みなさんこんばんは。
今回はゲーム実況用のMacで使えるキャプチャーソフト(ScreenFlow)を紹介したいと思います。
というのも、Macユーザーの方で一番困るのが、キャプチャーソフトがないことだと思います。
私も困りました。
最初の方は、Macに標準装備されているQuickTime Playerというソフトを使用していました。
というのもこのソフトですが、私が購入したキャプチャーボードの「Live Gamer Portable 2 PLUS」の説明書で使い方が書いてありました。そのため、最初はこちらを使用していました。
もちろん無料なので、使えないことはないのですが、画質を最高にしても画質が悪くなることがありました(動きの多いゲームは向いていない!?)。
また困ったのが、長い時間撮ろうとするとフリーズするという現象が多々発生しました。
最近Apex Legendsというゲームがリリースされたのですが、そのゲームは最長で25分ぐらいかかります。
Apex Legendsで優勝したゲーム実況をとるために何度も撮影を繰り返すと、長い時間の撮影を繰り返すせいか、頻繁にフリーズを起こすようになります。
PCを再起動すると最初のうちは大丈夫なのですが、またフリーズするようになります。
何度かは我慢してたのですが、2度うまくいった動画が撮影できていなかったことをきっかけに別のソフトを使うことにしました。
次に使用したのが、有名なフリーソフトのOBS Studioです。
ゲーム実況でのライブ配信もこちらのソフトからできるので、非常に有用です。
生配信でもお世話になっています。
またOBSですが、PCの性能に合わせて設定を変えられるので、拡張性が高いことも特徴です。
そのため、こちらを使っていたのですが、又しても問題が発生しました。
それは、音ズレと動画が少し飛ぶことです。
これは以前の記事(PS4で実況動画をとる方法(Macについての説明も少し紹介))でも書いたのですが、PS4の録画機能を使うと、動画が数秒飛ぶことがありました。
これと同様にOBSでも撮影する際、動画が飛ぶようになってしまいました。元々は大丈夫だったのですが、画質を高画質に変更したところそのような障害が起こるようになってしまいました。
また動画の音ズレですが、微妙に音がズレることが何回か一つの動画内で起きました。
個人的に気にならなかったのですが、私のYoutubeの視聴者の方から、「内容は良いけど、音ズレのせいで楽しさが半減している」とのコメントをいただきました。
ただ最近ではほとんどの動画で0.5秒ほど音がずれが発生しています。
そのため、これはなんとかせねばということで、動画撮影ソフト(キャプチャーソフト)を見つけました。
それは冒頭でも紹介しましたが、ScreenFlowです(最新版はScreenFlow 8)。
多分皆さん聞いたことがないと思うので、紹介していきたいと思います。
目次
ScreenFlow
ScreenFlowは複数の機能を持ったTelestream社が開発したキャプチャーソフトであり、また動画編集機能もついた非常にお得なソフトです。
複数の機能を持っているため、ナレーション付きのチュートリアルがついているほどです。
先にサイトの紹介だけしておきます。下記からTelestream社のホームページに行けます。
https://www.telestream.net/screenflow/overview.htm
ソフトだけの購入価格は129ドル(2019年4月15日現在)で、他にもMedia Library(46$/年)の追加パックなどもあるようです。私はキャプチャーだけが目的だったので、ソフトのみの購入です。
ちなみに私の場合は15,800円で購入しました。
App storeで販売しているので、外国のサイトから購入する必要もありません。
外国のサイトから直接購入は怖いので、App storeにあるのは地味にありがたいです。
なおかつ有料なので、安心感が違いますね。
もちろん試用版があるので、一度試してみてから使うことができます。
ホームページに行って、メールアドレスや名前を登録すると、無料でダウンロードができます。
無料ダウンロード版では、エクスポートする際に、自動でロゴがど真ん中に記載されます。
そのため、実際にソフトを実況用に使用するには購入する必要があります。
実際の撮影操作と画質がどう変わったか
さて、次に実際の操作について紹介したいと思います。
以下、私が現在ゲーム実況で使用している道具やソフトを先に紹介します。
キャプチャーに関係があるのは以下の機材です。
- キャプチャーボード:Live Gamer Portable 2 PLUS
- オーディオインターフェイス:Scarlett 2i2 G2
- 動画編集:Final Cut Pro
私はこちらの編集ソフトを使用しており、一度書き出す必要があるので記載しました。
さて、ScreenFlowの動画撮影方法を紹介していきたいと思います。
といっても、すでに記事を書いている人もいるので、そちらの方の記事を紹介します。とてもわかりやすいので、私が書くところはほぼありませんね・・・。
ただこちらの方はゲーム実況では使用していないと思いますので、ゲーム実況での使い方を紹介します。
機材は私が使用しているものなので、適宜お使いになっている機材に変更して、操作を行ってください。
さて、ScreenFlowを開くとこのような画面が表示されます。
新規録画では録画画面を選択できます。
ここで、撮影するものを選択できます。
私の場合は、Live Gamer Portable 2 plusを使っていますので、ビデオを録画、対象で選択します。
形式を選択することで、画質などを変更可能です。基本1920×1080になるかと思います。
もちろんゲーム機器だけではなく、デスクトップの画面もキャプチャーできます。
またゲーム音声も同様にそちらの機器からとっていますので、同じようにLive Gamer Portable 2 plusを選択します。もしPS4接続のヘッドフォンなどを使っている場合は、ゲーム音声と実況用の音声をミックスする必要があるかと思います。
