初心者ボカロP向け ブラス音源の選び方|オケ音源の金管では足りなかった私が、ポップス用のブラスを探して分かったこと

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シティポップっぽい曲を作っていると、どこかでブラスが欲しくなります。

サビの後ろで「パーッ」と伸びる音や、ドラムと一緒に「パッ」と決める音です。

 

私が最初に作った曲もシティポップで、ブラスは白玉(長く伸ばす音)とキメに使いました。

そのとき手元にあったのは、オーケストラ音源の Miroslav Philharmonik 2 に入っている金管だけです。

 

正直に言うと、ポップスのブラスとしては足りませんでした。

足りなかったのは、トランペットとサックスです。

 

今もブラス専用の音源は1つも持っていなくて、いちばん欲しい音源の1つになっています。

この記事では、そんな私が調べたことをもとに、初心者ボカロPがブラス音源を選ぶときの考え方をまとめます。

 

先に結論を置いておきます。

ポップスのキメや白玉に使うなら、オーケストラ音源の金管より、トランペットとサックスがそろったポップス用のブラス音源を選ぶほうが早いです。

 

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私がブラスを入れたのは、シティポップの白玉とキメ

選び方の前に、私がボカロ曲のどこでブラスを鳴らしたかを書いておきます。

使う場面がはっきりすると、要る楽器も見えてくるからです。

 

1つ目は白玉で、コードを長く伸ばして、歌の後ろを厚くする使い方です。

2つ目はキメで、ドラムやベースと同じタイミングで短く鳴らして、曲の区切りを目立たせる使い方です。

他にも隙間のオブリガード的な使い方もあります。

 

どちらも、オーケストラの曲で金管が鳴らす役目とは少し違います。

オーケストラの中の金管というより、ポップスのホーンセクションの音がほしかったんですね。

 

ブラス音源は「どこで鳴らすか」で選ぶ

私が持っているもの・調べたものを、使いたい場面で並べると、次のようになります。

 

ブラス音源を使いたい場面で選ぶ図。手元で試すならLogic純正のStudio Horns、オケの中の金管ならMiroslav Philharmonik 2などオケ全体の音源、ポップスのキメ・白玉ならHollywood Pop Brass、編成を自分で組むならSession Horns Pro

 

Logic Pro を使っているなら、お金をかける前に、純正の Studio Horns という音源も入っています。

Apple のサポートによると、Logic Pro 10.4 以降に、ブラスの Studio Horns と弦の Studio Strings が入っています(Create realistic string and horn parts in Logic Pro for Mac)。

 

ここから先は、オーケストラ音源の金管、ポップス用のブラス音源、Native Instruments のホーン音源の順に、私の考えを書いていきます。

 

オケの金管でまかなえるのは、オーケストラの曲まで

ブラスの音は、オーケストラ全体が入った音源にも入っています。

私がずっと使っている Miroslav Philharmonik 2 にも、弦・木管と並んで、金管(Brass)が合奏とソロで入っています。

 

Miroslav Philharmonik 2のカテゴリ一覧。StringsとWoodwindsに並んで、BrassにもEnsembleとSoloがある

 

木管や金管を使いたいときは、今も Miroslav 2 を開いています。

古い音源なので、前に出すとリアルさは足りませんが、オケの中のつなぎとしては今も助かっています。

 

ただ、シティポップの白玉やキメに使おうとすると、話が変わります。

ポップスのブラスとして欲しいトランペットとサックスが、私には足りませんでした。

 

ちなみにサックスは、見た目は金管でも、厳密には木管楽器です。

なので「金管の音源」を探すと、サックスが入っていないこともあります。

 

Miroslav 2 で何ができて、どこが古く感じるかは、Miroslav Philharmonik 2 のレビューに書きました。

オーケストラ音源を何も持っていない人は、弦も含めて「オケごと買うか」を先に考えたほうがいいので、こちらの記事も参考にしてみてください。

 

初心者ボカロP向け ストリングス音源の選び方|弦はHollywood Strings 2に落ち着いた私が、「弦だけか、オケごとか」で分ける理由

 

ポップスのブラスなら、私は Hollywood Pop Brass が気になっている

ポップス用のブラス音源で、私が今いちばん買おうか迷っているのが、EastWest の Hollywood Pop Brass です。

 

EastWest Hollywood Pop BrassのOpus画面。左にエンベロープ、中央にアーティキュレーションの一覧、下に鍵盤

 

