発売時の価格が、単体 $39.99(通常 $49.99)、3本のバンドル $79.99(通常 $99.99)(SonicState)
  • 2026年10月8日:A-Class Vocal の発売記念価格 $89(通常 $119・10月25日まで)(rekkerd.org)
  • 2026年10月11日:Plugin Boutique で AmpKnob BDM 410 JVH・BDM 800 Badboy・BDM ’75 が ¥8,540→¥4,880(42%オフ・11月1日まで)
  • 2026年10月31日:Plugin Boutique でほぼ全製品が値下げ(Eloy Drums ¥24,220→¥12,110、Trivium Drums ¥15,510→¥7,755、MLC S_Zero 100 ¥17,250→¥8,625、AmpKnob Duet・Fatman ¥8,540→¥4,270、IRDX Studio ¥7,981→¥3,990(どれも50%オフ)、A-Class Vocal ¥20,689→¥15,517(25%オフ)・多くは11月30日まで)

 

まとめ:有料のアンプを持っていないなら、AmpKnob から

Bogren Digital は、ギターアンプとドラムで、生音系のロックの音を作るのが得意な会社です。

私のように有料のアンプを持っていないなら、まずはつまみ1つの AmpKnob が入りやすいと思います。

 

有料のアンプのプラグインを、まだ1本も持っていない人に。

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打ち込みのギターを、きれいなクリーンで鳴らしたい人に。

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生音系のロックのドラムを、打ち込みで力強く鳴らしたい人に。

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エキサイターをまだ持っていない人や、ボーカルだけ質を上げたい人に。

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ABOUTこの記事をかいた人

Logic Pro で音楽制作をしています。インスト曲とボカロ曲を作りながら、DTM・プラグイン・ミックスで実際に試して分かったことを書いています。