なお、私の場合は、ゲーム実況音声はLogic Pro Xを使っているので、ゲーム音声とは別撮りになっています。
新規録画では、右側のボッチを選択すると、フレームレートも変えることができます。
またターマー機能や、ループ機能などもついています。あまりゲーム実況には使いませんかね。
設定をしたら、下側の録画ボタンを押すだけで簡単にスタートします。
また、撮影の終了は右上のカメラマークから、録画を停止を押すことで撮影が終わります。
かなり使い方がわかりやすいので、私としては非常に使いやすいです。
「Mac 実況 ソフト」などで検索すると中国のソフトが非常に良くヒットします。試用版を試してみたところ、自分の機械の苦手さも相まって非常に使いにくかったです。
そのため、やはり使いやすさ、分かりやすさが重要だなと思いますね。
ただ一点、撮影している動画が直接見えないのが不安になりますね。本当に撮れているのかと。ただ今まで撮影できてなかったことがないので、とりあえず安心です。
新規書類では、動画を編集する画面を開くことができます。
このときの注意点ですが、録画した設定と、この書類の設定が異なると大きく画質が損なわれることがあるかと思います。
私は最初、録画した設定と書類側の設定が異なっていたことで、書き出しをした際に非常に画質が荒くなったことがありました。
そのため、両方の設定を合致させる必要があるかと思います。
新規書類の下側の書類マークをクリックすると、下のように動画編集画面が表示されます。
この画面で動画の編集を行うことができます。撮影した動画があるよという方は、下記画面で編集だけすれば良いかと思います。
さて、動画の録画を行い、録画を終了すると下のような画面が表示されます。
右上に録画した動画、下側にその撮影した動画のタイムラプスが表示されます。
動画の下に空白があるので、音声ファイルをドラックすることで動画に音声を合わせることが可能です。
なお、右上のボリュームマークから、音声の大きさは変更可能です。
Screen Flowですが、一通りの編集機能は揃っているようで、動画の一部分の拡大も可能です。
むしろ、私の使っているFinal Cut proよりも直感的には使いやすい印象です。
もちろん、動画中に図形を描いたり、文字を挿入することも可能です。ゲーム実況では図形を使用する機会もあると思うので、使えますね。
ただ文字ですが、バリエーションが少ないので、文字などを多用する方は他のソフトも考えた方が良いかもしれない印象です。気にになる方は試用してみてください。
他にも、動画にアニメーションをつけたりすることなども可能ですが、あまり使わないと思ったので今回は割愛します(ゲーム実況で使うタイミングがほとんどないため)。
またScreenFlowの優れた点として、動画のある場面を画像として撮影する機能(フレームを保存)があります。
個人的にyoutubeの実況で、サムネイル画像を使う際に動画の一部分を使いたいことがあり、地味にありがたい機能です。先ほど紹介した設定では1920×1080で保存されます(書類の設定によります)。
そんなScreenFlowですが、注意点があります。
それは、書き出しが遅いということ!20分の動画で、書き出しに高速で10~15分ほどかかります。
先ほども書きましたが、私はFinal cut proという動画編集ソフトを使用しています。
このソフトですが、非常に高価で40,000円ぐらいした気がします。
そのため、このソフトを使うためには、ScreenFlowで撮影したデータを書き出す必要があります。
というのも、ScreenFlowで撮影すると拡張子がScreenFlowとなり、書き出し操作が必要になります。
ちなみに高画質なため、データ量も非常に大きく1920×1080のフルHDで撮影した場合、25分ぐらいで約32GBでした。中々データ容量も大きいので、結構グレードの高いPCか外付けHDを使わないと辛いかもしれません。
また、ScreenFlowの拡張子のファイルをMP4で書き出すと1G弱ぐらいになりますのでご安心を。
Screen Flowですが、直接Youtubeにアップロードも可能です。
下記のように、公開先からYoutubeを選択できます(下記画像は動画がないため灰色です)。
先述した通り、書き出しからmp4の拡張子に変更することができます。
なお、撮影した動画の画像を載せたので、比較してみてください。
OBSで撮影した動画の1シーン
Screen Flowで撮影した動画の1シーン
ブログ上に挙げるとあまり違いがわかりにくいですが、断然Screen Flowの方が良いです。
この画像を編集する際には明確に違いがわかりました。
今度動画の比較もしますので、しばらくお待ちを。
最後にScreenFlowのメリットとデメリットを記載します。
メリット
- 画質が綺麗で選択肢も多い
- 動画の音ズレやフレーム落ちが起きない(今現在は)
- 動画編集ソフトも兼ねることができる
デメリット
- 機能が多いため、値段もそれなりに高い
- 書き出し速度が遅い
- 有名なソフトでないため、ソフトの説明が英語しかない
- 日本語で使い方を紹介している人が少ない
- 非常にデータ量が大きい
といっても、Macユーザーにはほとんど選択肢はありませんよね。
諦めて無料の低画質なソフトを使うか、Windowsを購入するかになるかと思います。
私は、Final cut proという動画編集ソフトを買ってしまったので、Windowsで動画を撮影してMacに移すという選択肢はありませんでした。
Macユーザーの人で、高画質でゲーム実況を撮影したい人は使用してみてください。
一応、今までで音ズレやフレーム落ちなどは発生していません。
とりあえずPCや自分に合う合わないがあると思いますので、試用版を試してみてください。私は試してから大丈夫そうだったので即購入しました。
また、他にMacで使える高画質のキャプチャーソフトがあれば教えてください笑
私も何か実況で使えるものがあれば紹介していきたいと思います。
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