Mercury Synthesizer Collectionのセールは買い?Jupiter 3台セットの値動きと買い時|V Collection派のボカロPが「Jupiterの音だけ欲しい人ならこれでいい」と思う理由

本記事はアフィリエイトプログラム(Plugin Boutique 等)を利用しています。リンク経由の購入で売上の一部が当サイトに還元されますが、価格は変わりません。

 

Mercury-8・Mercury-6・Mercury-4 を Plugin Boutique で1台ずつ買うと、通常価格の合計は ¥30,840 です。

3台をまとめた Mercury Synthesizer Collection の通常価格は ¥32,590 で、セットのほうが少し高い値段がついています。

 

つまりこのセットは、セールで下がったときにはじめて「まとめ買い」の意味が出てきます。

ただ、セールで下がったとしても、私自身はこのセットを買いません。

 

それでも、Jupiter の音がどうしても欲しい人には、このセットでいいと思っています。

私がそう考える理由と、過去のセールの値動きを順に見ていきます。

 

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Mercury Synthesizer Collectionは、Jupiterの3台をまとめたセット

Mercury Synthesizer Collection は、Cherry Audio のシンセ3台が入ったバンドルです。

3台とも、70年代から80年代にかけての Jupiter シリーズのアナログシンセがもとになっています。

 

Plugin BoutiqueのMercury Synthesizer Collection Bundleの製品ページ(2026年10月14日時点で¥22,480・通常¥32,590)

 

いちばん大きいのが、1981年の Jupiter-8 をもとにした Mercury-8 です。

音を2つ重ねたり、鍵盤の左右で分けたりでき、それぞれ16音まで同時に鳴らせます。

 

Cherry Audio Mercury-8 の画面。オレンジの見出しが並ぶパネルに、アルペジエーターとシーケンサー、下段にエフェクト列(Plugin Boutique の製品画像)

 

アルペジエーターとステップシーケンサー、20種類のエフェクトも入っていて、プリセットは600以上あります。

元の Jupiter-8 のプリセットを再現したものも含まれているので、まずはプリセットを弾いて当時の音を確かめる、という入り方ができます。

 

Cherry Audio の公式動画では、Mercury-8 の音と画面をひととおり見られます。

 

 

2台目の Mercury-6 は、Jupiter-6 がもとです。

公式の説明では、暗くて複雑な音のキャラクターが特徴とされていて、こちらもプリセットが500以上あります。

 

Cherry Audio Mercury-6 の画面。VCO・VCF・ENV のフェーダーの下に LAYER・ARPEGGIO・ASSIGN と、エフェクトの切り替え(Plugin Boutique の製品画像)

 

3台目の Mercury-4 は、70年代の終わりに出た Jupiter-4 がもとです。

元の機械は4音までしか同時に鳴らせませんでしたが、Mercury-4 では16音まで鳴らせるようになり、テープエコーのエフェクトも付いています。

 

Cherry Audio Mercury-4 の画面。紺のパネルに VCO・VCF・VCA のフェーダーと、テープエコー・リバーブの欄(Plugin Boutique の製品画像)

 

動作環境は macOS 10.13 以上で、Apple Silicon の Mac にも対応しています。

Cherry Audio という会社そのものの話や、ほかの製品のセールは、Cherry Audio のセールの記事にまとめています。

 

公式の動画で感じたのは、懐かしい音と古く見える画面

公式の動画を見て、音は 1980年代ぐらいの懐かしい音がすると感じました。

 

一方で、画面の見た目は私の好みではありませんでした。

正直に言うと少し古臭く感じましたし、つまみの数もかなり多いです。

 

Mercury-4 も、公式の動画で音と画面を確かめられます。

 

 

私が持っているシンセの中では、Arturia の Pigments が使いやすいと感じています。

そのこともあって、昔のシンセをそのまま再現したものには、あまり興味が湧かないのが本音です。

 

Pigmentsのフィルターの種類を選ぶメニュー。Mini・MS-20・Jup-8・SEMなど昔のアナログシンセを模したモデルが並ぶ

 

逆に言えば、Arturia の製品のような モダンなデザインだったら、買ってもいいと思えたかもしれません。

Pigments を使ってきた感想は、Pigments のレビューに書いています。

 

3台のセットでも、私はV Collectionを選ぶ

このセットは、Jupiter という1つのシリーズに絞ったセットです。

そう考えると、見方は少し変わります。

 

それでも私は、Arturia の V Collection を選ぶほうが早いと考えています。

V Collection は、シンセの種類が多く、アナログ系の名機もかなり集まっているからです。

 

いろいろな曲が作れて面白いですし、まとめて買えば1台あたりの値段もかなり安くなります。

Jupiter の音だけが欲しいなら単品という手もありますが、買い集めていくと、ほかの音も必ず欲しくなると思っています。

 

