フィルター1本で ¥25,970。
FabFilter の Volcano 3 の、Plugin Boutique での通常価格です。
正直、フィルターとしては高めだと感じています。
それでも、ずっと候補から外れないのが Volcano 3 です。
私は Volcano 3 を持っていません。
ふだんのフィルターは Logic Pro 純正の AutoFilter で足りていて、フィルターの使い方にもそれほど詳しくありません。
そんな立場から、Volcano 3 がどんなプラグインかを FabFilter 公式の情報で整理し、買い時の考え方、どんな人に向くか、確認できた過去のセールをまとめます。
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買い時の考え方:FabFilter は大きく下がらないので、欲しいなら通常価格でもいい
フィルター1本にこの値段なので、私の中では優先順位は低めです。
ただ、FabFilter はもともと値引きの幅が大きくない会社です。
確認できたセールはどれも25%オフ前後で、半額のような下がり方は見つかりませんでした。
なので、本当に欲しいなら、安くなるのを待たずに通常価格で買ってもいいと思っています。
急いでいない人は、毎年25%オフ前後になっているブラックフライデーを目安にするのも一つです。
詳しくは下の「過去のセール」にまとめました。

FabFilter Volcano 3はどんなプラグインか:4つのフィルターをつないで、動かす
Volcano は、2005年の初代から続く FabFilter のフィルタープラグインです。
公式は「ビンテージのような、ざらっとした、クリーミーなフィルター」を売りにしています。

1つのプラグインの中に、アナログ風のフィルターを最大4つ置けます。
ローパスやハイパスだけでなく、バンドパス、ベル、シェルフ、ノッチ、オールパスまで選べます。
ピークを上げると、昔のアナログフィルターのように自己発振したり、歪んだりするのも特徴です。
フィルターごとに Drive のつまみがあり、中のサチュレーションの量を変えられます。

公式で確認できたほかの特徴は次のとおりです。
- 4つのフィルターを直列・並列でつなげ、左右別々やミッド/サイドでも分けられる
- フィルターごとに Level と Pan を決められる(並列でつないだときに便利)
- 傾きは 6dB/oct から選べる
- High Quality にすると、内部のオーバーサンプリングを最大にして処理する
- 30日の体験版がある
フィルターを「動かす」仕組み:ワウのような動きも作れる
Volcano 3 の本領は、フィルターを止めたまま使うより、時間に合わせて動かすところにあると思います。
動かすための部品として、16ステップの XLFO、XY コントローラー、エンベロープジェネレーター、エンベロープフォロワー、MIDI が用意されています。
つまみにドラッグ&ドロップするだけで、つなげられます。

たとえばエンベロープフォロワーは、入ってくる音の大きさの動きをそのままフィルターを動かす信号に変えます。
強く弾いたところでフィルターが開く、といったワウのような動きは、この仕組みで作れるはずです(私が試した使い方ではなく、公式の機能から考えた説明です)。
FabFilter 公式の紹介動画です。
この動画を見て、結構かっこいいと感じました。
ギターに使っている場面もあって、そこもかっこよかったです。
私が Volcano 3 を候補にしている理由:Pigments のフィルターが面白かった
私がメインで使っているシンセは、Arturia の Pigments です。
Pigments にはフィルターの種類がたくさん入っていて、そのフィルターが面白いと感じていました。

シンセの中のフィルターでこれだけ面白いなら、フィルター専門の有料プラグインはもっと面白いのでは。
そう思ったのが、Volcano 3 が気になったきっかけです。
Pigments の使い方は、こちらにまとめています。
Pigments レビュー|Dexed・Vitalが合わず流れ着いた、ボカロ制作のファーストチョイスにしているシンセの話
Arturia 公式の Pigments の紹介動画です。
とはいえ、ふだんのフィルターは Logic の AutoFilter で十分だと思っています。
それでも1本ぐらいはフィルター専門の高いものが欲しいと思うことがあって、その1本の候補が Volcano 3 です。
フィルターの使い方にあまり詳しくない私としては、これで面白い曲が作れるなら買う価値はある、というのが今の考えです。
どんな人に Volcano 3 が向くか
私は持っていませんが、次のような人には選ぶ価値があると思います。
- フィルタープラグインをまだ持っていない、初心者のボカロP
- 性能の高いフィルターが1本欲しい人
- フィルターで音に動きを出したい人。ワウのような動きで、ギターやシンセの可能性を広げたい人
逆に、DAW 純正のフィルターで足りている人は、急いで買う必要はないと思います。
私自身がそうで、だからこそ優先順位は低めにしています。
同じ FabFilter のクリエイティブ系では、Saturn 2 のセールと買い時 も書いています。
Volcano 3 は Saturn 2・Timeless 3・Twin 3 と一緒に Creative バンドルにも入っているので、まとめて考えるなら FabFilter のバンドル比較 も参考にしてください。
過去のセール
確認できた Volcano 3 の価格とセールです(ユーロ表記は海外の告知記事の金額)。
- 2021年11月:Volcano 3 が発売。FabFilter 公式での価格は€109(gearnews)
- 2021年12月〜2022年1月1日:FabFilter の Holiday Sale。プラグイン・バンドル・アップデートが25%オフで、発売直後の Volcano 3 も対象(Sonicstate)
- 2023年11月(〜11月27日):FabFilter のブラックフライデー。プラグイン・音源・バンドルが最大25%オフ(告知に Volcano 3 の個別の記載はなし)(gearnews)
- 2025年11月〜12月1日:FabFilter のブラックフライデー。プラグインとバンドルが25%オフ(公式ショップ・Plugin Boutique など。告知に Volcano 3 の個別の記載はなし)(rekkerd)
値引きは25%前後で頭打ちで、それより大きく下がった記録は見つかりませんでした。
FabFilter のブラックフライデー全体の流れは FabFilter のブラックフライデー にまとめています。
まとめ
Volcano 3 は、アナログ風のフィルターを最大4つつなぎ、XLFO やエンベロープフォロワーで動かせるフィルタープラグインです。
フィルターとしては高めで、私の中の優先順位は低いものの、Pigments のフィルターの面白さを知っているぶん、候補からは外れていません。
FabFilter は大きく値下がりしない会社なので、欲しい人は通常価格で、待てる人はブラックフライデーの25%オフ前後を目安にするのがいいと思います。
まずは30日の体験版で、自分の曲で面白く使えるかを確かめてみてください。
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Pigments を Plugin Boutique で見る →
FabFilter Saturn 2 を Plugin Boutique で見る →







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