本来は有料のプラグインが、期間限定で無料になっているものを今週も3つ見つけました。
自分もIK MultimediaのピアノPianoverse Black Pearl B200を無料配布でもらったことがあるので、こういう機会は見かけたら押さえるようにしています。
今週は、マスタリング用のチャンネルストリップ、空間系のリバーブ、ステレオの広がりを調整するツールの3つです。
いずれも、曲を仕上げる段階で効いてくるタイプの道具です。
一番急ぐのはHoRNet Butterflyで、10月10日までしかありません。
気になる人は、まずそこから見てください。
①マスタリング用「HoRNet Butterfly」は10月10日まで
イタリアのHoRNetが出している「Butterfly」は、仕上げに必要なものを1つの画面にまとめたマスタリング用のプラグインです。
中身はEQ・コンプ・クリッパー・リミッターの4つで、上のタブで切り替えて使います。

(画像はHoRNet公式サイトより)
EQは最大6バンドで、4つの処理は順番をドラッグで入れ替えられます。
それぞれに個別のバイパスがあるので、どの処理がどれだけ効いているかを1つずつ聴き比べられる作りです。
左側には、入力と出力のラウドネス(LUFS)とTrue Peakが並んでいます。
処理の前と後で音量がどれだけ変わったかが数字で見えるので、上げすぎに気づきやすいのは便利そうです。
通常価格は公式サイトで€37.99です。
Mac(AU/VST/VST3/AAX、Apple Silicon対応)とWindowsで使えます。
もらい方:HoRNet公式の配布ページから受け取りのボタンを押し、HoRNetの無料アカウントを作るかログインします。
コードBPBBUTTERFLYが自動で入って合計が€0になるので、そのまま手続きを終えます。
インストールは、HoRNetのインストーラー「DoIn」にログインして行う流れです。

(画像はHoRNet公式サイトより)
これは海外のBedroom Producers Blog向けの配布で、期間は10月6日から10月10日までの5日間です。
時間帯の表記はないので、日本時間で間に合わせるなら10日の前に済ませておくのが安心です。
HoRNet Butterfly(無料配布・HoRNet公式サイト) →
HoRNetの公式チャンネルが出している紹介動画はこちらです。
マキシマイザーやリミッターをまだ1つも持っていない人にとっては、仕上げの一式が無料でそろう良い機会だと思います。
そもそも仕上げの道具が自分に必要かどうか迷っている人は、こちらも参考にしてください。
②空間リバーブ「DeepStereo Reverb Lite」は2週間限定
Music UnitのブランドLESONが出している「DeepStereo Reverb Lite」は、少し変わった考え方のリバーブです。
残響を左右に広げるのではなく、聴いている人のまわりのどこに響きを置くかを決める、という作りになっています。

(画像はMusic Unit公式ストアより)
中央の表示の横にあるAZIM(方位)・ELEV(高さ)・WIDTH(幅)で、響きの位置と広がりを決めます。
ほかはSPHEREのモード切り替え、DECAY(残響の長さ)、VOLUMEとAMOUNTだけなので、つまみの数はかなり少なめです。
製品版のDeepStereo Reverbから、サイズやプリディレイ、モジュレーションなどを省いた軽い版という位置づけです。
普通のステレオの曲にも、ヘッドホン向けのバイノーラルの制作にも使えるとされています。
通常価格は配布元の表記で$19.99です。
Mac・Windowsの両方で、VST3/AU/AAXに対応しています。
もらい方:Audio Plugin Deals(APD)の配布ページでカートに入れ、$0で購入手続きをします(APDの無料アカウントが必要)。
締切日の表記はなく、配布ページには「2週間限定・コードがなくなり次第終了」とあります。
10月上旬に始まった配布なので、そう長くは残っていないはずです。
DeepStereo Reverb Lite(無料配布・Audio Plugin Deals) →
ボカロの曲では、声のリバーブは「どれだけかけるか」と同じくらい「どこに響かせるか」で印象が変わります。
普通のリバーブとは発想が違うので、手持ちのリバーブがあっても試す価値はある1本だと思います。
リバーブ全体の選び方はこちらの記事にまとめています。
③ステレオ幅を調整する「WIDR」は11月上旬まで
Moonwave FXの「WIDR」は、音の左右の広がりと奥行きを調整するプラグインです。

(画像はVST Alarmの配布ページより)
WIDTHとSIDE GAINで横の広がりを、DIMENSIONのSPREADとFRONT/BACKで前後の位置を決めます。
右側のHIPASSとFOCUSで、低音まで広がりすぎないように整える作りです。
通常価格は、海外ニュースサイトrekkerdの紹介では$20となっています。
形式はVST3とAUで、Pro Toolsでは使えません。
もらい方:VST Alarmの配布ページで受け取りの手続きをすると、外部のサイトでアカウントを作ってダウンロードする流れになります。
配布ページのカウントダウンを見ると、無料の期間は11月5日ごろまでです。
今回の3つの中では一番余裕があります。
コード楽器やシンセのパッドを少し広げたいときに、手軽に試せる道具です。
ただし広げすぎるとモノラルで聴いたときに音が痩せることがあるので、使うならMAIN MIXで控えめにかけるくらいがよさそうです。
今回の3つと締切
締切が近い順に並べると、こうなります。
- HoRNet Butterfly(€37.99):10月10日まで
- DeepStereo Reverb Lite($19.99):2週間限定・コードがなくなり次第終了
- WIDR($20):11月5日ごろまで
配布は予告なく終了することがあります。
受け取る前に、それぞれの配布ページで今の状態を確かめてください。
HoRNet Butterfly(コードBPBBUTTERFLY・HoRNet公式サイト) →
DeepStereo Reverb Lite(無料配布・Audio Plugin Deals) →







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