EastWest の公式ページによると、中身はトランペット2本・トロンボーン1本・サックス1本の4人編成のホーンセクションです。

サックスは、音の高さに合わせてバリトン・テナー・アルトが入れ替わるようになっています。

 

あらかじめ録音されたフレーズやリックも入っていて、こちらはサックスが2本になった5人編成です(EastWest 公式)。

私が足りないと感じたトランペットとサックスが、最初からセットで入っているのが、気になっている理由です。

 

どんな音が鳴るのかは、EastWest の公式の動画で聴けます。

 

 

Hollywood Pop Brass は、EastWest の Opus というアプリの中で動きます。

私が弦に使っている Hollywood Strings 2 も Opus で動くので、アプリを増やさずに済みます。

 

買うなら、20%オフ以上になったときにしようと思っています。

EastWest は年に何度もセールがある会社なので、急がずに待てるのも助かります(EastWest のセールの来かた)。

 

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初心者に勧めやすいと聞くのは、Native Instruments のホーン音源

ブラス音源でよく名前を聞くのが、Native Instruments の Session Horns シリーズです。

KOMPLETE に入っているホーンセクションの音源で、いちばん使いやすいと聞きます。

 

ただ、私は KOMPLETE を買う予定がないので、使ったことはありません。

ここからは、公式と Plugin Boutique のページで分かることだけを書きます。

 

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上位版の Session Horns Pro には、サックス3種・トランペット3種(ミュートを含む)・フリューゲルホルン・トロンボーン2種・チューバの、10の楽器が入っています。

その中から最大6人までを選んで、自分のホーンセクションを組めるのが特徴です(Native Instruments 公式)。

 

公式のページでは、KOMPLETE の上位版(Ultimate)にも入っている音源として紹介されています。

KOMPLETE をまとめて買うかどうかで迷っている人は、KOMPLETE のセールの記事も見てみてください。

 

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もう少し軽いものなら、無印の Session Horns もあります。

 

Plugin BoutiqueのSession Hornsの製品ページ(2026年10月7日時点で¥17,250)

 

Plugin Boutique のページによると、170以上のフレーズが入っていて、そのまま鳴らすことも、自分で弾くこともできます。

ダウンロードの大きさも、Pro よりずっと小さく収まっています。

 

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私はサックスやトランペットの音を持っていないので、ホーンの音源には Kontakt のフル版が要るのでは、と思っていました。

でも Plugin Boutique の動作環境を見ると、Session Horns も Session Horns Pro も、無料の Kontakt Player で動くと書かれています。

 

Kontakt を揃えない方針でも、Player で動く音源なら選べます。

Player で動く音源と、フル版が要る音源の見分け方は、Kontakt Player の記事にまとめています。

 

買う前に確かめたいのは、サックスと容量

ブラス音源を選ぶときに、私が確かめておきたいのは2つです。

 

1つ目は、サックスが入っているかどうかです。

上に書いたとおり、サックスは厳密には木管なので、金管だけの音源やオケの金管には入っていないことがあります。

 

私がシティポップで欲しかったのも、まさにトランペットとサックスでした。

Hollywood Pop Brass と Session Horns Pro は、どちらもサックスが入っています。

 

2つ目は、容量です。

Plugin Boutique の動作環境では、Hollywood Pop Brass が59GB、Session Horns Pro が展開後42.4GB、Session Horns が4.88GBとなっています。

 

私も EastWest の音源は容量が大きくて、全部は入れていません。

ブラスを足すときは、入れておくストレージの空きも一緒に見ておくと安心です。

 

まとめ:ポップスのブラスは、トランペットとサックスがそろった音源で

ブラスは、オーケストラ音源の金管でもある程度は鳴らせます。

オケの中のつなぎなら、私も今も Miroslav 2 を使っています。

 

でも、シティポップの白玉やキメのような、ポップスのブラスを入れたいなら話は別です。

トランペットとサックスが足りないと、ブラスとして物足りなく感じると思います。

 

私はブラス専用の音源を1つも持っていないので、Hollywood Pop Brass を20%オフ以上で買おうと考えています。

初心者向けの定番としてよく聞くのは、Native Instruments の Session Horns シリーズです。

 

Logic Pro を使っているなら、純正の Studio Horns も入っているので、手元で鳴らして比べてから選べます。

 

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