Arturia にも、Jupiter-8 を再現した Jup-8 V があります。

 

Jup-8 Vの画面。LFO・VCO-1・VCO-2・HPF・VCF・ENV-1・ENV-2と、下にアルペジオのボタンが並ぶ(Arturia公式の製品画像)

 

ただし、Jup-8 V が入っているのは V Collection 11 Pro のほうで、入門版の V Collection 11 Intro には入っていません。

Jup-8 V を単品で買うか、V Collection にするかは、こちらで詳しく比べています。

 

Jup-8 Vのセールはいつ?過去の値動きと買い時|Jupiter-8の音が好きなボカロPが、単品よりV Collectionを選ぶ理由

 

V Collection の Intro に入っている音源は、V Collection 11 Intro の記事で一覧にしています。

 

Arturia V Collection 11 Pro を Plugin Boutique で見る →

 

単品の合計と比べると、セットが得になるのはセールのとき

このセットの3台は、Plugin Boutique で1台ずつ買うこともできます。

通常価格は、Mercury-8 が ¥12,020、Mercury-6 が ¥10,280、Mercury-4 が ¥8,540 です。

 

Plugin BoutiqueのMercury-8の製品ページ(2026年10月14日時点で¥12,020)

 

3台を足すと ¥30,840 で、セットの通常価格 ¥32,590 よりも安くなります。

そのため、セールなしの値段でセットを買う理由はほとんどありません。

 

セットを選ぶなら、セールでこの合計を大きく下回ったときです。

3台すべてが要るのか、Jupiter-8 の音だけで足りるのかを先に決めておくと、迷わずに済みます。

 

セールで買っていいかは「用途による」

セールのときに買うかどうかは、私は用途によると思っています。

Jupiter の音だけが目当てなら、このセットを買えばいいと考えています。

 

いちばん向いているのは、Jupiter の音や、昔のアナログシンセの音がどうしても欲しい人です。

この音でなければ、という人にはおすすめできると思います。

 

シンセをまだ1つも持っていなくて、昔のアナログシンセを使ってみたい人にも、買う価値はあると思います。

逆に、いろいろなシンセの音をこれから集めたい人や、モダンな画面で音を作りたい人は、V Collection や Pigments とも見比べてみてください。

 

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過去のセール

確認できたものだけを並べます(ドル表記は海外の告知記事・Cherry Audio 公式ストアの金額です)。

 

  • 2025年10月24日〜11月3日:Plugin Boutique のブラックフライデー先行セール。Cherry Audio が最大65%オフで、対象に Mercury-6(出典:rekkerd)
  • 2025年11月〜12月1日:Cherry Audio 公式のセール。Mercury-4 が $19(通常 $49)、Mercury-6 が $29(通常 $59)(出典:Cherry Audio 公式)
  • 2026年5月〜6月1日:Mercury-8 が $39(44%オフ)。Plugin Boutique でも(出典:rekkerd)
  • 2026年10月1日の告知:Plugin Boutique 限定のセールを延長し、Mercury Synthesizer Collection Bundle が $99(ほぼ50%オフ)(出典:rekkerd)
  • 2026年10月〜10月31日:Plugin Boutique で Mercury Synthesizer Collection Bundle が ¥22,480(通常 ¥32,590・31%オフ)

 

確認できた範囲では、単品はブラックフライデーの時期に半額前後まで下がっています。

2026年10月のセットのセールは、円では31%オフなので、深い値下がりとは言えません。

 

急いでいないなら、ブラックフライデーまで待って、単品とセットの値段を見比べてから決めるのも1つの手です。

ほかの会社も含めたブラックフライデーの流れは、ブラックフライデーのまとめで確認できます。

 

まとめ:Jupiterの音が目当てならこのセット、広く集めるならV Collection

Mercury Synthesizer Collection は、Jupiter-8・6・4 をもとにした3台のセットです。

公式の動画で聞く限り、音は80年代らしい懐かしい音でした。

 

一方で、画面は古く見えて、つまみも多めです。

私はモダンな画面の Pigments が使いやすく、昔のシンセを集めるなら V Collection を選ぶので、このセットは買いません。

 

それでも、Jupiter の音がどうしても欲しい人や、シンセを持っていなくて昔のアナログの音から始めたい人には、このセットで十分だと思います。

単品の合計より高くならない、セールのときを選んで買ってください。

 

Jupiter の音や、昔のアナログシンセの音がどうしても欲しい人に。

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いろいろな名機の音を、まとめて集めたい人に。

Arturia V Collection 11 Pro を Plugin Boutique で見る →

 

見やすいモダンな画面で、音作りをしたい人に。

Pigments を Plugin Boutique で見る →

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