Eventide Blackholeは、セールのたびに名前を見かけるリバーブです。
半額前後まで下がることが多いので、「この値段なら1本持っておこうかな」と迷う人も多いと思います。
先に書いておくと、私は見送っています。
リバーブを選んでいたときにBlackholeも調べましたが、買いませんでした。
セールで安くなっている今も、その考えは変わっていません。
この記事では、まだ使っていない立場で、Blackholeがどんなリバーブかを公式の情報で整理します。
そのうえで、私が見送っている理由と、逆にどんな人なら買っていいと思うかを書きます。
最後に、確認できた過去のセール価格をまとめました。
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Blackholeは「現実にはあり得ない広さ」を作るリバーブ
Blackholeは、Eventideのリバーブプラグインです。
公式サイトでは「Massive Otherworldly Reverb」と紹介されていて、もともとはEventideのラック機材(DSP4000)に入っていたアルゴリズムが元になっています(Eventide公式)。
部屋やホールを自然に再現するタイプではなく、宇宙のような、現実にはない大きな空間を作るタイプです。

公式の説明から、特徴的なつまみを拾うと次のとおりです。
- GRAVITY:響きの減り方をひっくり返し、だんだん大きくなる響きにする
- SIZE:部屋くらいの広さから、とてつもない広さまで変える
- KILL:入力を止めて、響きだけを残す
- FREEZE:響きを伸ばしたまま止める
- HOTSWITCH・リボン:いくつものつまみを一度に動かす
プリセットは50以上あり、14日間の無料体験版もあります。
ドングルは要らず、iLokのアカウントで使う形です。
ボーカルをサビ終わりでふわっと遠くへ飛ばしたり、シンセを大きく広げたりする「効果としてのリバーブ」に向いた製品だと思います。
公式の動画で、どんな響きになるかを聴けます。
私が見送っている理由:リバーブの中では「特殊枠」だから
私の中で、Blackholeはリバーブの中でも特殊枠の扱いです。
毎曲のボーカルや楽器にかけるリバーブではなく、ここぞというところで使う飛び道具です。
普段のリバーブは、FabFilter Pro-R 2をセンド用のバスに挿して、いくつものトラックから送って共有しています。

曲の土台になる響きは、ほとんどこれで足りています。
FabFilter Pro-R 2のレビューにも書きましたが、自然にかけるリバーブとしては、今のところ不満がありません。
そのうえで、サビなどで少し色のある響きが欲しいときは、ValhallaのVintageVerbを使っています。
特殊枠を1本足すくらいなら、VintageVerbのほうがいい、というのが私の考えです。

VintageVerbをどう使っているかは、VintageVerbのレビューにまとめています。
Valhalla VintageVerb(公式サイト・直販のみ) →
大きなリバーブは、無料のSupermassiveで足りている
Blackholeのような大きなリバーブは、今の手持ちで足りています。
なお、同じValhallaのShimmerも持っていますが、これは大きなリバーブとは別物です。
キラキラと伸びていく響きを、ボーカルの返しにここぞというところで足す、効果として使っています。

ずっと鳴らすのではなく、返しの音量をオートメーションで書いて、ここぞというところだけ上げています(使い方はLogicのオートメーションの記事に書きました)。
Valhalla Shimmer(公式サイト・直販のみ) →
大きなリバーブのほうは、Valhallaの無料のSupermassiveがあります。
大きな響きを作れるリバーブなので、大きなリバーブを新しく買う必要は、今の私にはありません。
Valhalla Supermassive(公式サイト・無料) →
まとめると、持っているもの別に、私なら次のように考えます。
- Supermassiveなど、大きなリバーブをもう持っている人:急いで買わなくていい
- 色のあるリバーブを1本足したい人:先にVintageVerbを見る
Blackholeが向いているのは「聴いて、相性がいいと思った人」
見送っている私でも、Blackholeが合う人はいると思っています。
一度YouTubeなどで音を聴いてみて、自分の曲と相性がいいと思えた人なら、買っていいと思います。
上に貼った公式の動画のほか、Eventideは14日間の無料体験版を出しています。
動画で気になったら、体験版を自分の曲に挿して、ボーカルやシンセにかけて確かめることができます。
私のようにSupermassiveなど大きなリバーブを持っているなら、それらと聴き比べてみると、要るかどうかが分かりやすいと思います。
リバーブ全体で「結局どれを買えばいいか」は、こちらで比べています。
値段の動き:Blackholeは何度もセールになる
Plugin Boutiqueでの通常価格は¥16,500です。
ただ、確認できた記録だけでも、この1年で何度もセールがあり、80%オフまで下がったこともありました。

記録を見るかぎり、通常価格で買う必要はなさそうです。
欲しいと決めたら、次のセールを待っても大きく損はしないはずです。
過去の記録では、ブラックフライデーの時期にさらに安くなったこともあります。
その年ごとに値段は変わるので、ブラックフライデーの各社の動きはブラックフライデーのまとめで追っています。
今の価格は、上下のボタンに表示されます(セール中はオレンジになります)。
確認できた過去のセール
ここに載せているのは、出典で確かめられたものだけです。
日付はそれぞれの出典が記録した日で、セールの期間すべてではありません。
- 2025年3月:Eventide公式で、クーポン(COSMOS29)を使うと$29(plugin.deals)
- 2025年10月16日〜21日:Plugin Boutiqueで$39(通常$199・80%オフ)(rekkerd.org)
- 2025年11月25日:Gear4musicで$31.65(Music Software Deals の価格の履歴)
- 2026年2月(28日まで):Plugin Boutiqueの14周年セールで、Blackholeを含むEventideのプラグインが最大82%オフ(rekkerd.org)
- 2026年10月1日:Plugin Boutiqueで¥8,380(通常¥16,500・49%オフ)
まとめ
- Blackholeは、現実にはない大きな空間を作る「効果としてのリバーブ」
- 私はリバーブの中では特殊枠と考えていて、足すならVintageVerbのほうがいいと思っている
- 大きなリバーブは無料のSupermassiveで足りているので、見送っている(Shimmerはキラキラした効果で、リバーブとは別に使っている)
- YouTubeや14日間の体験版で聴いて、自分の曲と相性がいいと思えた人なら買っていい
- この1年でも何度もセールになっているので、買うならセールの時に
🔥 セール中 ¥8380(通常 ¥16500)〜11/1まで:Eventide Blackhole を見る →
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